3月22日(土)、昨年に続き2回目となる仙北市産そばタベクラーベが、かたくり館
(市内西木町)で開催されました。
これは、市内のそば生産者、地粉利用のそば屋、観光団体等で構成された地域活性化団体・
「仙北市遊々楽々3トピア会議(澤山純一会長)」主催による、仙北市産の5種類の
そばを地酒と共に品種毎に味わってもらうイベントです。
この日の表舞台と舞台裏の両方をご紹介しますね!
開始時刻より1時間半ほど早く会場に向かうと、最終打ち合わせが行われていました。
参加者人数はざっと昨年の3倍近くということもあり、分刻みのタイムスケジュールで
動かす模様。緊張感が漂います。
そばの丸抜きが展示されました。
この日、提供される5種類のそばです。
厨房では、そば屋の皆さんが持ち寄ったそば前料理が、丁寧に樺細工のお皿に盛り付けられました。
お皿は、そばきり長助の鈴木さんの手づくり!お皿も仙北市産ですね(^^)
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会場が参加者の皆さんでいっぱいになった18時、予定通りタベクラーベがスタート。
今回、全体リーダーを務めた手打ちそば野の花庵の藤村義夫さんより、「仙北市のそばが皆さんに愛されて、
そばの生産者、提供者、携わる者みんなが喜んでいます」と挨拶がありました。
その頃厨房は、そばを茹でる湯気で立ち込めていました。いよいよです。
こちらがそば前料理です!
左上から時計回りに)味付け鶏肉白髪ネギ添え〈野の花庵)、ハタハタ寿司〈すが家〉、出汁巻き玉子〈さくらぎ〉、(薬味、漬け物) 菜の花の芥子和え〈そば五郎〉、そば味噌〈そば切り長助〉
そば屋5店舗による料理が一皿の上でこうして共演し、提供されるなんて素晴らしい!
普段は、同じ地域でそれぞれの店を構えるライバル店。しかし、「地域を盛り上げたい」という
共通の想いがこうした形で表現されているように感じます。
5種類のそばが順番に配膳されました。各店舗によって手打ちされた二八そばです。
そばと一口に言っても、色、香り、のど越しなどに少しずつ違いがあって…
小さなお客様もその違いを見つけようと、食べ比べを楽しんでいました(^^)
また、大仙市の鈴木酒造店のご協力で、昨年に引き続きそばに合う日本酒として、
そば前の地酒1合がつき、お酒の進んだ方は、飲み足りなくて追加購入される方も。
会も終盤に差し掛かったころ、そばの提供をしたそば屋5店舗の皆さんが司会の藤原一良さん(右)から
紹介され、参加者の皆さんから大きな拍手が送られました。
左から)
手打ちそば野の花庵(藤村義夫さん) 当協議会会員
そば処すが家(菅原照夫さんと息子さん) 当協議会会員
そば切り長助(鈴木秀夫さん) 当協議会会員
そば五郎(佐藤大志さん)
手打ちそばさくらぎ(加藤健次さん)
参加者の皆さんからは、「酒を飲みながらそばをいただく最高の幸せ」、「今後もタベクラーベを
続けてほしい」、「プレミアムな体験をしたければ仙北市へ」、など感想をお聞きすると、3トピアの
皆さんからもお礼の言葉が述べられ、「皆さんと協力して、少しずつ活動を発展していきたい」と、
決意表明がありました。
「今夜はそばを食べている夢を見ると思います」などと満足そうに帰るお客様を、一人ずつ
お見送りした3トピアの皆さんに、もう一枚写真をお願いしました。
無事にタベクラーベを終え、安堵と達成感に満ちた笑顔がこぼれる皆さん。
ごちそうさまでした!!
協議会事務局