地元の老人クラブのお年寄りと、秋田市内にある「こひつじ保育園」の子どもさんとのふれあい野外保育が、6月14日に行われました(「こひつじ保育園」主催、秋田市農業農村振興課が保育園と農村地域の調整役)。
(写真左)最初の集合場所、河辺へそ公園にて。子どもたち、わーきゃーと騒ぎながらそこらじゅうを遊び場としていました。
(写真右)河辺鵜養公民館(集落会館)にて鵜養老人クラブの方々と対面後、川コース・沼コースなどの各グループに分かれ、それぞれ体験や散策などに出発。
(写真左)よどぎみが同行した、川ルートグループ。手をつないで、昔ながらの茅葺き屋根が残る集落を散策。
(写真右)初めて見る炭焼き小屋。「炭って、なあに~?」と聞かれてしまいました(笑)。今度、炭で火を起こしたところも見て欲しいな、とお年寄りがポツリともらしたのが印象的でした。
急斜面を降りて大又川に入って水遊び。全身びしょぬれになったのもかまわず、楽しいひとときを過ごしたようでした。私も、童心に帰ったような気持ちで、懐かしいひとときをご一緒させていただきました。
帰りは、同じ急斜面を登るのですが、身長の低い彼らにとってはプチ登山。でも流石に体力が有り余っているのか、疲れた様子もなく、元気、元気。お年寄りも、慣れた足取りで、元気。よどぎみは、ついて行くのがやっと。
(写真左)鵜養集落老人クラブ会長・川村さんの家の庭に咲いていた蓮の花。
(写真右)同じく川村さんのお庭にて、イモリを捕まえて「カワイイ~」。
(写真左)鵜養公民館横に咲く花を「摘んで良いよ」との一言で、こぞって花束を作りだす園児たち。
(写真右)「おにーさん、ハイ、あげる!」微笑ましい一コマ。
「自然と触れ合うことが大切というモットーの保育園ですので、秋田市で力を入れている鵜養集落で何かできないかと協議し、都市・農村交流活動として一昨年から始めています。昨年からは日帰りに加え、宿泊を兼ねた野外保育を実施しており、今年も7月に予定しています」と、秋田市農業農村振興課の桜庭さん。
「こひつじ保育園」の渡辺さんは、「今後も活動を続けていきたいですね。昨年は、道なき茂みをかき分けて急斜面を川に降りたのですが、“今年も来るぞ”ってことで集落の人がある程度小さな枝や葉を刈ってくれたようです。そういった心遣いが有り難いし、そういう集落の方々の気持ちが、子どもにも伝わっているといいですね」と語ってくださいました。
(写真左)「私のこと、忘れないでね」「忘れないよ。また、おいでね」…最初来た時、「ぜんっぜん楽しくない!」って言っていた子も、帰る段になったら寂しくなったのか、おばあちゃんから離れようとしません。「また来るね」と、優しい声でつぶやきました。
(写真右)お見送り。「来月もおいで!」7月の、お泊り保育の日が、今から楽しみですね!
県央地区現地特派員 よどぎみ
~秋田市からのお知らせ~
農家の皆さん 農家民宿・農家レストランを開業しませんか
秋田市では、本市が持つ豊かな自然環境や農林水産資源を活用して都市住民を積極的に受入れ、都市と農村の共生・対流を促進することを目的に、農家民宿又は農家レストランなどを新規に開業する農家等に対し、改築費用等の一部を補助する都市・農村交流促進事業を実施します。
【対象者】秋田市に住所を有する農業者等で、農家民宿又は農家レストランに必要な法的許認可を受けていること又はその見込であること。
【対象事業】自宅等を改築して、次の施設を整備する費用の一部を助成します。
・農家民宿(農山漁村滞在型余暇活動のための基盤整備の促進に関する法律に定義する農村滞在型余暇活動を提供できる宿泊施設)…客室、調理室、浴室、トイレ等。
・農家レストラン(農村地域で農業者等が関わる地元の味が楽しめる食事処) …食堂、調理室、トイレ等。
・その他市長が認める施設…交流施設、体験施設等
【補助額】補助額は、整備費用の1/3以内で100万円が上限です。
【募集期間】平成23年6月1日~平成23年7月31日
【応募方法】事業の申請書および必要書類を提出していただきます。応募を希望されるかたは農業農村振興課までご連絡ください。
【審査】選定委員会で審査をし、補助の対象者を決定します。
【その他】開業に必要な法的許認可を受ける見込みのあることが必要です。今年度に整備を終了していただくことが必要です。秋田市グリーン・ツーリズム推進協議会の会員になることが必要です。
お問い合わせと連絡先…秋田市農林部農業農村振興課
電話/ファックス 018-866-2116/018-883-4041
e-mail ro-agen@city.akita.akita.jp
住所 〒010-0973 秋田市八橋本町六丁目12-1
2011年6月17日13:00 | GTのPR, 県央情報 | Trackbacks (0)