(県北)能代市 檜山地域/Hiyama Area, Noshiro City
令和6年10月25日 / October 25th, 2024
檜山地域で、能代市立第五小学校3年生22名による大豆の収穫体験が行われました。 里地里山の秋の朝は、朝靄でひんやり冷え込んでいましたが、児童が到着する頃には澄んだ青空が広がっていました。
In the Hiyama area, 22 third-graders from Noshiro City Daigo (5th) Elementary School participated in a soybean harvesting experience. The autumn morning in Satoyama was chilly and misty, but by the time the children arrived, the sky had cleared to a brilliant blue.
校長先生に引率された児童たちは、ハツラツとしてとても元気です。体験を指導するのは(農)アグリ檜山のスタッフ5人です。
「種蒔きはいつでしたか?」の問いに、「6月7日でーす」と元気な声で返事していました。豆の品種はリュウホウ。
豆が付いている枝を集めて、木の棒で叩きます。
豆がたくさん付いている枝をポキポキと折ってビニールシートに集めます。
それを棒で思いっきり叩くときれいな大豆がパラパラとこぼれます。気分爽快のようです。
今度はこぼれた豆を集めて、唐箕(とうみ)で選別です。
法人自慢の高性能コンバインの作業見学もしました。とても早く刈り取りできて、きれいな豆が沢山収穫できます。
体験の終わりに、児童全員で感謝の気持ちを歌で伝えました。
児童たちは、昔と現代それぞれの大豆収穫を同じ地域に暮らす皆さんから教わりました。地域と共に生きる力が大きく膨らんだように見えました。そして、受け入れした農事組合法人アグリ檜山の皆さんも「子どもたちから元気をもらった」と話していました。
The children learned both traditional and modern ways to harvest soybeans from local residents. It seemed they gained a deeper sense of connection to their community. The staff of the host organization, Agricultural Cooperative Agri Hiyama, also shared that they felt energized by the children's enthusiasm.
- 檜山地域は、檜山追分旧羽州街道松並木沿いに田園風景が広がっています。そして、軽快な秋田音頭でも歌われている檜山納豆が有名です。
マップは、農事組合法人アグリ檜山(取材した圃場周辺)を指しています。
檜山地域は、「守りたいあきたの里地里山50」に認定されています。
取材:情報発信推進員 七尾清己