藤里町の白神の恵体験工房では、地元産の大豆を使った味噌作り体験を受け入れています。
中でも力を入れているのが、小学生を対象にした“食育”。
6月下旬には、藤里町立藤里小学校3年生の児童たちが体験に訪れ、味噌作りを体験。
お盆には美味しいお味噌が食べれるそうです。
大豆も麹も町内で栽培されている素材を使い、水は白神山地の湧水。
肝心の塩も八峰町産の塩。体験工房の名前の通り「白神の恵」が詰まったお味噌です。
代表の淡路敬子さん(右)は、食べ物が何からできているのか知らない子どもが増えたことを危惧し、
数年前にこの体験工房を立ち上げました。「お金があれば何でも手に入る時代だけど、
大豆と塩があれば味噌が作れるように、素材から食べ物を生み出せる力をもってほしい」と
小学生を中心に受け入れています。
活動も軌道にのり、手伝ってくれる仲間も得た淡路さん。まだまだ一般のお客さんは少ないと話す淡路さんですが、
今、家で手軽に味噌を作れるセット(右写真)を東京の知人に送り喜んでもらっているそうです。
この夏休みには、みなさんも一度訪れてみませんか。体験など詳しくは以下をご覧ください。
【白神の恵体験工房】
住所 秋田県藤里町粕毛字清水岳7-1
電話 0185-79-1540 FAX 0185-88-8578 (一週間前までに要予約)
体験料 味噌作り ひとり1200円、豆腐作り ひとり1500円 (どちらも持ち帰ることができます)
県北担当やっつ
2011年7月19日13:30 | 県北情報 | Trackbacks (0)