~ いぶりがっこう ~
収穫&いぶし体験
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
2014年11月1日(土) 〈仙北市・田沢湖地区〉


仙北市田沢湖で、秋田ふるさとオーナーに取り組む「いぶりがっこう」。8月に種蒔きした、大根がいよいよ収穫時期を迎えました。今回は、大根の収穫からいぶしの作業までを行いました。

 

 大根の収穫
 
今日もキュートないぶりがっこうのお二人。大根の収穫と洗浄には欠かせない、長手袋を用意して下さっていました。   まずは、収穫のお手本を。大根が生えている方向に沿って抜きます。
 
なかなか抜けない時もあり、その時は、二人で力をあわせます。
 
品種名「耐病干し理想大根」の名の通り、理想以上に大きくなっているものもあり、時折、ポキッと折れてしまうことも・・・。でも大丈夫。干す時には、小さいサイズも必要なんです。   するっと抜けた時の爽快感はたまりません。
 
  みんなで力を合わせて、1か所に収穫した大根をまとめ、一輪車に乗せて洗い場まで運びます。

大根洗い

   
桶に水を張りながら洗います。   時折、村岡さんの洗い方チェックが入ります。
 
洗ったら、新聞紙の上に並べて乾かします。1~2日間くらい、この状態で干すそうです(今回は、この作業中に雨が降ってきたため、干す作業はお任せしました。)。並べながら、大根の”ひげ”を手でプチプチととります。この作業も、商品にする際、欠かせません。それは、いぶして茶色になった時、髪の毛が付いているように見えてしまうから。食べ物ですから、最大の注意を払わないといけません。でも、この”ひげ”も、大根が育つ時に栄養をとるために必要なものなんだそう。「ただ生えているんじゃないのね~」と参加者の皆さん。”ひげ”にも意味があるんですね!
     

水仕事はつらいですが、みんなでやるとはかどります。

  どんどん白い大根が並んでいきます。
ちょっと休憩
 
「休憩しましょう!」の声で、おやつタイム。地元・半十郎のおやき。地元の冠婚葬祭には欠かせない甘味だそう。巻き寿司の差し入れも頂きました。   掘りたて・洗いたての大根も試食しちゃいました!この大根は、煮物にしても甘くておいしいそうですよ。
編んで、いぶします
 
いぶり小屋へ。集落の住民の方も使っている小屋です。いぶりがっこうでは、一足お先に使わせてもらっているそうです。   いぶされるの待つ大根たち。1回に300本いぶします。
 
 
村岡さんが手順を見せて下さいました。長いものからだんだん短いものへ。7本ずつ編んでいきます。小屋へ吊るす時のバランスを考えて大根の長さ・太さで選びます。編み紐には、大根がずれないように留め具がついているアイディア満載のもの。これも、この集落で使われているものだそうです。
 
 
皆さん、コツをつかむと早い早い!どんどん出来上がっていきます。最後には、紐だけを使った昔ながらの編み方にもチャレンジしましたよ。
 
 
小屋いっぱいの300本には満たなかったのですが、特別に点火して下さいました。   りんごの木を燃やしていぶします。

 がっこ懐石

 
 

がっこ懐石を食べに、角館にある「料亭 稲穂」へ。いろいろな種類の漬物が、天ぷらだったり甘煮だったり、卵とじ丼だったりと変身していて、目も舌も飽きさせません。

しっかり、漬物を堪能した1日でした。

     
 

体験中に、「いぶりがっこって、工場で作られているイメージだった。家庭で、作られているとは知らなかった」という感想を寄せていただきました。また、「若い二人がやっている姿が頼もしい!」との応援メッセージも。参加者の皆さんの頑張りと、いぶりがっこうの二人の熱意で、きっといつもの何倍もおいしいいぶりがっこが出来上がることでしょう。今回は、「いぶりがっこう」の取り組みの取材に、AAB秋田朝日放送さんも駆けつけて下さいました。

次回は、漬け込み。いぶりがっこうこだわりのレシピで、参加者と一緒に漬け込みます。

今後も秋田ふるさとオーナー2014特設ページ、またはいぶりがっこうにて情報を更新してまいります。冬も楽しい企画がありますのでチェックしてくださいね。
いぶりがっこうFacebookも随時更新中!

 
◎お問合せ
いぶりがっこう(代表 西宮三春)
TEL  080-3195-9241  / FAX  0187-43-3694
E-mail akita.iburibigin@gmail.com