~ いぶりがっこう ~ いぶりがっこ できあがり |
秋田ふるさとオーナー「いぶりがっこう」の今年度最後となるイベントが、農家民宿星雪館(仙北市西木町)で行われました。今回は、真空パックにしたいぶりがっこにラベルを貼って、商品として完成させる行程を皆さんで行いました。その他、仙北市ならではの体験を楽しみながら、「いぶりがっこう」のお二人と一緒に温かい時間を過ごしました。その様子をご紹介します。いぶりがっこう:代表 西宮三春さん(前列右)、村岡歩さん(前列左) |
ラベル貼り | ||
会場となった農家民宿星雪館。この季節は、まるでカーテンのように玄関前に吊るされた干し餅が素敵な民宿です。 | 県内のみならず、県外からも熱心に足を運んだオーナーさんもいる「いぶりがっこう」。 | |
「いぶりがっこう」と書かれたシールと食品表示ラベルを貼って、商品は完成です。 | ご自分の分のほか、今回参加できなかったオーナーさんの分もラベルを貼りました。 | |
こちらがその商品です。できあがり! | いぶりがっこうの西宮さんと村岡さんが用意してくれたトートバッグに入れてお持ち帰りです。 | |
作業の場を和ませてくれたのは、星雪館の薪ストーブ。「体の芯から温まるね」と皆さん。 | そして、こちらは焼いた干し餅。食感もよく、子どもたちもよく食べていました(^^) | |
みんなで記念写真。種まきから始まった大根が、こうして商品になったんですもの、皆さん嬉しそうな笑顔を見せてくれました。そして、参加者の皆さんもそれぞれ記念写真☆ | ||
笹っぱ餅づくり | ||
仙北地域では、ひな祭りのときに笹の葉に乗せたお餅をいただく食文化があります。もうすぐひな祭り♪ということで、そのお餅作りの体験が始まりました。作り方を教えてくれたのは、星雪館の門脇富士美さんです。 | ||
おもしろいのがその餅の呼び方です。仙北市田沢湖地域では「鶏卵(けいらん)」、西木地域では「笹っぱ餅」、角館地域では「ひなもち」とそれぞれ呼び方が変わるそうです。今回は、西木地域で作ると言うことで「笹っぱ餅」として作り方を習いました。 | ||
もち粉に小麦粉を少し加えた白い粉をベースに、赤・黄・緑の色を薄く色づけた粉を使って、自由に餅づくりをしました。お花や動物、文字を入れるなど、それぞれ個性豊かなお餅ができあがりました! | ||
特製おやき&お昼ごはん | ||
おやつをいただきました!星雪館特製のおやきです。 | なんと中にはあんこに埋もれたいぶりがっこ!甘さの中に独特の香りとしょっぱさ。大好評でした。 | |
そして、星雪館特製ランチの時間に。料理の説明をしてくれる門脇さん。 | 言葉にならない「わー」とか「おいしそう」という声を、思わず出しながら準備しました。テーブルが料理でいっぱい! | |
こちらがランチです。手前から高菜ごはん、いぶりがっこ入りコロッケ、ほうれん草のごま和え、根まがり竹の煮物、いぶりがっこ入りワンタンスープ。 | 「いぶりがっこう」で作ったいぶりがっこ入りコロッケ。ほくほくのじゃがいも(キタアカリ)にパリパリのいぶりがっこ。合います! | |
柿漬けにいぶりがっこの醤油漬け♪ | クリームチーズのせいぶりがっこ♪ | |
修了証授与 | ||
最後はいぶりがっこうのお二人から参加者の皆さんへサプライズの時間に。 | 思いがけないプレゼントのような「修了証」が皆さんに渡されました。 | |
涙を浮かべながらも笑顔で全員に声をかける西宮さんと村岡さん。 | 一人ひとりにメッセージが書かれています。出荷時期のとても忙しい時期なのに…。お二人の感謝の気持ちが伝わる一枚に感動。 | |
いぶりがっこう代表 西宮さんより ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 一年が終わってホッとしています。オーナー制度は初めてだったので、当初は参加者が来てくれるのか不安がありましたが、皆さんが参加してくれたことで、今度は責任感がわいてきました。私たちもオーナーの皆さんのおかげで、いい勉強になりありがたく思っています。4月以降もこうした交流イベントに取り組もうと思います。
写真)左から西宮さん、門脇さん(星雪館)、村岡さん |
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西宮さんと村岡さんは、「良いオーナーさんたちに恵まれた」と何度も口をそろえていました。オーナーの皆さんも、きっかけは「いぶりがっこ」作りに興味があっての参加だったのだろうと思いますが、回を重ねるごとに交流が深まり、お二人に会うのが楽しみで参加していた方もいたのではないでしょうか。新たな一年、今度はどんな交流を育むのか楽しみですね! | ||