26日、仙北市西木町で今季3回目となるそば打ち講座が開かれました。
これは、仙北市のそば生産農家や農家のそば屋、観光団体・関係機関で構成している
地域活性化団体の遊々楽々3トピア会議(会長:澤山純一)が主催するもので、
初めて講座を開いたのは3年前になります。年末も押し迫り、年越し蕎麦が気になる時期。
受講生の皆さんにも本気度が伺えました(^^)
そば作りは大きく4行程に分けられます。
①水まわし(写真左) ②練り(写真右)
(②練りの指導をするのは、3トピア会議会員・本協議会会員である、
そば処すが家の菅原照夫さん:右から2番目)
③のし(写真左) ④切り(写真右)
(③のしの指導をするのは、3トピア会議会長・本協議会会員である、
農家のそば屋一助の澤山純一さん:右)
「そばが好き!」という理由で受講生した皆さんは、今回がそば打ち講座2回目の参加と
なったそうですが、なかなか一筋縄では行かない様子。しかし、
「この間初めてやったときは、無我夢中でやった感じだったけど、
今回は作業の一つ一つの意味を理解しながらできた気がする!」
と、出来栄えにとても喜んでいました。
主婦の皆さんの手さばき、特に「切り」の行程では、講師陣からも「さすがだな」と、
お誉めの言葉が出ていましたよ。
今回、講師を務めたうちの一人、小林武祐さん(写真左)をはじめ、講師の皆さんは、
現在は3トピアメンバーですが、もともとは、このそば打ち講座の受講生(第1期生)だったそうです!
小林さんも「食べるのが好き、特にそばが好きでね」と話すように、自分で打ってみたくなったのが
始まりで、それ以来、そば打ちを通してたくさんの方と交流が続いているそうです。
「今回は、澤山さん(農家のそば屋一助)と菅原さん(すが家)は、監督役。
ちゃんとやってるが?って見に来たんだ」と話し、また、綿棒を使って巧みに〝のし”の修正をする
菅原さんを見て、「やっぱり凄いな、よし!今日もひとつ技を覚えたど!」と嬉しそうにしていました。
「そばを食べに来てもらうことも嬉しいけど、実際にみんなに作ってもらって、
仙北のそば文化をもっと知ってもらいたい。あとは、何より仲間を増やしたいんだよね」と、
このそば打ち講座について、すが家の菅原さんは話します。
今回打ったそばは、一食ずつに分けて冷凍保存も可能。
解凍は、凍ったまま沸騰したお湯に入れるのがいいそうですよ。(自然解凍はおすすめしないそうです)
年越し蕎麦用にもう一度打つのもいいですね。皆さん、そば打ちにはまるかな…!?
「そば粉なら、すが家さんに連絡すればいいからね!」と受講生の皆さんに伝えられました。
「よいお年を」で締めくくられたそば打ち講座。
来年も開講予定です。
県南担当 けこさん