~大森町グリーン・ツーリズム推進協議会 主催~ |
11月8日、横手市大森町で、大森町グリーン・ツーリズム推進協議会による今年度最後の秋田ふるさとオーナーイベントが開催されました。9月の秋感体験(米の収穫)を終え、オーナーの皆さんと一緒に新米をいただく「収穫祭」です。 |
開会式・大根の収穫 | ||
大森庁舎にて開会式。春から体験イベントを通して顔見知りになった仲間なので、和気あいあいとした時間です。 | 大森町グリーン・ツーリズム推進協議会の会長を務める平元由美子さん。 | |
まずは、8月の夏感体験で種まきした大根の収穫体験。 | 子どもたちの元気いっぱいの笑顔と大きな大根に、大人も嬉しくなりますね。 | |
大根を大小合わせて250本程収穫したでしょうか。スポン!と抜ける大根の収穫は、大人も子どもも楽しめて、あっという間に掘り終わりました。自分たちで蒔いた種がこうして大きく実り、収穫できるなんて、当たり前のようで感動しますね。 | ||
軽トラの荷台いっぱいに乗せた大根を、近くの沼まで運び、土を洗い流しました。 | 一本一本、丁寧に。 | |
冷たい水に手をさらし、泥水が顔にかかっても誰も弱音は吐きません。子ども達も粘り強く頑張りました。 | みんなの協力のおかげで、大根の白肌が現れました。本当にたくさん! | |
スイセンの球根植え | ||
次に、オーナー田のある塚須沢に向かいました。今回は、田んぼ脇にスイセンの球根を植えるためです。 | 貸してもらったスコップを使って土を掘りました。 | |
大人も子どもも一列になって。 | スイセンの球根 | |
「春になったら、見に来て」と、田んぼを管理する佐藤昇悟さん(左) | 四つ葉のクローバーは見つかった? | |
大根のお土産 | ||
お昼ごはんを頂く会場(大森コミュニティセンター)に移り、先程の大根を並べます。 | こんな光景、見られませんね。大根と一緒に寝転ぶNちゃん。 | |
収穫した大根は、全てお土産に。あみだくじで、どの列を引き当てるか運任せです。 | ひとり当り約20本の大根をいただきました。丈夫な肥料袋に入れて持ち帰り。 | |
Nちゃんの手紙 毎回イベントに参加してくれたNちゃん 内容はヒミツですが、ひとつだけ教えて もらいました。「春になったらまた来るね」 |
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お昼ごはん | ||
さぁ、一仕事を終え、みんなが楽しみにしていたお昼ごはんです。大きな塩むすびは、もちろんオーナーの田んぼで採れた新米です。おかずは、ほっとする味で定番の煮物&芋の子汁。漬け物もお皿いっぱいに並べられました。ここで食べるお昼ごはんは、お母さんたち(大森町グリーン・ツーリズム推進協議会)の変わらない味が楽しみなんですよ(^^) | ||
食後は、スタッフの方が用意してくれた今年度のイベントの写真を見て振り返りました。ほんの少し前のようで、写真を見ると懐かしい気持ちに。 | ||
餅つき | ||
午後は、杵と臼で餅つきをしました。ぺったん、ぺったん。 |
●大人の男性陣は腕の見せ所(^^) | ||||
●親子で仲良く(^^) | ||||
●夫婦対決(?) | ||||
佐藤昇悟さんの出番には、周りから「おぉ」という歓声 |
奥様「貸してみれ」 |
奥様「負けてられねー」 |
つきたてのお餅は、早速お母さんたちによって手早く味付けされました。黄な粉、ごま、あんこの3種。柔らかくてよく伸びます(^^) 食後の満腹感も忘れて、みんなぺろっと食べてしまう美味しさでした。 |
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贈呈式 | ||
収穫祭の最後には、みんなで作ったお米がオーナーの皆さんに手渡されました。 オーナーと地元スタッフが協力し、交流を育む中で育ったお米。 ずっしりとした重みを手にすると、皆さんいい笑顔を見せてくれました。
田んぼのある塚須沢地区は、12戸の小さな集落。過疎・高齢化が加速する問題に 「1年でも2年でも、地域のみんなで助け合って、せめて自分たちが食べるくらいの お米は作っていきたい。 オーナーの皆さんが塚須沢に来てくれたときには、『よく来てけだな』と言えるように 頑張ります」とお話がありました。
田んぼだけでなく地域を背負う責任感ある言葉は、胸に響いて考えさせられるものでした。 塚須沢がオーナー制度を始めてから5年が経ちました。スイセンの花が咲く頃、また募集を開始する予定です。 |
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