秋田花まるっグリーン・ツーリズム推進協議会ブログ

HELP!大農高・野菜部からのお願い

       
大曲農業高等学校 野菜部
「野菜オーナー制度」ー次なるプロジェクト始動ー
大曲農業高校、野菜部の活動をご紹介します。
以前、彼らは野菜栽培の基礎を学ぶ「一人一作目栽培」、授業で生産した野菜を販売する「農産物販売」などを行っていました。
しかし、「高校生の就農希望者減少」と「アパート暮らしの増加による子供の栽培体験の減少」を課題とし、その解決策として「野菜オーナー制度」という取り組みを始めたのです。
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野菜オーナー制度とは?


一般からオーナーを募集し、例えば200円で枝豆4株を購入してもらい、「定植(苗を畑に植え付ける)日」と「収穫日」を2日ずつ設け、参加してもらいます。
収穫までの間、必要とされる播種、育苗、除草作業は部員が行いますが、集会日が設けられるので観察や交流を通し、野菜の生長を楽しむことができます。
なんと! オーナーには園児もいるんですよ。
そして収穫日に枝豆料理講習会を行い、部員からおいしいゆで方を教えてもらったり、簡単でおいしい「枝豆はんぺん焼き」を作って試食したりと楽しい企画も活動の一つ。


たとえ農業経験がなくても、部員が教えてくれるから大丈夫。
高校生と侮ることなかれ、彼らは一人一作目を任されたプロであり、その意識をもってこの活動に臨んでいます。
皆さんも野菜オーナーに挑戦してみませんか?
年々、オーナー参加者は増え続けており、「これがきっかけで家庭菜園を始めた」「子供の野菜嫌いがなおった」などの声も届くようになりました。
部員自身も野菜栽培を通して地域交流が実現でき、農業への関心と理解を高めることができたと喜んでいます。
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しかし…
ここで満足してしまったら伝統ある大農・野菜部の名が廃る!
次なるプロジェクトがすでに始動してるんです!
「耕作放棄地を畑として蘇らせたい!
そしてアパート住民の農園として交流の場にしたい!」

これが彼らの次なる課題であり、挑戦です。
これまでの取り組みと違う点は他にもあり、
「更に交流の場の拡大を狙って管理は地域で
家庭菜園などをしている高齢者にお願いしたい」
と彼らは言います。(もちろん部員はコーディネーターとして栽培技術指導にあたります)
この新プロジェクト。彼らは一歩一歩着実に歩むべく日々この挑戦と向き合っています。が、課題が山積み。。。
課  題
?大農高から通える範囲で耕作放棄地が見つかっていない
?地域の高齢者に協力を仰ぎたいが見つかっていない
?大仙市内でアパート暮らしをしている方で野菜オーナーになりたい
 という人が見つかっていない
ぶち当たった壁は厚く高い。。。


彼らは単に地域の人と野菜づくりを通して交流がしたいという思いに留まっているのではありません。
大仙市で一人暮らしをしている人と交流を図ることにより、もっと魅力的な大仙市を伝えていきたい、交流により「大仙市に住み続けたい」という思いになってほしい、
という願いを込めて活動に取り組んでいます。

彼らは地域のために今、動こうとしているといっても過言ではないのです。
どうか、力を貸して下さい
些細な情報でも構いません。彼らは皆さんの情報や思いを必ず糧にして
厚く高い壁を乗り越えてみせます。
★大農高付近の土地で使用可能な耕作放棄地に心当たりのある方!
★野菜作りを通していろんな世代の人と交流を楽しみたいという
 おじいちゃん!おばあちゃん!
★大仙市に住む方で地域のことをもっと知りたいという方!
 何か始めてみたいと思っている方!
そんな方々、いらっしゃいませんか??
またはあの人にぴったり!というご紹介も大歓迎です。
どうぞご協力よろしくお願いいたします。 
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皆さまからの情報をお待ちしております? 
sqfty805@ybb.ne.jp もしくは、 dainoyasai831@yahoo.co.jp
 
                               県南担当 けこさん

2009年11月25日16:07 | 県南情報 | Trackbacks (0)

上小阿仁村 ほうずき屋はじめました。

ほおずき日和、季節野菜、カフェ 
         「やまぶん」

五城目町から上小阿仁村に向かって国道285号線を走る。
その途中、気をつけてみてほしい。
上小阿仁村名物「山吹まんじゅう」の向かいのちょっとひっこんだ一軒家。
玄関口の暖簾には、トレードマークのほうずき印。
今月初め、ささやかなイルミネーションを施し冬支度を整えたばかりである。
「やまぶん」は、ほおずき農家 鵜野浩一郎さん、幸子さん夫婦が
今年8月に開いたばかりの農産物直売所 兼 カフェ。

 
玄関すぐのたたきには、自慢のほおずきはもちろん、ほうずきジャムに
ほうずきパウンドケーキ、そして季節の野菜が行儀よく並んでお客を出迎えている。
冒頭で紹介したほうずき印の布巾は、「やまぶん」オリジナル。
「特産なのに“ほうずきグッズ”が少ない。」と独自で作ってしまった。
洗うほどに柔らかくなる優しい風合いがこの店らしい。


店内はテーブル席が3つと座敷席が2つ。
幸子さんの祖母の家だったところを手直しして店舗にした。
その店内は、主のぬくもりをそのまま残し、訪れるわたしたちをも優しく受け入れてくれる。

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鵜野さん夫婦は山形で出会い結婚。6歳差の姉さん女房カップルである。
農業をしたいという浩一郎さんの話に、「住む場所ならある」と、
幸子さんの父親の実家である上小阿仁村に2人で越してきた。

 
ほおずきは、浩一郎さんが3年前に受けた村の農業研修で出会った。
「手をかければかけただけいいのもができる。」とその魅力にとりつかれた。
そして、農業研修を受けながら理想像を突き詰めて考えた時、
自分たちで店を構えて、そこで消費者と向き合うのが一番いいのでは、
という思いに達したという。
浩一郎さんが作ったほおずきで幸子さんが丁寧にジャムを煮る。
ほおずきは水分が多くて煮詰めるのにも時間がかかる。
豊作だった去年、「一日中煮てました。」という幸子さんのジャムは、
この一年で地元の老舗菓子店からも太鼓判を押されるほどの腕前に成長した。

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今年8月初旬に産直を、下旬にはカフェをオープン。
農家直営らしさを心がけているという二人のほうずきスイーツは、
ほおずきが蓄えた養分や浴びた太陽の温かささえもそのまま伝えてくる。
夫婦が愛情をたっぷり込めて作ったほうずきを存分に味わえるのが、
看板メニューの「ほおずきタルト」(300円)

土台のタルトは秋田市の知り合いの洋菓子店から取り寄せている。
注文を受けると、その上に自慢のジャムをのせ、
半分に切った生ほおずきをトッピング。
そのわきに、これまた幸子さん手製のミルクアイスを添えて完成だ。
テーブルに運ばれてきた途端に、ほおずきの少し青く甘酸っぱい香りが漂う。
カメラを構える手も、早く食べたい、と疼いてくる。
てっぺんにのった殻つきのほおずきは、
「我こそ主役なり。」とばかりに堂々とした面持ちでちょっと誇らしげ。

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店を訪れる客の6割は地元の人たちだという。

「最初は産直に来てくれるおばさまたちをターゲットに考えていたんです。
ほら、車で来てちょっとコーヒーでも、っていう人多いでしょ。
でも今では地元の人のほうが多いんです。
開店して3カ月で2回3回とリピートして来てくれる人もいて。
本当に近所の人たちに支えられています。」
と幸子さん。
カフェには近所の子供たちもパフェを食べに小銭を持ってやってくる。
値段が手頃だから子供でもお小遣いの中で味わえる。
「自分の農業研修での感覚でこのくらいの値段が妥当かなと。」という
夫婦の優しさがご近所さんを惹きつけているかもしれない。

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もうすぐ上小阿仁村にも本格的な冬が訪れる。
うんと冷え込む日には客足も鈍るだろう。
しかし、それでもいいと夫婦は口をそろえる。
「お店を出して本当によかったと思います。お客さんゼロの日もあるけど、
自分たちで考えて商品を売ることができる。
他に頼んでたらそういうのはできないでしょ。」
と目を輝かせた。
 
最後に今後の展望・夢を聞いてみた。
「カフェについて言えば、商品の完成度はまだまだ低いと思っているんです。
商品の数も増やしたいし、ほおずきの季節以外にも提供できる商品を考えていきたい。
ほおずきはまだまだ珍しい食べ物だけど、それをもっと身近に感じてもらえるようになって、
しかも農業で食べていけるようになればベストですね。」

最後は浩一郎さんがビシッとしめてくれた。

                               
                                 県北担当 やっつ

ほおずき日和、季節野菜、カフェ「やまぶん」(協議会会員)
土日月曜、祝日 営業(10:00~19:00) 駐車場3台あり
住所 秋田県北秋田郡上小阿仁村沖田面字屋布12 
電話 0186-77-2219

【メニュー】


ほうずきタルト 300円
ハニーミルクアイス 250円
かぼちゃプリン 280円
かぼちゃプリンアラモード  500円
ほうずきチョコパフェ  550円
スイーツよくばり盛り合わせ  600円
        
だまこ汁 450円        
コーヒー 350円
紅茶 350円
ココア 380円
ほうずき印が目印です。

2009年11月19日03:09 | 県北情報 | Trackbacks (0)

幸せ料理研究家「こうちゃん」と横手の食を考えよう

     平成21年度 横手市民 食のフェスティバル
         戦う地産地消 よこての食べかた
            キッチン・コロシアム
「よこての食べかた」実行委員会と「食と農のまちづくり」を掲げる横手市が強力タッグを組み、地産地消、食育などをテーマに「横手市民 食のフェスティバル」を開催しました。


イベントのオープニングを飾るのは地産地消にちなみ、横手市出身者で結成されたゴスペラーズならぬ「ウスペラーズ」によるウェルカムコンサート。イベント開始直後のまばらな会場にお客さんを呼び寄せたのは彼らの歌声でした。
その後、「JA秋田ふるさと青年部」、「清陵学院高校家庭クラブ」、「増田高校農業科学科」、食と農に関わる研究・活動発表が行われました。高校生がすでに地域の広告塔となるべく目覚ましい活動に取り組んでいることに多くの市民が驚いたのではないでしょうか。
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2009年11月18日20:22 | 県南情報 | Trackbacks (0)

火野蕪(カナカブ)のこと

   

「カナカブ」ってご存知ですか? 由利地方には、江戸時代から伝わるという幻の漬物「カナカブ漬け」があります。なぜ「幻」かというと…漬物づくりのレシピは昔から基本的には秘密で「例え嫁でも教えない」と、頑なに守られ続けてきたからです。
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2009年11月18日15:49 | 県央情報 | Trackbacks (0)

能代市 農家民宿星場台のどぶろく

今年も“どぶろく”できました!
 
農家民宿「星場台」の野村良子さんが経営する
「能代里山酒造」のどぶろくが、今年も完成しました。
ノーマルな白いどぶろくは販売スタート、
県内ではここだけ、紅いどぶろくは来月中旬販売開始予定です。
間もなく紅白とり揃います!

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11月中旬のある日。
能代市桧山の一軒家。青いエプロンにメッシュの帽子とマスク姿。
真剣なまなざしで試験管のメモリをみやる。
「う~ん、にー…、てん、に!誤差があるから2.6か。」。


「能代里山酒造」の野村良子さんです。
農家民宿「星場台」を経営する傍らこうして冬場はどぶろくを作っています。
お酒の香り漂う室内では、3日後に瓶詰めするどぶろくのアルコール度チェックが行われていました。
まだ米の粒が残る白濁液がフラスコの中でグツグツ火にかけられ、
一滴一滴、アルコールが落ちていきます。
☆県内の“どぶろく特区”☆ 
 県内には、国の構造改革特区法に基づいて「どぶろく特区」に指定され、どぶろく作りを許可された地域が、
 ・能代桧山・八峰・仙北・八郎潟・由利本荘・阿仁(マタギ特区に含む) の6か所あります。
 「どぶろく特区」の認可を得ることのできるのは、
 民宿やレストランなど酒類を提供できる場を営み、
 その特区内において、自ら栽培した米を用い濁酒(どぶろく)を製造できる農業者とされており、
 野村さんは能代桧山地区ではただ一人どぶろくを作っています。

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◆常に前進!
野村さんのどぶろく仕込みも今年で4冬目。
女性個人でどぶろくを造るのは県内でも野村さんただ一人。
軌道に乗るまでには様々な苦労がありました。
温度調節が難しく一樽全てダメにして途方に暮れてしまったり、
酒の様子を見る2~3分のために、夜中暖かい布団を抜けるときは
免許なんか取らなきゃよかった、と思うこともあったといいます。
しかし、「おいしかった!」「来年も楽しみ!」「できたら連絡ください!」という
お客さんの声が一番嬉しい、という今ではもう笑い話となりました。
去年からは特別な酵母を取り寄せ、紅いどぶろく「桃こまち」の製造も始めました。
「どぶろく特区が増えたから、常に新しいことで前へ前へとしていかないと取り残されてしまう。
いつも一歩前に出ていないとダメだっていう使命感に駆られるのよ。」
農作業の合間の副業として始めた民宿とどぶろく造り。
決して儲かるものではなく、周囲の期待に対するプレッシャーもある。
それを、野村さんはこうして常に前進することで乗り越えてきたのです。


◆夢は叶う
結婚し桧山に嫁いできた野村さん。
農作業と子育ての毎日に、「つまらない自分の人生をどうにかしたい」と漠然と考えていたといいます。
そんな時出会ったのが“グリーン・ツーリズム”。「変わった生き方もいいかなと思って(笑)」と
起業を決意した当時を振り返ります。
今では、全国から多くの人が訪れる人気の宿に成長しました。
そうした繋がりから、野村さんが育てるお米や酒を心待ちにしている人が全国に大勢いるのです。
「ただの農家の主婦だったら体験できなかったことができている。
今こうして気づくのは“自分の夢は諦めなければ叶う”っていうことなの。
夢が叶うっていうのはそれを叶えたいか、諦めるかっていう2つしかない。
気苦労も多いし、諦めるのは簡単だけど、
わたしは常に挑戦していたいと思う。」


◆すべてに「感謝」
常に努力を重ね、夢を実現させてきた野村さんは、
自分を取り囲む人たちへの感謝の気持ちを忘れません。
それは、寒い中一緒にお酒を詰めてくれる夫、
重い酒の樽を一緒に持ち上げてくれる義母、
健康に働ける身体に育ててくれた両親、
泊り込んで日常のグチを聞いてくれる親友たち、
そして桧山の人々とたくさんのお客さん、そのすべての優しさに対して。
この優しさがこれまで野村さんを支え、またそうした温かい心に応えようと、
野村さん自身も頑張ってこれたのではないでしょうか。
野村さんの一言一言には、その「感謝」の想いが滲み出ていました。
最後に「やってよかったと思いますか」と伺うと、
「もちろん!」とはっきりと即答してくださいました。

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そんな野村さんが今年仕込んだお酒が販売開始になりました!
第一号は大館からのお客様。「社長がどうしても明日飲みたいということで…」と
社員の方がわざわざ大館から車を走らせてきたそうです。
野村さんの使うお米(あきたこまち100%)は、全て自家栽培の有機米。
今年は、さらに天日干しにして手間暇をかけて育てました。
今までにない上等なお米を使った野村さんのどぶろく。
今年の冬は紅白のどぶろくで決まり!

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☆能代里山酒造 どぶろく「雪こまち(白)」☆
    720ml 1200円
    1620ml 2700円   
野村さんの自宅裏の「能代里山酒造」で直接、また郵送(代引き)で販売しています。
※紅いどぶろ「桃こまち」は値段が若干異なります。販売予定は12月中旬です。
【問い合わせ】 能代里山酒造 野村さん
         〒016-0151 秋田県能代市桧山字星場台129 電話/FAX 0185-58-5344 
*秋田花まるっグリーン・ツーリズム推進協議会 会員情報*
                    農家民宿「星場台」の情報はこちら。
                               県北担当 やっつ

2009年11月18日03:05 | 県北情報 | Trackbacks (0)

秋田の魚介類・浜の料理教室

 水産業についての理解を深め、新鮮で安心な魚介類の特徴を学び、県産の美味しい魚介類の魅力を知り、自身の手で料理し消費することをねらいとした「秋田の魚介類・浜の料理教室」が、11月13日(金)遊学舎にて行われました。

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2009年11月17日17:06 | 県央情報 | Trackbacks (0)

農家・漁家レストラン「和み庵」京かのこ

 

にかほ市金浦にある「和み庵・京かのこ」は、新鮮な日本海の魚介類と自家製野菜を使用した手作り料理に定評があり、だいぶ前から予約をしないと中々空きがない程人気のお店です。
 それにしてもこの名前。いかにも「和風」という雰囲気を醸し出していると思いませんか?
それもその筈、ここは料理も体験も、他の農家レストランとはまた一味違った味わいがあるのです。それは「和」の料理と「和」な体験。日本人として大切にしたい伝統を守りながら、農家レストランとして営業をされている京かのこさんにお邪魔してきました。
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2009年11月17日15:00 | 県央情報 | Trackbacks (0)

大潟村 若者と一緒に秋田について考えた

それは、とても気持ちのいい秋の一日。

大潟村の「南の池公園」に若者たちが集まっていました。


「ごぼうってどうやって切んの?」なにやら作っているようです。


「お~、焼けてきた焼けてきた。」


お~、きりたんぽ鍋だね。(きりたんぽ投入前)
☆えっ?これはなんの集まりかって?☆

実はこれ、都会の若者に秋田の自然や人と触れ合ってもらおうという
ワークショップ。

仕掛け人はこの人。

秋田県は大潟村出身の松橋拓郎くんです。
東京の大学に進学した松橋くんは、そこで“グリーンツーリズム”に出会い、
都会の人が田舎の環境を求めているのであれば、「だったらうちに呼ぼう!」と考えました。
まずは、自分の故郷・大潟村に大学の友人を招待するところからスタート。
回を重ねるうちに参加者も増え、松橋くんの気持ちに賛同してくれる協力者も増えました。
この日大潟村に集まったのも、そうした仲間たち。秋田と都会の大学生を中心にした交流会です。

さて、きりたんぽ鍋づくりは順調に進んでいるのかな。
すり鉢の中にはほかほかのあきたこまち。


ご飯をつぶすところから始めるとは、本格的!


割りばしにまとめて。うん上手!


リーダー自ら火起こし。これがなかなか難しい。ふっ!!!


焼けてる焼けてる♪   でもまっくろだよ!?


炭たんぽの犯人はこの方。
ず~っと根気強くきりたんぽを焼いてくれた、陰の功労者☆


ちょっとつまみ食い。


あちっ!


いい色に焼けました。おいしそう!


出来上がり!
東京から参加した男性は、
「いろいろ各地を旅しているけど、やっぱり人との触れ合いが一番。
きょうも楽しいです。」とお話してくれました。
秋田の自然も文化も、そこに人がいてこそ生き生きしてくるもの。
中で迎えるわたしたちは、
その「えぐ来てけだな。」の心をいつも大事にしなければいけませんね。
みんな、秋田を満喫してくれたかな。


リーダー松橋くんからメッセージをいただきました。

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秋田県のことを形容するとき、現在の価値観のもとには
ネガティヴな表現、データはいくらでも出てきます。
しかし、世の中は変わろうとしています。
私が昨年イタリアでスローフード協会のイベント
Terra Madre(母なる大地)の世界若者会議に
足を運んだ時に見たものは、世界中で動き出している
同世代の姿でした。
これからの時代を担うのも、そして一番の被害者に
なるのも、私たち若者です。
だからこそ、世の中の価値観が変わってきたとき、
心の拠り所になるようなそんな秋田にしたいのです。
都市部に追いつけ追い越せではかないません。
しかし、今のままでは持続しません。
変えるべきものと変えるべきでないもののバランスを
見極め、良き秋田を次世代に繋ぐこと。
それが私たちの役割ではないでしょうか。
そして、「周回遅れのトップランナー」に・・・。
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この「周回遅れのトップランナー」という言葉、
時代の先端を行く都会の人がどんどんふるさと回帰をする中、
歩みの遅い秋田はその「追う立場」から「追われる立場」へと
立ち位置が変わろうとしています。
ニーズを求められたその時、秋田に生きるわたしたちにできることは何なのか。
松橋くんたち若者の声を聞き、若い彼らの未知の力に期待する一方で、
彼らにバトンタッチする前に、わたしたちが今しておかなければならないこと。
「周回遅れのトップランナー」がやっぱり「ビリ」だったと言われないようできることがあるはずです。
                                        県北担当 やっつ

2009年11月17日03:34 | 県央情報 | Trackbacks (0)

収穫新そばまつり  そばどころー羽後町ー

    羽後町 収穫新そばまつり
羽後町といえば「そば」の町。町内のあちこちには名店そば屋さんが点々と立ち並んでいます。
この日は羽後町収穫新そば祭り実行委員会主催のもと、地元で収穫されたそば粉を使ってたくさんのお客様に冷がけそばや温かけそばが振舞われました。私は午後からの参加となりましたが、終盤にも関わらず、職人さんの意気込みも冷めやらず会場内はまだまだ熱くなっていました。
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こちらはそば打ちの実演コーナー。この日、何食分のそばを打ったのでしょう?お客さんも立ち止まって見入っていました。


大興奮
そば殻宝探し大会!
大量のそば殻の中にカード数枚を隠し、探し当てたお子さんには景品が!そば殻にまみれる子供たち、靴や服の中にそば殻が入ろうとお構いなし!


そば餅まき大会!
前方で構えようか、それともおこぼれを狙って後方で待ち構えるか!?お客さんと主催者側のちょっとした駆け引きが見れました。餅の大盤振る舞いに皆さん大量GET☆


早食い大会!
見よ、この強者たち。負けじと麗しき女性もエントリー。終始和やかな会場でしたが、この時ばかりは「スタート!」の合図とともに場内は一変しました。
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そば打ち体験
はじめは講師の阿部さんがお手本を見せます。阿部さんが施す一連の作業はまさに美しいという言葉が一番しっくりくるような気がしました。体験者の皆さんも真剣な表情。
「そば打ちは生地を延ばしたり、均等の太さに切る作業が見せ場としては映えるけど、本当は水回し(そば粉の一粒一粒にまんべんなく水を行き渡らせる作業)が一番大事なんだよ。地味な作業だけどね、水加減ができを決めるんだ」と話す阿部さん。


そしていざ、体験者の皆さんの挑戦です。職人の皆さんの手ほどきを受けながら慣れない手つきで開始したものの、皆さん上出来でした。ご自分で打ったそばのお味はいかがでしたか?
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最後に新そばまつりをお伝えするに当たり、この方を紹介せずにはいられません。羽後町そば栽培研究会の会長であり、本協議会の会員である「彦三(ひこさ)」のご主人、猪岡専一さんです。
「羽後町産のそばをみんなに知ってもらって、喜んでほしくて新そばまつりを開催したんだよ」
とお話くださいました。ご主人、大成功でしたね☆
私個人的なお話になりますが、「彦三」は羽後町の友人に教えてもらって以来、何度も通っている大好きなそば屋さんです。今まで友達や家族、県外から遊びに来た親戚までもを連れてお邪魔しております…。口コミによって広まり、今や週末には県外ナンバーの車もちらほら見られる人気店。
皆さまどうぞ「彦三」自慢のそばをその舌でお確かめ下さい。
                                県南担当 けこさん
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花まるっ協議会 会員情報
そば屋 彦三(←詳細はこちらをクリックしてください♪)
■〈料金〉●冷がけそば/500円
      ●そば懐石(12~13品)・3.200円(完全予約制4人~20人)など
〈営業〉 11:30~(そばがなくなり次第終了)
〈定休日〉毎週水曜日(農繁期休みあり)
■〒012-1131 雄勝郡羽後町西馬音内字中町51
■TEL:0183-62-1520 FAX:0183-62-5620

2009年11月16日23:38 | 県南情報 | Trackbacks (0)

楽しみ盛りだくさん!湯沢市産業祭&たんせ市



平成21年度湯沢市産業祭 & 第20回たんせ市豊穣太鼓が湯沢市駅通りの商店街を賑わせると同時に、その勇ましさは観客を立ち止まらせるほど。オープニングイベントで一気に盛りあがり、湯沢市産業祭とたんせ市が同時開催されました。
「上手な演奏ではなく勢いなので…」と演奏者の皆さんは謙遜されていましたが、その場から離れられず釘づけになったまま最後まで聴かさせていただきました。
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この賑わい振りを見てください!秋の収穫祭だけあってキノコ類や野菜、果物の出店がここかしこで見られただけではありません。例えば湯沢商工高、湯沢北高の地元の高校生の皆さんが商店街を積極的に歩き、タピオカドリンクやホットドックなどを商品PR。それは出張文化祭と言わんばかりの元気のよさでした。
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また、大抽選会に行列が!特賞 地デジ対応液晶テレビに始まり、お米、紅鮭、お買い物券など太っ腹な賞品提供。毎年、当選確率が高いそうでお買い物券を2回引き当て、おばあちゃんと大はしゃぎする女の子もいました。
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そして湯沢市&イベントと言えばこの方たちを抜きにして語ることはできません!「食の国あきた」でもご一緒した神室亭の皆さんです。
今回も神室山の湧き水で育てられたイワナの塩焼きと唐揚げ、クレソンが店頭に並びました。私もまだ食べたことのなかったイワナの唐揚げをガブリ!人気商品と言うだけあって文句なしに「うまい!」神室亭のご主人も
「自分で作って食べてもうまいんだよなぁ」と自信満々のご様子(^^) 
写真は塩焼きですが…。


食の国でも今回の産業祭でも神室亭を愛してやまないリピーター宿泊客の方々が出店側に助っ人として来てくれていました。また、今回は開催地が地元ということもあり、度々顔なじみのお客さまがお立ち寄りくださいました。お客さまに愛される神室亭。イベントなどで神室亭をお見かけの際はぜひお立ち寄りくださいね。もちろん秋の宮にもおいで下さい!(※残念ながら今は冬期間に入り、休業しております。4月以降、またお問い合わせください)
このほか、産業祭では湯三会の皆さんによる三味線演奏、清遊会の皆さんによるよさこい踊り、森林組合の皆さんによる苗木プレゼントなどなど盛りだくさんの内容でした。しかし、私はたくさんの楽しみを残しながら羽後町に向かいました…   つづく              
                              県南担当 けこさん
☆‥…*……*……*……*……*……*……*……*……*……*……☆
花まるっ協議会 会員情報
山渓食堂 神室亭(←詳細はこちらをクリックしてください♪)
1泊2食付き/6500円
1泊素泊まり/3000円
※体験は要相談。自炊可。農家レストランもやっています。冬期間(11中旬?3月)は休業
定休日/第1・3水曜日
■〒019-0321 湯沢市秋の宮字太田8
■TEL 0183-56-2738 FAX 0183-56-2760

2009年11月16日18:44 | 県南情報 | Trackbacks (0)

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