秋田花まるっグリーン・ツーリズム推進協議会ブログ

【参加者募集】西仙北で田舎体験 稲刈り&秋の味覚!

’11 大仙市西仙北で田舎体験
稲 刈 り & 秋 の 味 覚西仙北田舎体験

今年もこの季節がやってきました!
西仙北グリーン・ツーリズム推進協議会による、秋の田舎体験

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今年も稲刈り体験をやります。
そして秋はおいしい農産物がたくさん!
さらに夜は体験者と農家との交流会。
盛り上がりますよ!

(西仙北グリーン・ツーリズム推進協議会 佐々木義実会長(秋田百笑村)より)
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【9月17日】  
12:50
(JR刈和野駅待合室 集合)
説明後、各農家へ移動
稲刈り&秋の味覚体験
18:00(夕食・宿泊) 西仙北青少年自然の家(旧大沢郷西小学校)
※夕食は農家との交流会を兼ねます。
【9月18日】  
8:30~16:10(体験) 各農家へ移動
稲刈り&秋の味覚体験
16:40~17:10
(お別れ会)
大仙市西仙北中央公民館
17:10(解散)  
 
◎食 事: 夕1、朝1、昼1の計3食
※18日の朝食は、一緒に作ります。
◎宿 泊: 大仙市西仙北青少年自然の家
(旧大沢郷西小学校)
◎締 切: 9月13日(火)
◎参加費: 大人 6,000円
中高生・学生 5,000円
小学生 3,000円
◎定 員: 20名程度
◎その他: 参加者へは帰りにお米1升プレゼント。
小雨決行します。
服装・荷物などの詳細は後日ご連絡します。
日帰り参加、宿泊なし、幼児の参加等についてはお問合わせ願います。
◎申込み・問合せ先: 西仙北グリーン・ツーリズム推進協議会事務局(大仙市西仙北総合支所農林建設課内)
TEL:0187-75-2966
FAX:0187-75-1228
Eメール:nb-nourinkensetsu◎city.daisen.akita.lg
(◎マークは@マークに置き換えて下さい)
詳しくはこちらをダウンロードして下さい。
ダウンロード(ご案内)(411.2KB)

西仙北の農家さんは、参加者の皆さんにとってのお父さん、お母さんであり、
小さなお子さんの前ではおじいちゃん、おばあちゃんにだってなれます。
実りの秋を迎える週末、ほっこり温かい気持ちを求めに西仙北へ行ってみませんか?

優しい家族や仲間との出会いが待っていますよ。


花まるっ協議会会員 (兼 西仙北グリーン・ツーリズム推進協議会 会員)
秋田百笑村(代表:佐々木義実)アイターン農産(代表:阿部忍)


県南担当 けこさん

2011年8月19日11:55 | 県南情報 | Trackbacks (0)

しらかみカフェ「東北復興応援ライブ omajiro.mac+清水仁」

sirakami.cafe-eventjpg

会場:しらかみカフェ(山本郡八峰町峰浜字家の下谷地38‐4)

 ※要予約です。お問い合わせは「しらかみカフェ」まで! TEL&FAX 0185-76-3715

日時:2011年8月21日(日) 開場:17:00/開演:18:00

料金:3,000円(税込、ワンドリンク制)

 いま、私たちにできること…すべてに祈りを込めて。大好きな東北に…音に祈りを込めて。

県央地区現地特派員 よどぎみも祈りを込めます。


2011年8月18日18:51 | 県北情報 | Trackbacks (0)

平成23年度 グリーン・ツーリズム花まるっ大学開講式・第1回講義

花まるっ大学

今月5日、秋田県中央地区老人福祉総合エリアにて
平成23年度 グリーン・ツーリズム花まるっ大学開講式・第1回講義を開催しました。
全3回の花まるっ大学では、グリーン・ツーリズムに関する講義、実践者講話や体験などを通して、
グリーン・ツーリズムに関する基礎的な部分を学ぶことができます。

修了証授与 sP1170402

(写真左)講義に入る前に、平成22年度修了生への修了証授与が行われました。
大仙市余目集落で地域活性化に取り組む「余目いきいき会議協議会」代表の加藤加一さんです。
おめでとうございます!

(写真右)受講生の皆さんの中には、農家民宿オーナーや体験受入を実践している方のほか、
これから開業を目指す方、グリーン・ツーリズムって何かしら?という方も。
本協議会アドバイザーである荒樋豊教授(県立大学)のお話にじっくり耳を傾けました。

農家民宿重松の家 佐藤祐子さん sP1170426

午後からは、受講生でもある農家民宿 重松の家 オーナーの佐藤祐子さん(写真左)から受入をして感じた
エピソードをお聞きし、その後にそれぞれが思うグリーン・ツーリズムについて、グループに分かれて
座談会を行いました。受入している方たちの価値観や気持ち、地域活性化への期待などが話し合われ、
私たち自身も原点に戻ってグリーン・ツーリズムを再考できた、貴重な時間でした。

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次回の花まるっ大学は、9月上旬に鹿角市で開催する予定です。
また、本協議会では今回行った全体講義のほかに、起業に関する具体的な課題をお持ちの
受講生を対象に、個別指導も受け付けております。お気軽にお問合わせください。

協議会事務局

2011年8月17日10:30 | GTのPR, 秋田県全域 | Trackbacks (0)

待ちに待った桃の収穫~由利本荘市矢島・茂木果樹園~

茂木果樹園の桃
先にこちらのブログでご紹介しておりましたとおり、由利本荘市矢島は坂の下にある家民宿「自然満喫家」木さんの果樹園にて、桃の収穫が始まりました!
矢島周辺で果樹園を大きく手掛けているのは、実は茂木さんのところだけ。
化学肥料には頼らず、基本有機肥料・牛堆肥・魚粉・カニガラ・カキガラ・骨粉・鶏糞など、有機肥料を中心に大切に育てられています。
桃の収穫をする茂木栄一さん 桃を入れる
簡単そうに見えて、実は桃の収穫ほど難しいものはないです。コツは、実を強く持たず(握るとつぶれてしまいます)、掌を大きく広げ、やんわりと全体をまあるく包みながら、回さず(引っ張られて皮が剥けてしまいます)、垂直に一気に「もぎ取る」のだそう。慎重にもぎ取ったあとは、やはり潰れてしまわないよう、箱に一段だけ収納します。他の果実のように、カゴに積んだりはできないのです。

午前に収穫した桃 茂木果樹園の桃

桃の選別をする栄一さん。「桃の等級は色々あるんだけど、うちは独自に(100~120g/121~135g/136~170g/171~220g/221~270g/271~310g/311~の)7種の規格を作っているよ。」基本、15個入りの箱を一度に30箱軽トラに積んで、約6往復するので、1日に2500個以上は収穫されている計算です。桃の選別をする栄一さん 子吉川
作業場は、108号線にほぼ並行して流れている子吉川に沿って、坂の下の旧道に面しています。裏の戸も開放していたので、爽やかな風が吹きわたりました。「ここも、農業体験に来た人や民宿に来た人々に、何らかの形で利用してもらえればいいんだろうな。今は、(桃の収穫で)忙しくって追いつかないけども」と言う栄一さんなのでした(イベント等を計画された際には、ぜひ教えてくださいね!)。
茂木果樹園の桃 茂木果樹園の桃
今シーズンの主力は『白鳳』や『あかつき』ですが、他にもなつき・大久保・川中島・おどろき(日数が経ってもカリカリとした、固い実。これが結構人気あり!)など、沢山の品種があります。
「今年は一週間ほど実の付きが遅れ、お盆にもずれてしまったため、お中元商品としての出荷が厳しい。さらにお盆にかぶってしまうと人も頼めず、家族だけでの収穫作業となるから大変だ」と、栄一さん。「今年は、なげる(捨てる)実があるな…」と、厳しい表情を浮かべます。
でも、「何とか、家族だけででも頑張ってやるしかない。今年の夏は、暇がないよ」と、その眼差しは真っ直ぐ可愛い我が子(桃の木)へと向けられていました。
茂木果樹園の桃 茂木果樹園直売所
よどぎみが取材中にも、近所のお客さんが買いに来ていました。「茂木さんのお宅の桃は、ほんとうに甘くて香りが良い!」と評判でしたよ♪昼と夜の温度差の多い場所で栽培された桃だから、美味しいのです。
今月いっぱい収穫、民宿裏の直売所(108号線沿いガレージ)で販売中!他に島町農林水産物直売所「やさい王国」でも購入することができます。
茂木果樹園

★☆★☆花まるっ会員情報★☆★☆
農家民宿「自然満喫家」
由利本荘市矢島町坂之下字御嶽の下29-1

(TEL 0184-55-3351)
料金 1泊2食付き:6,000円
1泊朝食付き:4,000円
1泊素泊まり:3,000円
※お風呂は利用できません。鳥海荘、寿康苑等近隣の入浴施設へ送迎致します(入浴料は上記宿泊料に含まれておりますので、ご安心ください)。歯ブラシ等の洗面用具、パジャマはご持参いただくようお願いします。完全予約制。
収容人数 客室数2部屋(母屋)、1日1組限定(5名様まで)となっております。
駐車スペース
農作業体験 ご宿泊された方は、農作業体験を無料ですることができます(収穫物・材料費などは要相談)。
桃三昧な一日を満喫♪
県央地区現地特派員 よどぎみ

2011年8月13日09:00 | 県央情報 | Trackbacks (0)

東成瀬村 東成瀬流 夏休みを親子で楽しむ2日間!~あきた農山村 旬を感じるツアー~

東成瀬村(旬感ツアー)

8月6日~7日にかけて、あきた農山村 旬を感じるツアー(旬感ツアー)が東成瀬村で行われました。
秋田市の小学生を子にもつ親子をを主な対象に、37名の皆さんが東成瀬村へ!
バスの窓越しに見える雄大な山々。自分の住む地域と繋がっているはずの夏空まで一層美しく感じる景色。
秋田市からお越しの皆さんにとって東成瀬村は、まさに別天地といっても過言ではないでしょう。

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まずは、村自慢の清水のひとつ、蛭川清水で水汲みから。いつもたくさんの人が水汲みに来ているそうです。
気持ち良い冷たい水を、用意してきた水筒やペットボトルに組んでると思えば…
早速、虫を追いかけ始める男の子たち。バッタやオニヤンマにすっかり夢中。

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参加者全員で役割分担をし、お昼ご飯を作りました。
お母さんたちは見たことのない長ーいきゅうりにびっくり。子どもたちの包丁を持つ危ない手つきにハラハラ(笑)
地元の若い女性で結成された、「食育を考えるママの会」の皆さんが指導にあたってくれました。

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NPO法人成瀬和紙の里の皆さんのご指導で、和紙を使ったうちわ作りと紙すき体験にも挑戦。
大人も子どもも滅多に出来ない体験に集中。うちわは自分の好きな絵柄を入れたり、好きな形に
できるので完全なオリジナル作品。思い出の品がひとつ出来上がりました。

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夜は、昭和の遊びで楽しみました。お手玉やけん玉、ゴム飛び、おはじき…
お孫さんと参加のおばあちゃんは、お手玉の名人。真似が出来そうにもない技を披露してくれました。
最後は全員でけん玉大会!ここでは大人も子どもも関係ありません!本気のバトルが展開されました(^^)

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これで東成瀬で過ごす1日目は終わりです。
汗びっしょりになりながら過ごした2日目の様子も併せて、
改めて東成瀬のツアーの様子をお伝えしたいと思います。
楽しかったー!!

旅行企画:㈶あきた企業活性化センター、㈱栗駒食彩倶楽部
旅行主催・実施:(有)秋田コスモトラベル

県南担当 けこさん

2011年8月11日12:30 | 県南情報 | Trackbacks (0)

【参加者募集!】横手市大森町 棚田オーナー企画 『夏感体験』

横手市大森町 棚田オーナー企画
夏感体験

チラシ(夏感体験)
大森町グリーン・ツーリズム推進協議会が主催する棚田オーナー企画第3弾夏感体験が行われます。
今回は
秋野菜の種まきや、自然いっぱいの塚須沢の地域散策川遊び生き物観察など夏だからこその楽しい体験のほか、オーナーの皆さんで記念植樹を行ったりと盛りだくさん。親子で楽しむ夏休み最後の思い出作りに、お友達も誘って一緒に参加してみませんか?
と き 平成23年8月20日(土)午前10時~午後4時
体験メニュー オーナー記念植樹・看板除幕、秋野菜の種まき、地域散策、川遊びと生き物観察
募 集 20組(先着順)申込み期限:8月17日(水)
料 金 ●体験料(昼食費、傷害保険料等を含む)
大人2,000円、子ども1,000円
主催・申し込み先 大森町グリーン・ツーリズム推進協議会
(横手市大森地域局産業建設課内)
TEL:0182-26-2116  FAX:0182-26-3200
E-mail:omori-sangyo@city.yokote.lg.jp
ダウンロード
夏感体験(募集チラシ)(1.7MB)(PDF)
夏感体験(募集要領・申込み)(203.2KB)(PDF)

第1弾・第2弾の「春感体験」・「視覚体験」の様子はコチラ


大森町でお会いしましょう!
県南担当 けこさん

2011年8月6日12:00 | 県南情報 | Trackbacks (0)

農家民宿「重松の家」夏の仕事(2011年6月~7月秋田市)

農家民宿「重松の家」夏の仕事

 グリーン・ツーリズム活動の柱となっている、受け入れ農家さんたち。彼らの本業である農作業の様子を、秋田市上新城にある農家民宿「重松の家」の一年を通してご紹介します。
  「農家民宿「重松の家」春の仕事(2011年4月~5月)」に引き続き、夏の陽をたくさんに浴びて順調に生育しつつある水稲の様子と、大手企業より依頼された加工用トマトの作付から手入れ、地域住民を招待しての「さなぶりの会」までを、「夏の仕事」として風光明媚な秋田市上新城小又の田園風景とともにご紹介します。

 詳しくは…美の国秋田・桃源郷をゆく「特派員体験記」内、
 農家民宿「重松の家」夏の仕事(2011年6月~7月秋田市)をご覧ください。

 7月26日に行われた、「秋田地域食農観まるごと発信事業」の委託を受けた団体による撮影の様子も合わせてご紹介しています。

県央地区現地特派員 よどぎみ

2011年8月4日18:04 | 県央情報 | Trackbacks (0)

仙北市 農家民宿を楽しむ週末、農家民宿とつながる週末 ~あきた農山村 旬を感じるツアー~

サンセットカヌー
仙北市農山村体験デザイン室が主催した、あきた農山村・旬を感じるツアー
「農家民宿を楽しむ週末、農家民宿とつながる週末」に参加してきました。
これはツイッタ―を活用した農家民宿モニターツアーで、モニターとその閲覧者がツイッタ―を
通してリアルタイムに体験や感動を共有できるツアーです。
※ツイッタ―:140字の短文を投稿し、閲覧できるコミュニケーションサービス。
(モニターツアーに関して詳しくはこちらをご覧ください。まだまだモニターを募集しています!)

椈森(ぶなもり) 大根畑 ピザ作り体験
私はグリーン・ツーリズムを楽しむ仲間たちと一緒にモニターとして参加しました。
農家民宿甚吉に泊まった私たちは、はじめに甚吉の大根畑があるという椈森(ぶなもり)という
場所まで片道40分のドライブに出かけ、その広大な土地に驚き、そこで見た大自然に感動。

その後の田沢湖畔にある田沢湖キャンプ場では、収穫したてのトマトなどをたっぷりのせた
ピザ作りに大満足。夕方に出発したサンセットカヌー体験では、夕日こそ見れませんでしたが、
時間が経つのを忘れて湖上の小さな波に揺られました。(写真トップ)

鶏卵作り モロヘイヤの収穫

翌日は、甚吉のお母さんから田沢湖の郷土料理である「鶏卵」というお菓子作りをレクチャー
してもらい、私たちは無言になるほど夢中に。
その後は立派に育ったモロヘイヤを汗を流しながら収穫体験。農家さんのご苦労を味わいつつ、
感謝の気持ちが湧きました。

今回のモニターツアーでは、私も含めて3名がリアルタイムにツイッタ―でつぶやきました。
その様子をいち早く仙北市デザイン室のブログに掲載していただきましたので、こちらをチェック!

鶏卵

今回は、友人たちとの参加ということもあり、笑いっぱなしの2日間。
女子旅は、やっぱり楽しい!

つづきはコチラ

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Twitter(ツイッタ―)情報
秋田花まるっグリーン・ツーリズム推進協議会公式アカウント @akita_gt
秋田のグリーン・ツーリズムに関する情報は#akita_gtをつけてつぶやいています。
仙北市のグリーン・ツーリズムに関する情報は#semboku_gtをつけてつぶやいています。
↑ツイッタ―を利用していない方も見ることが出来るので、ぜひチェックしてみて下さいね。

県南担当 けこさん

2011年8月3日14:00 | 県南情報 | Trackbacks (0)

大仙市太田町 “田舎に泊まろう PartⅡ” ~あきた農山村 旬を感じるツアー~

ブルーベリーの収穫

先月23日から2日間に渡って、大仙市太田町で
あきた農山村 旬を感じるツアー
田舎に泊まろう PartⅡ”
(モニターツアー)が実施され、私も参加させていただきました!(主催:みずほの里いきいきネット協議会)
仙台市内からお越しのお客様を中心に、22名の参加者が丹精込めて育てられたブルーベリー
初摘み取り体験を楽しんだほか、ジャム作り体験や野菜収穫など、その土地ならではの2日間を満喫しました。

ジャム加工作り わらび座の皆さん
1日目
写真左)ブルーベリージャム作りに挑戦。その場で試食もできて手作りの味に感動~!
写真右)劇団わらび座の皆さんたちによる豊年太鼓等の演奏が、ツアーを盛り上げました。

野菜の収穫 ブルーベリーの収穫(エコニコ農園)
2日目
写真左)いきいきネット協議会会員さんのご自宅に分散して、夏野菜の収穫。
写真右)エコニコ農園(わらび座)にて、ブルーベリーの収穫。試食が止まりません!

限られた時間の中でお客さまも主催者側も、そして添乗員さんもみんなが親しくなり、
楽しいひと時を過ごした濃密な2日間でした。
このときの様子のつづきはコチラ

この場を借りて、お世話になった皆さんに心よりお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
また皆さんに会いたいです!

県南担当 けこさん

2011年8月3日10:00 | 県南情報 | Trackbacks (0)

果樹の生命力に願いを託して~農家民宿「自然満喫家」~

桃の葉かきをする茂木栄一さん
久しぶりに澄み切った青空にカラッとした気候が気持ちいい7月25日(月)、農家民宿「自然満喫家」のオーナー・茂木栄一さんが経営・管理する「茂木農園」で、作業の様子を見学させていただきました。

茂木栄一さん 桃の葉かき
(写真左)広大な果樹園を茂木さんの案内でまわり、説明を受けました。「(果樹園の)下には、全部暗渠を敷き、水はけを良くしている。まんべんなく陽が実に当たるよう、その上に反射板を敷きます」
(写真右)桃の葉かきをする茂木さん。「下に反射板を設置しても(日の出から日の入りまで)、どうしても陽が当たらない実がある。出荷する時に、色合いがまばらだと良くないから、葉かきは非常に大切な作業なので、念入りに行います」確かに、桃を買う時は赤くなったおしりの部分を見て判断しますね。

桃の木 桃の木
「今年は豪雪にやられて、実の付きがあまり良くない。毎年、桃の木のオーナーを募っているが、今年はどうかな。希望者がいればやるけれども」と、心配そうに桃の木を見上げる茂木さんでしたが、「最近は天気続きだから、このぶんだとすぐ色づく。来週の収穫は、予定どおりだな」と、確信したご様子。

ぶどうの袋掛け 茂木さん
(写真左)ぶどうの袋掛け。
(写真右)「地面に近い枝は、雪で引っ張られて折れたりしたもんだから、やむなく切ったんだよ」

ラ・フランス 桃の実
(写真左)子吉川にほど近い、ラ・フランスの木は、座高があるため雪に枝が引っ張られることなく、雪害は免れました。
(写真右)ナツキやヒカワハクホウなど、20種類以上ある桃の収穫は、今週末から来月上旬にかけてを予定しています。その様子はまた後日レポートします!

りんご ゴールデンキウイ
(写真左)まだ青々としているりんご。
(写真右)ゴールデンキウイ。

~おまけ~

矢島の田圃 オニヤンマ
(写真左)鳥海の水稲も、順調に育っています。
(写真右)偶然見つけた、オニヤンマ。巨大でした。

鳥海山国際禅堂 鳥海山国際禅堂内部
(写真左)茂木さんの果樹園を子吉川を挟んで向かい側の高台にある「鳥海山国際禅堂」を案内していただきました。堂長は、矢島にある大井五郎満安の菩提寺である「高建寺」の佐藤住職で、長年にわたって浄財を募り創建されました。
(写真右)内部です。毎週木曜日17:30~19:00まで、定例坐禅会を行っているほか、子どもたちの合宿や、団体などでの使用も可能。「国際」というだけあり、国籍や僧俗を問わず参禅希望者に門戸を開放しています。
住所:由利本荘市矢島町坂之下字上新田
お問い合わせ・申し込み先:由利本荘市矢島町立石 高建寺(0184-56-2193)

今年は雪深い冬だったことに加え、先日は大雨による土砂災害も。今年は例年どおりの大豊作とまではいかないようです。常に自然との闘いだけれども、自然の恵みをいただいていることは確か。茂木さんはあきらめず、自分の田畑・果樹園のみならず、地域で農業を辞めてしまった方の土地まで、「誰かが手入れしないと、水もあがってこないし、そこの地は痩せてしまうから」と、代わりに請け負ったりもしています。地道な努力があってこその自然との共存です。そこには、「鳥海山国際禅堂」の入り口に掲げられていた「驀直閑歩(まくじきかんぽ)」という言葉のように、果樹の生命力に願いを託し、雪害を乗り越えようとまっすぐに努力を続ける農家さんの姿がありました。

県央地区担当現地特派員 よどぎみ








2011年7月28日11:03 | 県央情報 | Trackbacks (0)

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