(県北)小坂町 大地地域 / Daiji Area,Kosaka Town
令和3年8月20日 / August 20th, 2021.
大地地域で、今年で6年目の作付けとなるひまわりが登熟期に入っていました。集落26戸の住民による「大地のひまわりの会」が管理しています。住民みんなで堆肥で育て、除草・収穫することにより、農村地域の環境と住民の絆が保たれています。
The sunflowers in the Daiji area were in the ripening season, and it was the 6th time this year. The sunflower field is managed by a group called “Daiji no Himawari no Kai,” a group with residents of 26 households from the village.
The residents together create compost, remove weeds and harvest the sunflowers, which helps them to conserve the environment of the rural area and the bonds amongst the residents.
ひまわりは、みんな一方向をむいて頭が重そうにうつむいています。今年の栽培面積は1.5ha。
集落の入り口に設置されているPR看板と「守りたい秋田の里地里山50」認定の標柱。
ひまわりは、9月下旬に収穫、乾燥を経て11月に種取りをします。種取りは手作業で3日ほど要しますが、重労働の割には楽しくできるとのことです。そのあと種は、町内の搾油施設で搾られ、瓶詰めし、ひまわり油となって全量地域に分配されます。
Sunflowers can be harvested in late September, dried, and then seeded in November. Seeding is manual labor and takes about 3 days, but they say it’s rather enjoyable despite of hard work. After that, the seeds are pressed and bottled, before the oil is distributed throughout the community.
※大地のひまわりの会(小舘康弘会長)に取材をしました。
写真は、「大地のひまわり」のラベルが貼られた、昨年のひまわり油です。
今年は天気が良く、200ℓ程のひまわり油が見込まれていますが、現在、市販は行っていません。
マップは、ひまわり畑周辺(大地会館)を指しています。
大地地域は、「守りたいあきたの里地里山50」に認定されています。
取材:情報発信推進員 七尾清己