21日、秋田市にぎわい交流館AUで、「あきた女性の活躍推進会議」設立記念トークセッションが
開催されました。
同会議のあと、「女性の活躍で元気な企業・地域をめざそう!」をテーマに、県内各地で活躍する
女性5名が、それぞれの取り組みや想いをお話してくれました。
トークセッションメンバー
・竹下 香織 氏(ヴィーナスクラブ代表)※ファシリテーター
・佐藤 千穂子 氏(㈱北都銀行 人事部 女性活躍推進室長)
・関口 久美子 氏(㈱トースト 常務取締役)
・舘岡 美果子 氏(ファーム・イン果夢園)
・平ノ内 恵美 氏(秋田県信用保証協会 チームポラリスリーダー)
メンバーのひとりに、当協議会会員・ファーム・イン果夢園(潟上市)の舘岡美果子さんが出席!
ご自身も旦那様も農業の経験はなかったが、今は家族で果樹園を営み、ありのままの生活の中に
お客様をお迎えする農家民宿もされていることをご紹介されました。
舘岡さんのお話の中で最も印象的だったのが、「夫の理解」という言葉でした。
他の皆さんからも「うらやましい!」という言葉が飛んでいました(^^)
「農業をはじめた当初は、仕事に対する考え方に違いがありましたが、お互いに歩み寄った」とし、
「今では農業に取り組むときは家族というよりはチーム。限られた人数だからこそ、果樹の
品種を変えてみるなど思い切った挑戦もできる」とお話されました。
また、「農家の女性たちはみんな元気。長年やればやるほどアイデアが生まれる。
6次産業化が進んでみんな活躍しているけど、後継者がいないのが共通の悩み。
若い女性の育成が必要」とも。
「農家との横のつながり、ネットワークをもちたい」とお話されていました。
最後に、舘岡さんにとって「女性の活躍で元気な企業・地域を目指す」ためには、
夫の理解、先輩や若い世代との交流、女性同士のつながりが大事として、
「ひとりでは出来なくても、仲間で出来ることが見えてくる」と締め括りました。
トークセッションでは、コミュニケーションの重要性や女性の感性、ネットワークが
キーワードに挙げられました。どの皆さんも、女性ならではのきめ細やかな感性や気づき、
お客様や社員のニーズを大切に、意識を高く取り組まれている様子が印象的でした。
同じ秋田でこのように活躍されている女性たちの意見に、刺激を受ける方が多かったのでは
ないでしょうか。
会場には…(^^)
県内各地で様々な業種で活躍している女性たちの写真が展示されていました。
その中には、当協議会会員・陽気な母さんの店(大館市)の石垣一子さんも♪
協議会事務局