11月30日、大仙市大曲交流センターにて『農林漁業体験受入のための安全講習』が
行われました。今年最後の講習ということもあり、遠くは大館市から足を運ぶ方、
もう一度受けておきたいという積極的な方などを含め、65名の申込みがありました。
写真は、山形からお越しいただき、事例紹介をして下さった、「田舎体験塾つのかわの里」事務局長の
早坂氏(中央)。教育旅行を中心としたグリーン・ツーリズム活動を行い、地元の活性化に結び付けた結果、
年間3000人以上の交流を行えるようになったこと。そして地元の方々も元気に楽しく活動をするように
なったこと。また、今ある課題と今後の展望などをお話し下さいました。
続いて「食品衛生における注意点」について、大仙保健所の方が説明下さいました。
写真左)目で見ても汚れ方の違いが分かる2枚のまな板、それぞれの洗浄度を比べます。
写真右)手洗いの重要性を教えて頂き、練習。
初めて講習を受けた私は、こんなに洗わないと汚れって落ちないの!?とビックリしました。
また、大曲消防署の皆さんが「防災・施設の安全管理・救急における注意点」を説明。
住宅用火災警報器は、どの住宅も平成23年6月1日から取付が義務付けられています。
皆さん、ご存知でしたか?
写真左)農家民宿にやってきたお客さんが“玉こんにゃく”をのどに詰まらせてしまう設定(迫真の演技!)
写真右)そして、実際に救命手当の仕方、AED(自動体外式除細動器)の使用法を確認しました。
写真左)救命手当などを実践して確認する皆さん。万が一のことを想定して、真剣です。
写真右)最後に仙北地域振興局農林部農林企画課の方より、「教育旅行等に係る農林漁家での民泊の実施方針」
について説明を受け、再確認すべき事項に耳を傾けました。
このように、ベテランの受入農家さんであっても、年に一度は安全講習を受け、お客様や教育旅行で
やってくる学生の方を迎えています。万が一への備えを習得することで、お客様が感じる安心感は
違ってきますよね。楽しく且つ真剣に学ぶことのできる講習でした。
県南担当 けこさん
2010年12月1日12:20 | 県南情報 | Trackbacks (0)