大森町グリーン・ツーリズム推進協議会 主催 |
棚田オーナー募集イベント |
2011年8月20日実施 |
横手市大森町塚須沢集落の棚田にて、大森町グリーン・ツーリズム推進協議会 (以下、大森GT)が主催・募集した 棚田オーナーイベント・第3弾“夏感体験”が行われました。今回はオーナーの皆さんによって、棚田のそばに記念植樹をし、念願の看板も設置され、除幕を行いました。夏の暑さを吹っ飛ばす、パワー全開な子どもたちを中心に、今回も塚須沢集落はたくさんの笑顔で賑わいました。 |
枝豆(湯上り娘)の収穫① | |
はじめに、大森GT会員の嵐田さんの圃場で、「湯上り娘」という品種の枝豆を収穫しました。棚田オーナーの田んぼの保有者である佐藤昇悟さんが説明してくれました。 | よいっしょ!! 今年度、最年少オーナーはこちらの女の子です。お兄ちゃんやお姉ちゃんに交じって、枝豆と格闘しました(^^) |
出荷用の貴重な枝豆の収穫に携わる私たち。丈夫な実に感動しつつ、どんどん畑の中を進みます。本来、枝豆は夏の暑い時間に収穫すると豆が熱をもってしまうため、朝のうちに収穫するのがベスト。湯上り娘という品種のほかに、ゆかた娘もあるそうですよ。 | |
枝豆(湯上り娘)の収穫② | |
畑から山のような枝豆を軽トラの荷台に乗せ、向かった先は、いつもの佐藤昇悟さんのガレージです。枝豆もぎスタート!農家さんの熟練の技を盗むべく、せっせ、せっせと手を動かしました。 「農家は、ゆっくり座って豆もぎはしねど! |
棚田 ~記念植樹&看板除幕~ | |
枝豆の収穫体験が終わると、私たちは棚田に向かいました。大きく背丈を伸ばした苗を前に、子ども達はそこら中を駆け回ります。今回の夏感体験には念願の儀式が盛り込まれていました。 |
棚田オーナーを募集して2年目を迎え、桜の苗木が植樹されました。 大人になっても見に来てくれるかな…? どうか数十年先も、そのずっと先も、桜が棚田を、棚田が桜を見守り続けますように。 |
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植樹の次は、看板の除幕。子どもたちを釘づけにしつつ、「じゃーん!」塚須沢の棚田に看板が掲げられました。大森町の職人さんによる、本格的な看板です。ぜひ、見学にいらして下さいね! | |
お昼ごはん |
さてさて、お腹ぺこぺこのみんなが率先して、お昼ごはんの準備を手伝ってくれました。そして、夏はやっぱり冷や汁でしょう!シソが入ったシンプルな味噌汁に氷を浮かべていただきます。盛り付けしてくれたのは、大森GTの平元さん。 |
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お昼ごはんのほとんどが大森町産のものばかり。食欲もなくなる暑い夏でも、ここでの食事はみんなきれいに食べられます。この棚田オーナーイベントでは定番の光景ですが、このように“ござ”に車座になってご飯を食べるスタイルは懐かしくも、楽しいひとときです。 |
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今回、初参加の子どもたちが、ニッポンの笑顔秋田から!キャンペーンの似顔絵を描いてくれました。 | 参加したオーナーの皆さんは、大森GT会長の後藤洋子さんのご指導で漬物作りに挑戦。簡単においしく出来る漬け方を教えてくれました。 |
川遊び |
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午後は、近くの川に全員で繰り出しました。小さい頃から慣れ親しんだ川に、佐藤さんご自身が遊びに来るのは久しぶりだそう。大森町の皆さんに案内をしてもらいながら、散策がてら川遊びを楽しみました。 |
釣り道具を携えて、川遊びに夢中になったのは、気付けば子どもたちより大人たち!? 「そっちは獲れそう?」「この魚はきっとハヤだな」はしゃぐ会話があちこちから聞こえてきました。 きちんと整備されている箇所もあるので、夏の遊び場としてお勧めですよ。 |
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こちらは、棚田オーナーであり、本協議会・賛助会員の佐藤恵一さん。人一倍長身の佐藤さんが地面に這いつくばって見ているのは釣果の魚たち。このあと、子ども達と一緒に再び川に返してあげました。
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枝豆の袋詰め |
もうすぐ今回のイベントもお別れの時間。収穫した枝豆をお土産に頂けるとのことで、自分たちで袋詰めしました。これも出荷の模擬体験(^^) |
きっちり500gになるように量りました。なかなか難しかったね。お別れの時間まで収穫した枝豆を水に浸して熱を避けていたため、鮮度が保たれ、本当に美味しい枝豆でした。 |
1人3袋というたくさんの枝豆をお土産にいただき、
大森町で過ごす時間は、本当にスペシャルな時間。 今からとても楽しみです。
県南担当 けこさん |