秋田花まるっグリーン・ツーリズム推進協議会ブログ

澄んだ空気にカラダうるおうひとびとの想いが根付く場所



 明日オープンする農家レストラン「清流の森」は、「釣りキチ三平」のロケ地として一躍有名になった五城目の馬場目地区にあります。それだけに、集客誘致の食事処として期待されています。
 オープンにさきがけて、よどぎみが偵察に行って参りました!

 

どっしりとした構えの入り口には昔の小道具が展示されており、入ってすぐの正面には、訪れる人の興味を引くであろうネコバリ(根古波離)岩の写真が飾られておりました。

  

 レストランは、杉沢地区・北ノ又小中学校の冬季分校だった建物を引き込んで再建したもの。北の又分校の校歌を眺めていると、かつての児童の大きな歌声が聞こえてくるかのよう。
 内観は杉の木で作られたテーブルや椅子などがあり、落ち着いた空間となっています。
 地域が誇る漫画家、矢口高雄さんのサイン入り色紙もありました。奥は、古い茅葺きの民家を移築した宿泊施設、「盆城庵(ぼんじょうあん)」。

 

 定食は(¥500と¥1000の)二種類あり、自然薯のうどん汁や粟ごはん、行者にんにく等(左)、山わさび菜、かんぞう、こごみ、さしどり、ミズのこぶ、しの葉、炊き込みごはん等(右)、地元の食材を多く使用する予定です。
写真ではメニューが混ざっていますが、なるべく地場産の食材を使用するため、季節によって内容は変わります。

 調理スタッフは、主に食材を提供することになる「清流の会」の金澤ユキ子さんと、佐々木由紀美さん、佐々木節子さん。
 期待に胸をふくらませ、にこやかに調理しておりました。今後に期待できますね!

 

【地域に想いを馳せるとき】
 かつて昭和26年~46年の20年間開校していた北ノ又分校以前は、「五城目営林署林業夫養成所」でした。さらにその前をたどると、個人のお宅だったようです。分校が廃校になり40年もの間眠っていた土地がふたたび生かされるのは、喜ばしいこと。けれどそれだけではないような気もします。新しく何かが立てられる時、その土地の資料がお蔵出しされる。過去が何だったのかを知った時、私はこの地に居ることの意味を考えてしまいます。いまを生きる自分は、それを見届けなければならない、と…。眠っていた先人たちの想いが呼び起こされ、「思い出してくれ」と訴えかけてくるからでしょうか。県央地区担当よどぎみでした。

★おまけ★ ゴールデンウィークの北東北特集ということで、テレビ朝日の取材も入っていました。


農家レストラン「清流の森」
五城目町馬場目字蛇喰(じゃばみ)27
TEL.018-853-2577
(オープン後)
開館時間…午前8時30分~午後5時
食事時間…午前11時~午後3時
定 休 日…木曜日
問い合わせ先:五城目町役場産業課(TEL.018-852-5222)

2010年4月23日16:44 | 県央情報 | Trackbacks (0)

白神ぶなっこ教室を支える女性たち



今年2回に渡って活動を紹介してきた藤里町の「白神ぶなっこ教室」。
今回は、代表の佐尾和子さんを陰で支える
パワフルで思いやり溢れるステキな女性たちを紹介します。
最初の質問は、これ。佐尾さんってどんな人?
☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・*..。:*・゜☆
■佐尾さんはすごい人
「すごい人だよね~。」
質問をした途端に口々に出てくる「佐尾さんはすごい」の言葉。
「普通だったら逆でしょ。普通は都会の疲れを癒しに田舎に来る。
でも違うの。佐尾さんは疲れにここに来てるみたいなものだもの。
いつも『今日はこれで良かったかな。』って子どものことを考えてる。
佐尾さんにとっては生きがいかもしれないけれど、
ちょっと心配なとこもあるよね。だってほとんどボランティアだもの。
子どもに伝えたいっていう一心と責任感だけよ。ホントにすごい人。」

こう語るのは、
中心スタッフとしてみんなをまとめる中嶋厚子さん。
白神山地の自然に魅せられた佐尾さんが藤里に別荘を建てる時、
工務店である厚子さんの家が注文を受けたのを縁で出会いました。


「出会ったのは10年以上前。
『岳岱いいわよ?。』って
しきりに佐尾さんが言うの。
わたしも
山とか好きだったんだけど、
行ったことがなかったのね。
そうこうしてるうちに、ちょうど機会があって行ったのよ。
それで、これじゃぁ(佐尾さんが)惚れるのも無理ないなーって。
地元の人間なのに都会の人にその良さを教えてもらって。
ほんっと恥ずかしい話だよね。」

■佐尾さんの気持ちに応えたい


白神ぶなっこ教室は、
廃校になった旧坊中小学校の校舎を利用しています。
白壁に赤い屋根のかわいらしい校舎です。
(厚子)「佐尾さんがね、この学校を見るとホッとするって言うの。
東京から来る時、車で走って来てカーブを曲がると小学校が見えて、
そうするとあぁ帰ってきたなーって思ってホッとするって。」



大好きな学校の廃校・解体を
知った佐尾和子さん(右写真)が、
校舎を子どもたちのために
活かせる体験施設にしようと、
町から建物を買い上げ、
そして、一緒にやらないかと
厚子さんに声をかけました。
厚子さんには、白神の素晴らしさを教えてくれた佐尾さんの気持ちに
応えてあげたいという想いがありました。
(篤子)「佐尾さんの気持ちは、ずっと話を聞いて知っていたから、
何にも出来ないけど、でも食事の支度とかならできるかなって。
それからいろいろみんなに声かけて。
都会から来た佐尾さんに(山の良さを)教えてもらって、
申し訳ないなっていうかありがたいっていう気持ちがあったから、
できるだけ手伝いたいって思ったのよね。」

■厚子さんの存在
こうして、ゼロから佐尾さんと共に歩んできた厚子さん。
佐尾さんのいない時には佐尾さんに代わって学校の世話をし、
予約が入れば、みんなの都合を伺いながら声をかけています。
そんな頼もしい厚子さんに、スタッフもみな厚い信頼を寄せています。


「厚子さんは、
私たちのことを
すっごく気遣ってくれるの。
都合悪かったら
無理しなくていいよーって。
ホント厚子さんだから、
こうして来てるんだよね。」

それを聞いた厚子さんは、ちょっと照れながらも
「(お願いするのは)毎日ってことではないからね。
んも~、なんかあったらちゃんと話してよ?!」

嬉しそうに笑っていました。
■残してくれたから今に繋がる
かつて藤里町には6つの小学校がありましたが、
平成19年 米田小学校が廃校になり1校に統合されると、
町内で廃校後校舎が残っているのはこの坊中小学校だけとなりました。
坊中小学校の卒業生である佐藤アヤさんが、


こうして残し活かされる母校への想いをお話してくれました。
「壊すって聞いていたんだけど、
でもなんか東京の人が
買ったらしいって聞いて。
ここに(スタッフとして)誘われて
久しぶりに学校に入ったら、
いろいろ(宿泊用に)
変わったとこもあるけど、
やっぱり懐かしい。
こうやってちゃんと手をかけて残してくれたのを見てたら、
なんか感謝で涙が出てきちゃった(笑)」

娘もここの卒業生。今では孫娘もぶなっこ教室に参加していて、
佐藤さんは、親子三代に渡ってこの校舎に通っています。
「壊さないで残して使ってもらってるからこそ、愛着も増えるしね。
孫も、ぶなっこあるっていうと、行きたい!行きたい!!って(笑)。
全部繋がってるんだよね。」

■学校が与えてくれた人とのふれあいと楽しみ
白神ぶなっこ教室ができて、今年で6年。
スタッフのみなさんもその間多くの人と触れ合う中で、
たくさんのやりがいと自信を感じてきました。


「ふれあいがいいのよね。
ありきたりな料理なのに、
特におとなのお客さんに
美味しいなって言われると、
『やっぱり自然なものって
美味しんだ』って
考えさせられちゃう。
自分たちは(この暮らしに)
もっと自信もっていいなって
思うよね。」
と話すのは
加茂谷舛さん


石田ミオさんも、
「美味しかったーって
褒められれば、
よし、もっといいもの作ろう!
って思うんだよね。」

楽しそうにお話してくれました。
■藤里の子どもたちへ
ぶなっこ教室には、地元からもたくさんの子どもたちが参加して、
それはそれは楽しそうに過ごしていきます。


地元の子どもたちは、
お客様の案内係としても、
ぶなっこにとっては大事な存在。
佐尾さんは、
地元参加の子どもたちの
参加費を少し安く設定し、
たくさん参加してもらえるよう
心配りをしています。


(厚子)「佐尾さんがね、
なるべく地元の人に
喜んでもらいたい、
藤里の子どもたちに
来て欲しいんだって言うの。
山に連れて行って
地域を知って欲しいって。
そういうの聞くと、わたしも
頑張らなきゃって思うよね。」

以前、佐尾さんにぶなっこ教室に込めた想いを聞いたことがあります。
佐尾さんはこう答えてくれました。
「白神の森を歩いて、(中略)たくさんのことを感じながら、
自然のしくみやつながりを知ってほしいの。
一つでも良いから、
大好きなお友達と思えるような自然と出会ってほしいの。
どうしてかというと、大好きな人が死んだら悲しいでしょ。
それと同じように大好きな自然が失われたら、
きっと悲しいと思うから。」

(抜粋 協議会フリーペーパー「moi(創刊号)」より)
格安の参加費は、
未来の白神を託す地元藤里の子どもたちへの希望の表れなのです。
■全ては佐尾さんの人柄
佐尾さんと出会い、学校に訪れるたくさんの人と触れ合うことで
みなさんはふるさとに対する大きな自信と愛情を改めて感じています。
毎回ぶなっこ教室を楽しみにやってくる子どもたちの姿も、
やる気を支えているに違いありません。
でも?。
彼女たちがここに通い続ける、本当の理由。
それはやはり「佐尾和子さん」という存在そのものに他ならないのです。


「佐尾さんはね、会った時から
悩みを聞いてくれたり、
すごく親身になって
人の話を聞いてくれるの。
都会の人だとは思えないよ。
ホントに気持ちが癒される。
ここで働けることが
本当にありがたいなーって。」
芹田レイ子さんが、
優しい瞳でお話してくれました。
芹田さんもまた、
ここ坊中小の卒業生です。
芹田さんのお話を聞いて、
「やっぱりこういうのは全部人柄だよね。」
とみんながうなずきました。
「佐尾さんだから協力できてるのよね。」
「心も広いし言葉使いも丁寧だし。
わたしなんか、いまだにちょっと緊張しちゃうのよ(笑)」

そして、「なんか不思議な魅力のある人なんだよね?。」と。
■感謝の心溢れる学校
全ては人柄。
佐尾さんを含めここに集まる人を見ていると、本当にそうだなと感じます。
そして、それを結んでいるのは「感謝の心」ではないでしょうか。
お互いがお互いに抱く「ありがとう」の気持ちが、
優しさとなって学校中に溢れているからこそ、
訪れる人は安心して身を任せられるのだと思います。
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こんなにも優しくてあったかい「白神ぶなっこ教室」に
みなさんも遊びにきませんか?
ありきたりだけど美味しくて、愛情たっぷりのお料理をご用意し、
みなさんのお越しをお待ちしております。
                                 県北担当 やっつ
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協議会会員情報 白神ぶなっこ教室

2010年4月18日21:12 | 県北情報 | Trackbacks (0)

道の駅なかせんへ!農家レストランOPEN②

        道の駅なかせん こめこめプラザ内
      農家レストラン「元気な農家」
        16日グランドオープン★


▲(右から)中仙さくらファーム代表:田村誠市さん、由貴子さんご夫婦と
 スタッフの皆さん
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今月12日、道の駅なかせん「こめこめプラザ」内にプレオープンしたばかりの農家レストラン
『元気な農家』に行ってきました。


一般のお客様に料理を提供したのは、もちろんこの日が初めて。
スタッフの皆さんも緊張したとの事でしたが、
「本当ですか?」と聞いてしまうほど、その空間はお母さんたちの笑顔と元気な声で溢れる、温かい場所でした。
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「元気な農家」は以前、ブログでもご紹介しましたが、大仙市の農業組合法人「中仙さくらファーム」によって開かれたレストランです。

この日、私が頂いたのは肉定食(¥850)です。ボリュームたっぷりで、家庭的な味が特徴です。
定食に添えられるおかずは季節によって異なり、この時期は
「ふきのとう」を提供。
ばっけみそ、皆さん食べたことがありますか?
この日の肉定食メニュー:鶏胸肉の野菜巻き、ほうれん草のごまよごし、筑前煮、かぼちゃプリン、ばっけ(ふきのとう)みそ、杜仲麺、ごはん


そして食後に元気な農家オリジナルソフトはいかが?
農園バニラソフト(¥250)
煎り米こめっこソフト(写真・¥250)
ミックス(¥250)
ドライブがてら、一休みにアイスもいいですね♪
さくらファーム産の環境保全米や佐々木農場産の杜仲豚をはじめ、地元中仙産の食材がたっぷり味わえる農家レストランです。
  ※杜仲豚とはダイエット効果のある「杜仲茶」入りのエサを食べている
  豚で、ローコレステロール・低脂肪とヘルシーさが特徴の豚です。
  (今回、私は食べられなかったので次回こそ…)
また、杜仲の葉を麺に練り込んで作られた杜仲麺、あきたこまち米を小麦粉に練り込み、さらに里いもでコシを引き出した、あきたこまち麺も目玉商品☆どちらがお好みか、何度も通ってみてくださいね(^^)
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レストランを後にし、私は代表の田村誠市さんに「中仙さくらファーム」にご案内いただきました。


さくらファームは
完全無農薬野菜の提供に取り組んでいて、水耕栽培でレタスを育てています。レタスの根元が入っている管には栄養分のある水が流れていて、年に5、6回のサイクルでレタスが収穫されるそうです。
(「元気な農家」ではメニューによって野菜が食べ放題!)
野菜はほんの少し何かに触れられただけでも、ストレスを感じ、成長に影響が出るんだとか。デリケートだからこそ、生産者の手間暇もかかっているし、その分、消費者の皆さんには栄養満点&安心に食べてもらえる野菜となるに違いありませんね。


レタスの小さな芽です。根が張り少し大きくなるまで、常に目が行き届く場所で大切に育てられていました。
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オープンほやほやの
「元気な農家」。
息の合ったチームワークを見ることができ、田村さんご夫婦はじめ、お母さんたちの「わくわく、ドキドキ」―そんな気持ちを肌で感じた一日でした。
今後は農業体験の受入を視野に入れて、更に活動の場を広げていきたいそうです。
『躍進』
「中仙さくらファーム」には、この言葉がぴったりです。
 新たな挑戦はこれからも続く・・・
 また行こう。
                              県南担当 けこさん
  ○●○花まるっ協議会 会員情報○●○
農家レストラン「元気な農家」
住所:大仙市長野字高畑95-1 
道の駅なかせん こめこめプラザ内
TEL:0187-56-2002
FAX:(中仙さくらファーム)0187-57-3011
営業時間 AM 11:00~PM 16:00
定休日 年始のみ
中仙さくらファーム HP
   〃   ブログ
   〃   ツイッタ―
(それぞれで「元気な農家」に関する情報も配信中) 
※近日、花まるっ協議会HPでもご紹介します!

2010年4月16日16:48 | 県南情報 | Trackbacks (0)

16日はNHKニュースこまち!(終了)

16日(金)午後6時10分は


NHK秋田「ニュースこまち」チェゲラッ
上小阿仁村の「やまぶん」と秋田市雄和の「ゆう菜家」が、
16日(金)NHK秋田放送局「ニュースこまち」(午後6時10分)で紹介されます!
この2店を訪ねてくれたのは、
笑顔が超キュートな成村郁美キャスターです!
「食用ほうずきは生でしか食べたことがなかったので、
ジャムという農家さんならではの食べ方が面白いなと。
(お店の中も)すべてがおしゃれで、鵜野さんたちの人柄もステキ☆」

とお話してくれました。

鵜野浩一郎さん幸子さんご夫婦は、
朝から「どんなふうになるのか…」と不安な様子ではありましたが、
いざカメラの前に座ると、しっかりと食用ほうずきへの限りない愛情をPRしていらっしゃいましたよ。
この後、浩一郎さんはほうずき畑に移動し再びロケ。
成村さんたちロケ隊は、夕方から秋田市雄和でゆう菜家のロケをされたとのこと。
みなさん本当にお疲れさまでした。

16日(金) 午後6時10分!

チャンネルはNHK!ニュースこまち
チェック!チェック!!チェック!!!
ロケの詳しい様子は、OA後こちらで紹介します!お楽しみに!!
                                県北担当 やっつ

2010年4月15日23:36 | 県北情報 | Trackbacks (0)

由利本荘「春の花巡り」

      桜・菜の花まつり(準備編)
 秋田の長?い冬も明け、植物も動物も目覚める春。由利本荘市で恒例の「春の花巡り」が、今年もやってきました!
 「道の駅にしめ はまなすの里」近くの桜並木に行ってみると・・・「花が咲いてない…」。本日は「桜・菜の花まつり」のオープニングセレモニーですが、桜の花の蕾は固く閉ざされたままでした。 

しかし、咲く瞬間も散り際も、どちらも花。この蕾には、「これから咲くんだ!」というような生命力を感じませんか?
   ☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆
 

セレモニーは「ハーブ通り歩道」の入口で行われ、由利本荘市観光協会西目支部・齋藤支部長の挨拶に続き、テープカット。(左より、齋藤支部長・由利本荘市観光協会の村岡会長・長谷部由利本荘市長・由利本荘市商工観光部の渡部部長・由利本荘市観光協会西目支部の三浦顧問。)


 その後、西目中央児童館の子どもたちを先頭に、関係者らは「ハーブワールドAKITA」へと歩いていきました。


遊歩道の奥には鳥海山がくっきりと顔を出していて、訪れる人を待っているかのよう。
   ☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆
 遊歩道では来週以降、130本のソメイヨシノが咲き誇る予定です。道の駅隣りの400ヘクタールにも及ぶ菜の花畑(展望台前のみ)。ゴールデンウィーク頃には、無料で摘み取りができるので、そちらも楽しみ♪
 期間中(4/9~5/23)は、各会場で4つのスタンプを貯めると素敵な商品が当たる(かも!)「春の花巡りスタンプラリー」も開催しています。ドライブがてら花めぐりをしてみてはいかがでしょう。
お問い合わせは・・・
由利本荘市観光協会西目支部 0184-33-4615
道の駅周辺花畑実行委員会(道の駅にしめ)0184-33-4260
   ☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆
★おまけ★
帰りの日本海。夕日とも、夕焼けともいえない不思議な空模様…。


今度は花の写真を撮りに行く!よどぎみでした。

2010年4月13日18:32 | 県央情報 | Trackbacks (0)

白神ぶなっこ教室 雪の学校

      

白神ぶなっこ教室 雪の学校春休み中の3月27日~29日、
藤里町で白神ぶなっこ教室(当会員)の「雪の学校」が開かれました。
(1月には藤里町と共催でモニターツアーを実施)
参加したのは、
東京から来た子ども3人とおとな2人、そして地元藤里小の子ども12人。
4月からの進学や進級を控えていた子どもたちでしたが、
この3日間で、さらにもう一歩成長したようでした。
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3日間で、雪遊びやきりたんぽ作り、里山散策、サケの稚魚放流など、
今回も休むヒマなく遊びます。


今回は、千葉県から大学生も
ぶなっこ教室に遊びに来てくれて、
一緒に雪遊びやきりたんぽ作り、
夜は肝試しをして
たくさん遊んでもらいました。


最後の感想文発表でも、
『大学生のお兄さんお姉さんと
遊んだことが一番楽しかった』と
いう子どもが多かったようです。
子どもたちには、
大学生くらいのおとなと遊ぶ機会はあまりないのかもしれません。
みんなとても楽しい、いい経験になったようでした。
■イワナとサケの稚魚の養殖場見学
3日目。大好きな大学生たちとのお別れをしたあと、横倉地区にある
イワナとサケの稚魚の養殖場へ出かけました。



この養殖場を経営しているのが、
近藤さんです。
ここ横倉には、
一年中8度ほどの湧水が
流れていて、
白神山地のきれいな水を
使った養殖ができるそうです。


サケの稚魚の養殖施設は
県北でも少なく、
県内の漁業関係者などが
稚魚をもらいにやってくるそうです。
近藤さんは、今回のように
学習目的で子どもたちが稚魚の
放流を体験する場合には、
無償で稚魚を提供することもあり
年間で1800万匹あまりを放流しています。


■サケの稚魚放流サケの稚魚の放流は、藤里町の「峨瓏(がろう)の滝」で行います。
立派な滝だ、と思って見ていると、白神ガイドでもある鎌田孝一さんが
「こんなに小さくなっちゃって。
ブナの木をいっぱい切ったから水を貯められなくなってしまったのよ。
これじゃ峨瓏大滝じゃなくて、峨瓏チビ滝になるな。」
と笑いながらお話をしてくれましたが、
目に見える森の変化に、多くの不安が募っているのでしょう。


サケの稚魚がびっしりと積まれた軽トラックが到着し、
そこから少しずつ子ども用の
小さなバケツに移しかえて、
川へ放ちます。


こうして
サケは放たれた川を覚えて、
きちんとここに帰って来る。
不思議です。


鎌田さんの孫
(当時)6年生の鎌田樹くん(右)が、あるものを見せてくれました。
滝のそばで湧き出る温泉です。
パイプで川に流れています。
「前にここでシカが温まってた。」と教えてくれました。
樹くんは、ぶなっこ教室が始まって以来、一度も欠かさず参加しています。
「一回来たら面白かったから。」と、
地元の子どもたちを集めてくれる頼もしい存在です。
この4月から中学生になり、吹奏楽部に入りたいと話してくれた樹くん。
きっとここでの経験が、
今後の学生生活に大きな糧となって活かされることでしょう。
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■お別れ会
3日間の最後は感想文を発表します。
「大学生と遊んだことが面白かったです。」「そり遊びが楽しかったです。」など、1人1人面白かったこと楽しかったことを発表しました。
実は、3日目の朝から、1月のモニターツアーに埼玉県から参加していた
岡田涼美ちゃん(小1)も来ていました。
涼美ちゃんと同い年で、同じく1月に地元参加していた新川真里ちゃんが「この前は涼美ちゃんと仲良くなれなかったけど、今回は仲良くなれて嬉しかったです。」と発表していたのが印象的でした。
涼美ちゃんはちょっと照れたような表情だったかな。

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本当に幅広い歳の人たちが集まった今回の「雪の学校」。
いつも自分たちが暮らしている小さなコミュニティーを少し外れ、
異なる人たちの中に一歩足を踏み入れていく。
それはとても勇気のいることだけど、
人と出会い友達を増やして自分の世界を広げていくという経験は、
おとなも子どもも大事なことなんだと感じました。
ここで出会った子どもたちが、
同じ経験の中で共有したその絆をこれからも大切に
おとなになってからも持ち続けてほしいと思います。
                                 県北担当 やっつ
☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・* .。.:*・゜☆
協議会会員情報 白神ぶなっこ教室

2010年4月13日17:48 | 県北情報 | Trackbacks (0)

農家民宿「開墾の里」がTVにてオンエア!

 

予告致しておりました通り、農家民宿「開墾の里」が、AKT「JAみどりの広場」にて紹介されました!皆さま、ご覧になっていただけましたか?
 代表である鈴木和子さんほか、手伝いに来ていたご親戚方々の温かいお人柄が伝わったのではないでしょうか…!
   ☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆
 

4月2日、収録は11時から夕方まで、実に4時間かかりました。料理づくりの頼もしい助っ人に、和子さんのお母さん(サキ子さん)、旦那さまのお姉さんであるハツヨさん、妹さんの仲人さんでいまだに仲良しのナツノさんが来ていました。
 

自家栽培の大豆を使用した豆腐づくりを体験したのは、AKT制作部の長島アナウンサー。手際も良く、トークも軽快で、感心することしきり。お母さんとお父さんの絶妙な会話のコンビネーションにも負けてないのは、さすがプロ!
 

この木箱は、絞って豆乳とおからに分ける時、豆乳ににがりを入れて形成する時、の両方使うのですが、もう何十年と使用している年代物。


こちらは、できたての手作り豆腐。表面の凸凹感が、いかにも「手作り?」という感じで、いいでしょう。
 取材の中にもアットホームな雰囲気が漂っていたし、笑顔での収録になったので良かったな~と、胸をなで下ろし。撮影後は、皆さんもうお腹がペコペコ。ホッとした表情で、真心こめた手料理を頬張っておりました。
★おまけ★
 

帰り、ふもとの小友地区までナツノさんと楽しくお話しながら帰ってきました。知り合いの人を、まるで我が子のように世話をしたこと、貧乏でも、ご近所とのやりとりが楽しかったことなど、ナツノさんの言葉の端端には、優しさと思いやりとであふれていました。とかく疎遠になりがちな人づきあいの現代、人と人が絆を強めていくためのヒントが、そこにあるような気がしました。

   ☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆
・・・花まるっ協議会 会員情報・・・
農家民宿「開墾の里」
 代表 鈴木 和子
 住所 由利本荘市鳥海町才の神字上原119-5
 電話・FAX 0184-57-2384
 料金 1泊2食¥6,000、1泊朝食付き¥4,000、素泊まり¥3,000。
     全予約制です。
     (収穫・豆腐づくりなどの)体験料は、お問い合わせください。
 定員 5名以内(1組のみ)
     ※洗面道具・パジャマはご持参ください。

2010年4月12日14:07 | 県央情報 | Trackbacks (0)

道の駅なかせんへ!農家レストランOPEN

    ~農家レストラン『元気な農家』~
  16日、道の駅なかせんにOPEN!
       

(12日よりプレオープン!)4月16日(金)、道の駅なかせんに農家レストラン、
その名も「元気な農家」がオープンします。


大仙市・農業組合法人「中仙さくらファーム」による農家レストランで、これまでに意見交換や試食会を行い、料理の腕にも磨きがかかってきているそうです。


メニューも豊富で、すでにお母さんたち自慢の一品も出来上がっているそう。早速、私も行ってきます。食後に米粉アイスをつけようかな・・・
元気なお母さんたちによる、「元気な農家」、
後ほど詳しくご報告&ご紹介します。
皆さまもどうぞ足をお運びください。
                             県南担当 けこさん

2010年4月12日12:45 | 県南情報 | Trackbacks (0)

「重松の家」にて味噌作り体験!

 

4月8日、農家民宿「重松の家」で、味噌作り体験(※自然遊び親子サークル AKitaコドモの森主催)をしてきました。前回のきりたんぽ作り以来、重松の家での体験は2度目となります。
 実際作ってみるとその重労働なこと・・・。
   ☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆
続きは、こちらからどうぞ↓
「味噌づくり~’10農家民宿 重松の家~」

2010年4月12日11:30 | 県央情報 | Trackbacks (0)

セリオンリニューアル!

  新しく生まれ変わった秋田港の拠点
    


オープニングイベント開催 土崎港の顔となっている「ポートタワーセリオン」が、国土交通省の「道の駅」に登録されました(2010年3月1日付)。秋田市初となる道の駅としてのオープンは、各種工事終了後の7月31日になる予定で、駅名は「あきた港(こう)」。
 4月4日に開催されたリニューアルイベントの様子をちょこっと紹介します。
   ☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆
 

朝からの好天に恵まれ、大勢の家族連れなどでにぎわうセリオン。2Fの「ポートシアター」では日本アカデミー賞受賞作品「サマーウォーズ」の上映、3階「セリオンギャラリー」では土崎港曳山まつりのポスター展、他にジャグラーパフォーマンスなどもあったようです。

 

秋田市内や日本海を一望できるセリオンタワー。地上100メートルの展望室では、景色を楽しむ人々や写真を撮る人も。

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□■□■ 道の駅のオープンに関してのお話 ■□■□
 「“道の駅=物産館”というイメージが持たれやすいので、地場産食材の活用を強化し、“秋田の食”を紹介していきたい。秋田には“セリオン”という観光名所があるよと、自信を持って県内外に紹介できるような、人が集まりやすい場所を考えていきたい。外部から来る多くの人の要望を参考に、「秋田市の顔」となるような道の駅にしたい。」と、統括責任者の大西健さんより熱のこもったコメントをいただきました!お言葉どおり、秋田の銘酒や特産品などを扱った商業スペースが充実しています。
 リニューアルにあたっては、「主に壁紙張り替えなどの内装や照明に気を遣った」ということで、ぐるり見渡すと、確かにキレイ…というより「磨かれている」という印象でした。得意の(ビル管理)分野を生かして、クリーンアップには特に力を注いだというのも納得。

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今後は、市民の憩いの拠点として期待できそう。観光スポットとしても、秋田港周辺の活性化につながっていきますように。


★おまけ★
“ボケの花”だけに、ピンボケ・・・
道の駅大好き県央担当よどぎみでした。

2010年4月8日19:26 | 県央情報 | Trackbacks (0)

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