調理講習会 県北地区 <令和2年11月19日実施>

11月19日、北秋田市民ふれあいプラザコムコムにて、調理講習会を実施しました。今年度は、地域で作られている農産物(野菜、山菜、伝統野菜など)や特産品を使った飲食メニューの開発、特にベジタリアン・ビーガンのお客様に対応したメニューについて学びました。
専門家として「メディカルハーブ専門店 自然栽培カフェCocoto(大仙市)」を経営する戸嶋貴美子先生と「公益財団法人あきた企業活性化センター 秋田県よろず支援拠点コーディネーター 」木村まゆみ先生をお招きし、今回は県北地区の当協議会会員を対象に実施しました。

調理講習

はじめに、戸嶋先生から「ビーガン」、「ベジタリアン」について教えていただきました。一口に「ビーガン」と言っても、人それぞれの価値観に違いがあるため、まずはお客様の立場に立って考えられるように、最初の聞き取りが大事とアドバイスをいただきました。

大豆ミートを使ったレシピのほか、身近な農産物や秋田らしい食材を使ったレシピを先生に考案していただき、ポイントやコツを教わりながらの調理講習となりました。今回講習会で習った料理は、グリーン・ツーリズムの会員で共有します。

昼食・交流会

昼食は、講習で作った5品と参加者の皆さんが持参した料理を美味しくいただきました。さらに質疑応答や情報提供の時間を設け、先生のアドバイスに耳を傾け、参加者同士の交流を深めました。ビーガン、ベジタリアンのための料理に対し、最初はハードルを感じる様子でしたが、実際に作ってみると、思ったよりも気軽に取り入れられると感じたようです。
(写真下・左から)キキョウのネギ味噌、白神ワインゼリー、ぶどう漬け、ブラックベリーのピューレ

参加者の声

  • ベジタリアン・ビーガンの違いを分かりやすく説明していただいたのが良かったです。大豆ミートは初めて食べましたが、肉みたいでした。肉・魚が食材に使えなくてもアイディア次第で対応できることを知ることができました。
  • 色々な発見があり感動しました。ハーブの使い方があまり詳しくなかったので、これから使用してみたいと思います。身近にある材料が、こんなアレンジできる事、勉強になりました。
  • 今後、ベジタリアン向けの料理として、肉のかわりにソイミートを使ってみたいです。