4月23日(土)八峰町峰浜の「果樹農家のレストラン しらかみカフェ」(協議会会員)で、
地酒「白瀑」(山本合名株式会社)の新酒を飲みながら、カフェの料理を味わうイベントが開かれました。
「白滝」は、八峰町八森に明治34年に創業した老舗。
世界遺産白神山地の水で仕込まれる「酒どころ秋田」を代表する酒蔵のひとつです。
カフェへ訪れた「白瀑」の山本友文常務(左)は、「震災で自粛ムードもありますが、
被災地の酒蔵も自粛はしないでと言っている。今日はどんどん飲んでください!」とあいさつ。
さっそく客席へお酒を注いでまわっていました。
この日は、山本常務が米作りから手掛ける『白瀑 山本』に始まり、続いて、
『白瀑 純米大吟醸生原酒』(右写真左)、『白瀑 特別純米酒』(右写真右)の「白瀑」のスタンダードへ。
その後は、今大人気の『白瀑 どピンク 純米にごり酒』と『白瀑 スパークリング山本純米吟醸うすにごり』。
いつもの“日本酒”とは一味違ったお酒まで堪能させてもらいました。
最後は、品評会出品用で普通では飲むことのできないお酒で〆て、合計6種類。
近年ぐんぐんその評価が高まっていると言われる白瀑の“うまし酒”のオンパレードです♪
そんなお酒に合わせるためにしらかみカフェで用意したお食事も、地元の食材ばかりです!
海の町・八峰町らしく新鮮なお刺身の盛り合わせや、あんこうのとも和え、地元・松岡食品のグリーン豆腐、
ホンナ(山菜の一種)のおひたし、うどの酢味噌和え、わかめの酢の物が最初に振る舞われました。
この後も、八峰町特産のしいたけの天ぷらや石川そば、カフェの恵美子おばあちゃん手作りの草餅など…
「白瀑」のさらりとした味わいにぴったりの食事が並びます。
そして、今回のイベントに花を添えてくださったのが、
能代市在住で、仕事の傍ら各地で演奏活動を行っている舟曳(ふなびき)隆志さんの尺八と、
同じく能代市在住でピアニストの梁瀬(やなせ)泰子さんの共演。
「秋田酒屋唄」をはじめ、「浜辺の歌」や「涙そうそう」などを披露してくださいました。
舟曳さん(右)は、県内の各地で演奏会を開き、アルプスホルンまで手作りしてしまう音楽通。
その舟曳さんに誘われて参加した梁瀬さん(左)は、能代市内で弁当屋「やすこちゃんフーズ」を経営しています。
お2人とも今後はこのような演奏活動をどんどん精力的に行っていきたいとのことです。
【やすこちゃんフーズ】能代市緑町1-24(社会保険病院近く) 時間10時~19時(途中休憩あり)
店内でのお食事のほか、仕出しもしています。お近くにお越しの際はぜひ。電話 0185-52-2117
さらにさらに!この日サプライズで登場し、会場をおおいに盛り上げてくれたのが、
フォルクローレという南米の音楽を奏でる「ベル・ビエントス」のお2人(左)!
リーダーのあるまんど山平さんは、演奏活動を始めて今年で24年。私も何度も耳にしたことがあります。
先日は震災の被災地へ慰問演奏に行ってきたそうです。サンポーニャとギターが奏でる心地よい音が、
被災地のみなさんの心にも響いたに違いありません。(ベル・ビエントスのHPはこちらから)
同席となり楽しい時間を過ごさせて頂いた、地元峰浜の木藤さん(右写真右)と山本さん(右写真左)も、
「最近の白滝は、ホントにおいしいな!」と大満足の様子で、どんどん酒瓶が空いていきます。
地元に愛されてこその「地酒」。みなさんの笑顔と、休むことなく飲み交わされるその光景に、
「白瀑」の長い歴史を見守ってきた地元の人達のあたたかさを感じました。
しらかみカフェのオーナー笠原吉範さんは、
「いろんな人がこのお店に目を向けてくれて嬉しい。本当にやって良かった」と嬉しそうな様子で話し、
また、「白瀑」の山本常務も「自分も音楽が好きなので、楽しかった」と話してくれました。
しらかみカフェでは、このように音楽と食を合わせたイベントを昨年末から多数行っていて、
5月22日(土)には、元オフコースの松尾一彦さんのライブも行われます。
詳しくは、しらかみカフェへお問い合わせください。電話0185-76-3715
どのお酒よりも「白瀑」が一番好き!な県北担当やっつ
2011年4月26日13:40 | 県北情報 | Trackbacks (0)