白神山地 残雪の二ツ森に登る

22.05.23

 

里の雪は消え、春の日差しも眩しさを増す5月下旬、白神山地の山開き。

八峰町ではこの日に合わせ「白神山地二ツ森登山イベント ミネザクラを見よう」を開催。

県内からおよそ30人が参加しました。

長い年月の雪の重さに、

幹をグッと曲げながらも生き続けるブナ。

それでも、寿命はおとずれます。

幹のきのこは弱ってきている証拠。

役場職員の方々が事前に道にザイールを取り付けてくれ、足元の心配なく頂上に到着。

新緑に萌える白神山地の山並みを眺めることができました。

 

ミネザクラはまだ5分咲きでしたが、登山道の各所で高山植物が可憐な花を咲かせ、

わたしたちを迎えてくれました。

ミネザクラはタカネザクラとも呼ばれ、風雪に耐えるかのように斜めに枝を伸ばす低木。

雪が消え始めると、次々に真っ白い花を咲かせます。

     
     
   

県内外から多くの方が参加。

遠くは由利本荘市から来た方もいました。

取材で同行させていただいた皆さま。

ありがとうございました。

 

下山後の昼食は、おにぎり、豚汁、イカ焼き。

おいしかった!

前回も一緒に登った鈴木とうま君。

半年前よりも大人になってて、

子どもの成長の速さには驚かされます。

 
八峰町主催「白神山地二ツ森登山イベント」次回は10月2日(土)の予定。

「つつまれてブナの白神」と題し、紅葉まっただ中のブナの森を歩きます。

興味のある方はぜひご参加ください。

                                  県北担当 やっつ