- 令和6年12月9日(月)秋田県ゆとり生活創造センター遊学舎
※本ワークショップは、秋田県の農山漁村PR事業の一環で実施しました。
秋田県内の農家民宿、農家レストラン、直売所に関わる事業者を対象に、「こんなお客様に来てほしい」という各施設の希望や想いの実現に向けて学ぶワークショップを実施しました。具体的には、それぞれのターゲット層に響く情報発信(=魅せる力)とお客様にとって心地よい空間の提供の仕方(=空間づくり)を学びました。ワークショップ1回目(全2回)の様子です。
魅せる力:自分の強みを見つけ、伝える方法を学ぶ
食naviステーション代表の木村まゆみ先生を講師にお招きしました。食品開発に携わるほか、ご自身もキッチンカーにて販売を行うなど実体験を踏まえた説得力ある「魅せる力」を教えていただきました。
参加者の皆さんは、各自が考える「強み」3つを挙げるワークを行いました。そして自分の強みを正しい情報として、鮮度の高いSNSを活用して発信することの重要性等を学びました。
空間づくり:店舗改善とレイアウトアドバイス
株式会社パッチワーク取締役の広瀬典子先生を講師にお招きし、空間づくりについて教えていただきました。既存のものを使うことで店舗のリノベーションに導く「0円店舗再生」を実施されています。
広瀬先生の事例紹介はどれも目を見張るもので、空間づくりがお客様に与える印象の強さを客観的に学び、各自の施設(空間)について見直す意欲を引き出していただきました。
参加者の皆さんは、すでにSNSによる情報発信をしている方も多く、先生方からは各SNSをチェックしてもらい、またワークによって挙げてもらった強みを通して、一人ひとりにアドバイスをしていただきました。県内在住の木村先生は、グリーン・ツーリズムへの理解が深く寄り添ったお言葉をいただくのもありがたく、県外からお越しの広瀬先生から秋田の魅力を教えていただくのも貴重な時間でした。
◎以下、参加者の感想です(一部抜粋)。
- 自分の強みとお客様が感じるものが違う場合があるということを改めて考えさせられました。地域の良さを発信するための参考になりました。
- 気づきを改めて感じました。情報発信の仕方について、工夫が必要だと思いました。
- 空間づくりは自分の部屋にも役立つと思いました。イベント、ディスプレイにも利用しようと思いました。
- 具体的にわかりやすく説明して頂き、大変良かったと思います。清潔に掃除、気を付けないといけないと思いました。