先月下旬、能代市で、県北地区を対象とした「農林漁家体験受入のための安全講習会」が開かれました。
会には、すでに農家民宿許可を取得済みの方やこれからはじめようかなという方まで、およそ30人が参加。
仙北市田沢湖で昨年1月に開業した、県内唯一の酪農農家民宿「かまど」の田口幸子さんが、
開業からの一年を振り返って事例発表をし、体験受け入れの楽しさを参加者に伝えてくれました。
「体験を通じて得たものはとても大きい。みなさんにもぜひ取り組んでみてほしいと思います。
これからは一般のお客さんにも来てもらえるようにしていきたい」とお話してくれました。
農家民宿開業以前から、学習旅行の受け入れ農家として長いキャリアをもつ幸子さんのお話には、
子どもたちとの交流が楽しくてしょうがない様子や生きがいになっている様子が垣間見られ、
参加者にもその楽しさ、やりがいは十分に伝わったのではないでしょうか。
引き続き、能代保健所の衛生講習、能代消防署の安全講習が行われました。
保健所からは、「節電や計画停電などが心配される今年の夏は、作ったら食べきることを徹底してほしい」
とのお話が。家庭においても今年は特に注意したいことだと思いました。
また、消防署からも、避難経路の確保やAEDの使い方などの説明が行われ、
万が一の時のためにも、ぜひ3時間程度の集中した講習も受けてほしいと訴えていました。
県と協議会では、今後も各地で安全講習会を開催していく予定にしています。
県北担当 やっつ
2011年7月19日17:00 | 県北情報 | Trackbacks (0)