(県南)仙北市 白岩地域/Shiraiwa Area, Semboku City
令和4年8月15日 / August 15th, 2022
400年以上も歴史のある、祖先の供養と五穀豊穣を祈願する仙北市白岩地域の盆行事「ささら舞」が行われました。
獅子頭をかぶった三人が腰に下げた太鼓を打ち鳴らし、笛の音に乗って躍動感溢れる舞を披露しました。「ザッザカ」と呼ばれるひょっとこ面を着けた道化役は、束ねた木を擦って音を出す打楽器を鳴らし、おどけながら踊りました。
The Sasaramai is a Bon Festival event in the Shiraiwa area of Semboku City, which has a history of more than 400 years. It is held to pray for the repose of ancestors and a good harvest.
Three men wearing lion's heads beat drums tied on their waists and performed an energetic dance to the sound of a flute. The clown, wearing a "zazzaka" mask, played a percussion instrument made by bundles of wood rubbed to produce sounds and danced humorously.
民家の庭先で舞う若者たち
踊りも熱を帯び、佳境に入ります
休憩中、獅子頭を着け直します
今年は、小学生の子どもたちによる「子どもささら」も同地域にある雲巌寺で披露されました。地域の伝統を受け継ぐ姿を大人たちに見守られてやり遂げました。
This year, elementary school children also performed "Kodomo (Kids) Sasara" at Ungan-ji Temple in the same area. The adults watched as the children performed to carry on the traditions of local community.
出番前のひと時。準備を整えて大人も子どもも和やかに。
雲巌寺山門前の広場で。緊張の始まり。
子どもささらが終わってほっと一息する子どもたち。そしてお囃子の皆さん。
厳めしいお姿の獅子頭
周辺情報
マップは、雲巌寺を指しています。
白岩地域は、守りたいあきたの里地里山50」に認定されています。
取材:情報発信推進員 山本信作