高層湿原を有する田代岳(1、178m)は、古くから水田信仰の山である。五穀豊穣の神「白髭直日神」を祭る田代山神社は、毎年7月2日に祭りが行われる。 田代岳の九合目の湿原に散在する約120の池塘は「神の田」と称され、そこに自生しているミツガシワの花のつき具合や根の張り具合などの生育状態、池塘の水の張り具合で、その年の稲作の豊凶を占う伝統的慣習が伝承されている。 |
高層湿原を有する田代岳(1、178m)は、古くから水田信仰の山である。五穀豊穣の神「白髭直日神」を祭る田代山神社は、毎年7月2日に祭りが行われる。 田代岳の九合目の湿原に散在する約120の池塘は「神の田」と称され、そこに自生しているミツガシワの花のつき具合や根の張り具合などの生育状態、池塘の水の張り具合で、その年の稲作の豊凶を占う伝統的慣習が伝承されている。 |