令和3年10月20日(水)実施
第3回グリーン・ツーリズムサロンについて
第3回グリーン・ツーリズムサロンの報告
今年度3回目のサロンは、「西明寺栗農家のお仕事拝見&びっ栗!秋満喫ランチ」というテーマで仙北市西木町を訪れました。日本一大きな栗・「西明寺栗」の生産者を訪ね、そして栗の創作料理をランチにいただく企画です。参加者の皆さんには、秋田花まるっGT的マイクロツーリズムとして、西木町内で楽しんでいただきました。
西明寺栗農家のお仕事拝見/農家民宿くりの木
写真上は、当協議会会員・農家民宿くりの木でのひとコマです。西明寺栗の生産者で「佐々木栗園」を営む佐々木弘子さんにお仕事の様子を見せていただきました。写真は、佐々木さんに栗の皮むきのコツを教えてもらった場面です。やはり道具を使いこなす手がプロの技で、皮むきのスピードに驚きました。
この日は、あいにくの雨。仕事のひとつである栗拾いは安全を期して見送りました。「イガ付きの栗が見たかった」というご要望があり、見せていただきました。栗が大きい分、イガも大きい!
初めて見たこの機械、栗を大きさ別に分ける選別機です。結構大きな機械音がするので「これは日中にやるしかないんです」と佐々木さん。皆さん興味津々で、作業にも挑戦しました。
何気なく手に取った西明寺栗を掌に乗せてみました。一番大きなサイズだと玉子くらいの大きさです!
こちらも皆さん初めて見る機械でした。SLの小型という見た目が愛らしい焼き栗機です。圧力調整しながら焼き栗を作ってもらいました。
出来立てほくほくの焼き栗の出来上がりを見せていただき、お土産にしてもらいました。
※くりの木の近況は、公式Instagramをぜひご覧ください。
びっ栗!秋満喫ランチ/農家民宿泰山堂
くりの木を後にし、各自の車で農家民宿泰山堂へ向かいました。こちらでは、西明寺栗を使った料理を含むランチが迎えてくれました♪オーナーの藤井けい子さんは、創作料理がお得意です。お品それぞれに工夫があり、まさにびっ栗(くり)ランチでした。
食後、藤井さんを交えてお話を楽しみました。藤井さんの半生を書いた秋田魁新報のシリーズ「時代を語る」の記事を読んだり、農家民宿について教えていただきました。穏やかな時間を過ごし、初めて訪れた方にもいつもの泰山堂の温かい雰囲気を感じ取っていただけたのではないでしょうか。
短時間ではありましたが、近場を周遊して楽しめる例をひとつご紹介できたのではないかと思っています。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
参加者の声(一部抜粋)
- 地域の魅力ある場所を今回のように線で結ぶことができるよう、PRをもっとしていただきたいです。
- 元気なお母さんとお手製の料理、おいしかった。また次に来たいと思いました。コロナの中でこもりきりの毎日でしたが、一期一会の楽しい時間、忘れられない一日となります。ありがとう!
- 栗がお店に出るまでの作業を教えて頂き、丁寧に商品を扱っている事に感心しました。お土産の焼き栗も頂き、自宅に帰ったら頂きます。