鳥海高原矢島まるごとブランドづくり協議会 主催

鳥海高原矢島まるごとブランドづくり事業

成果発表会

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2014年11月27
(木) 〈由利本荘市矢島町〉

 事業の円滑な実施のため、定期的に開いている「鳥海高原矢島まるごとブランドづくり協議会」。今年度の活動内容を確認するため、第8回協議会では、成果発表会が行われました。

基調講演「マルシェって何?」
 

 

 

 講師は、大塚 洋一郎先生NPO法人農商工連携サポートセンター代表理事)
 この事業をトータルでサポートしていただいています。ご自身も、東京で常設のアンテナショップ「ちよだいちば」を運営していらっしゃり、経験談とここ5年で急増した都市部での「マルシェ」についてお話いただきました。
 

 

聴講する参加者の皆さん。   授業「地域学」の一環で参加した秋田県立矢島高等学校の皆さん。
     
取組成果発表
続いて、事業に参加した5団体から、取組成果が発表されました。
  やさい王国(矢島町農林水産物直売施設】
 土・日の限定メニューで「鳥海高原ジャージー牛丼」を提供。この時のロゴ作成に矢島高等学校の皆さんにお願いし、連携が実現。
「鳥海山をイメージした白髪ねぎの切り方が難しかったな~」と思い出を振り返る小番会長。

 
NPO法人あきた菜の花ネットワーク
桃野のロケーションがすばらしい。すばらしい高原を多くの人に知ってもらうためには「見る(菜の花まつり)」「食べる(とうもころし生食と加工品)」「体験(農業体験)」 が大切。
「苦労は、天気に裏切られた時!」と鈴木さん。
8月のとうもろこしとじゃがいもの収穫体験は、3回実施し、60人近く参加してくれたそうです。
これからは、市内のスポーツ愛好団体とのコラボした体験イベントも考えたいとお話されました。 
 
 

花立牧場工房ミルジー(株式会社鳥海高原ユースパーク)】
ソフトクリームの新商品開発についてお話されました。 


由利高原鉄道株式会社
モニターツアーの予算の立て方が難しかったことを報告。「次も続けることができる価格設定」「送客手数料が発生することも念頭に置いてほしい」とアドバイスして下さいました。 
 
農事組合法人鳥海高原花立牧場
牧場festa2014」について、振り返りました。もうすでに「牧場festa2015」の実現に向けて、構想をあたためていらっしゃいました。また、ジャージー牛の牛肉の生産・供給についても意見が交わされました。

 

 

 事業総括発表~今後の課題

 
【プロジェクトリーダー 佐藤晃一 由利本荘市役所矢島総合支所長】
製造から販売まで行っていくことは大変なこと。でも今回の取り組みがいいきっかけとしてルートが出来たのは良かったと総括。 
 

聴講した生徒さんからも、「もっとたくさんの人に(取り組みを)知ってもらいたい」「『矢島の歴史を伝えよう』に加えていきたい」との心強いメッセージがありました。

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今後の課題として、
●ジャージー牛肉の安定供給に向けて
●やさい王国の売上アップ(漬物の販売強化) などが出されました。
「ネットワークは使わないとすぐ(つながりが)切れちゃう」とのアドバイスもありました。

細く長く取り組みが続くことで、「モノの流れ」と「人の流れ」がうまく生まれていく-鳥海高原矢島まるごとブランドづくり協議会の挑戦は、まだ始まったばかりです。


 
ついに出会えた、桃野のコーンスープ

とうもろこしパウダーと出会ってから、「コーンスープで味わいたいな~」と思い続けていたら、ついに!!コーンスープを試飲させていただきました!平均糖度16度のとうもろこしパウダーを使っているそう。甘くてコクがあって、満足の一杯でした!あったまる一杯でしたので、もし、冬のマルシェで出品したら人気がでるのでは!?