飲食メニュー開発研修会<令和3年10月18日実施>
10月18日、三種町役場琴丘支所内にある調理実習室にて、飲食メニュー開発研修会を実施しました。今年度は、地域の食材を生かしたメニュー開発とPRを行い、農山村に誘客を図る目的で実施しました。
専門家として「イタリア料理&体験料理教室ペコリーナ(秋田市)」を経営する吉田岳青(たかお)先生をお招きし、研修には当協議会会員が参加しました。
調理講習
イタリア料理&体験料理教室ペコリーナ
吉田岳青先生
吉田先生からは、ミニ講義として「和食と洋食の違い」について教えてもらいました。そもそもの考え方が違う和食と洋食。油の使い方、日本酒とワインの役割の違いなど先生の説明に「なるほど!」とうなずきました。
先生が本事業のために考案してくれたメニューは6品です。新型コロナウイルス感染症対策を講じて、今回は実演のみをしていただきました。
豊富な食材に対し、メニューがワンパターン化しやすいという悩みがよく聞こえてきますが、先生考案のメニューは、食材を生かすアイデアで溢れ、わくわくするメニューでした。
こちらが先生が実演で作った料理です。また、参加者の皆さんが持参した料理に先生からアドバイスをいただきました。質疑応答や先生のアドバイスに耳を傾け、参加者同士の交流を深めました。今回の料理に対し、参加者の皆さんから「大人から子どもまで楽しめる料理」、「即戦力になる料理」と感想をいただきました。
<参加者が持参した料理>
(写真下・左から)麹漬け、ハタハタ寿司、ガサえびの佃煮、糸カボチャの酢漬け、豚肉と梅なめこ丼、鮭の麹焼き、なす漬け、空豆ごはん
参加者の声
- 身近で季節の食材を使って、フライパンを使っての実習で、すぐ調理してみたいと思いました。これからのお客さんの必須メニューにしたい。
- 洋食メニューなんですが、フライパンで簡単に作業ができる料理(肉料理)に感動でした。ピザはびっくりでした。
- 今日は、普段の“和”の材料を“洋”に変えてのメニューという感じで勉強になりました。