グリーン・ツーリズム交流博 “ここから秋田2015”~
大竹千年の村 花紀行@ガーデンカフェタイム

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
2015年4月18日(日) 〈にかほ市金浦〉

今年は、春の訪れが早かった秋田県。県内でもいち早く春を迎えるにかほ市金浦・大竹地区(福寿草の里でご存じの方もいらっしゃるかもしれませんね)にある、ガーデンカフェ タイム(代表・佐々木利子さん)を拠点にして、恒例となった「花紀行」が実施されました。

 

     
大竹集落を散策 
今回の散策ルートはこちら!タイム特製の「大竹散策マップ」に赤い線でたどってみました。

 
今回の村人案内人は、今野扇一さん(写真中央)。本日、案内人デビューでした。ゆっくり案内して下さいました。  

観音様のそばには、鳥海山へ通じる旧道が。
この日、大竹地区は、稲の種蒔きがピークを迎えていました。家族総出で作業されていました。

 

須賀神社。6月第1週の土・日には、祭典が行われます。御神輿も巡行します。   旧金浦町時代に設置されたマンホールのふたには、産地を象徴する「いちじく」が描かれています。案内人の今野さんはいちじくを生産している農家さんです。
 
集落内の家々で咲いている花も道路から眺めさせてもらいました。時折、お花のいい香りに癒されます。
 

枝ぶりが見事なしだれ桜。

  清らかな水の流れに心が洗われます。

 

いちじく畑。秋の収穫が楽しみです。  

参道がすばらしい、白山神社に行くと、境内の大木に何やらぶらさがっています・・・。

 

 

 

お祭りの時に、若衆が履いてきた「草履」でした。
奉納が終わると、草履を境内の木に投げるんだそう。
結果、一番高い枝に草履をかけた人が、いっぱい
お酒が飲める!という、なんとも茶目っ気のあるお話
を聞かせてもらいました。

 
 
 

集落内にある「勘六商店」にも立ち寄りました。ここでは、いちじくの甘露煮も作っています。若き店主の佐藤さんがお話して下さいました。

  また、秋田のこだわりの日本酒もたくさん扱っています。
店頭の空き瓶のディスプレイもおしゃれです。
4月26日(日)に秋田市で行われた日本酒のイベント
酒縁2015」のお話もして下さいました。
     
 会席膳と語り部
 

 
おいしい春が詰まった会席膳。生たこのお刺身がとっても美味しかったです。   デザートは、桜餅といちじくが入ったアイスクリーム。どちらも手作り。

 
  花紀行の恒例となった、語り部。齋藤みどりさんによる語り部。
「おかのえさま」「ハラミオナ」「干支の話」を聞かせてくれました。
地元の小学校にも、お話にいく齊藤さん。
齊藤さんがお母さん・おばあちゃんから聞いたように、
齊藤さんからお話を聞いた子どもたちが伝えていってくれたらと最後にお話して下さいました。 
「干支の話」、帰ってから家族に聞かせたら楽しんでくれましたよ!
     
 

企画の段階で、花の咲き始めが予定より早く、「今年は、花紀行出来ないかな?」と思っていた佐々木さん。
時折、強い風も吹きましたが、風が止んだ時の日の日差しに春の暖かさが感じられました。桜は見頃を少し過ぎていましたが、その分、集落全体の雰囲気や空気、花の匂い・・・普段気付けないことを発見できました。

「のんびり散策できた」「集落すべての町並み、神社とか興味深かった。」「町並みがとてもすてきだった」という感想をいただきました。 

 

 

タイムの庭も、毎日のように違う顔を見せてくれるそうです。
最近の庭仕事には、佐々木さんの娘婿殿もお手伝いしてくれるそう。写真は、婿殿が作ったお花のタイル。遊び心が詰まってます。庭のどこかにありますので、探してみてくださいね。
もうすぐバラの季節。楽しみです。
ガーデンカフェ タイムでは、6月6日(土)・7日(日)、「花の季節の手作りマーケット」が開催されます。 こちらも、ぜひ足をお運びください。