令和2年10月21日(水)実施

 

第3回グリーン・ツーリズムサロンについて

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第3回グリーン・ツーリズムサロンの報告

今年度3回目のサロンは、遊学舎を会場に「オンラインツアーを体験してみよう!」をテーマに実施しました。コロナ禍で生まれた新しい旅のカタチ「オンラインツアー」を体験するのは、事務局も含めて参加者全員が初めて。「オンラインツアーって気になるけどどうやってやるの?」、「地域での活動がコロナの打撃を受けたため、何かできることを探りたい」と疑問や課題をもった皆さんが参加されました。

今回は講義もオンラインにつないで実施しました。講師は、「旅のわツアー」の齋藤あゆみさんです。齋藤さんは、今年3月に湯沢市で「旅のわツアー」を起業したばかりで、コロナの影響が直撃する中、オンラインツアーに挑戦してみたそうです。オンラインでやることのメリットや難しさを教えてもらい、実際に私たちもスマートフォンを取り出して、画面に向かって話してみるなど体験をしました。

次に、参加者で実際にオンラインツアーの企画をしてみました。自分たちの地域を舞台に、どんな目的で開催するのか、どのようなストーリーをつくるのか、ターゲットはだれなのか、どのような内容を配信するのか、じっくり時間をかけて考えた後、発表しあってアイデアを共有しました。

最後は、齋藤さんが過去に実施したオンラインツアーのプチ体験をしました。旅先は、羽後町の「明通りチーズ工房」様です。齋藤さんが工房に行ってチーズ作りに挑戦、スタッフの皆さんへのインタビューする様子を見て私たちも工房をはじめたきっかけや思いを知りました。そして、この日会場に届いていた工房のチーズ3種類をみんなで食べて感想を話し合いました。「オンラインツアー」がどんなものかわからずに難しさのハードルを作っていましたが、今回の齋藤さんのお話にあった「まずはやってみる」に背中を押され、オンラインツアーをはじめ「私も地域で何かできるかも」と皆さんに気持ちの変化があったように感じました。

参加者の声(一部抜粋)

  • ネット環境が重要だと感じた。実際にやってみると課題も見えてくると思うので、まずはスタートしたいですね。
  • 齋藤さんは発信力がすごい。地域の商人。地域に根づいて熱心にがんばっていると思いました。
  • あ~、(オンラインツアーは)こんなこと!と感心しました。とてもいい経験をさせて頂きました。
  • ツアーの造り手と話しながら工場を見て、商品の作り手を見ながら実物のチーズを食べた事は初体験なので、とても良い経験となった。これがオンラインの実体だと理解できました。

次回のグリーン・ツーリズムサロンは12月16日(水)の開催予定です。

詳しくは、「令和2年度 グリーン・ツーリズム花まるっ大学」のページで告知いたします。