冬季休業していた五城目町にある農家レストラン「清流の森」と宿泊施設「盆城庵」は本日、4月22日(金)より春の営業を再開します!農家レストラン「清流の森」では、昨年に引き続き地場産食材をふんだんに使用した季節のメニューを提供していきます。
ミズのコブとセロリのサラダ、サワモダシの味噌汁、天麩羅(野カンゾウ・サシボ・バッケ・レンコンの穴にバッケ味噌を詰めたもの)、ゼンマイの白和え、山葵和えなど。
昨年の様子は…「澄んだ空気にカラダうるおうひとびとの想いが根付く場所」・「初夏の五城目を満喫!蛇喰編」・「初夏の五城目を満喫!北ノ又編」をご覧ください。
メニューには、「清流定食(¥1,000)」と、山菜がなくなるまでの期間限定で「春いっぱい丼(¥600)」の2種類があります。
「地元で採れた山菜を使用した天麩羅がたくさんのっていますので、旬を味わっていただけると思います。食事はもちろんのこと、入口のところには休憩所がありますし、隣りには『盆城庵』という古民家を復元して建てられた茅葺きの休憩・宿泊施設があり、囲炉裏で自炊という山村生活を体験することもできます。わざわざ遠くからここまでいらした方に、ゆっくりと五城目を感じていただけたら嬉しいです」と、レストラン支配人の佐藤静子さん。
(写真左から)佐藤静子さん、佐々木由紀美さん、佐々木節子さん、石川潮子さん。
また、よどぎみがお邪魔した17日は、「清流の会」のメンバー皆さんが集い、総会と試食会が行われました。
総会の中で「清流の会」代表の金澤さんは、「今年はレストランで、団体のお客様の受け入れを考えています。具体的には、五城目町で出している周遊巡回バスがネコバリ岩まで運行しているので、バスでいらしたお客様に記念撮影をするとか、レストランからネコバリ岩のある馬場目川源流のあたりまで自転車をレンタルするとかして、集客を増やしたい。『農家レストラン』としても、地元に密着した活動が急務。『清流の会』は、食材を提供するだけでなく、積極的にイベントを計画するなどして、お互いが連携して取り組んで、地域を盛り上げていかなければ」と、熱く語っていました。
実は、この10年で住民数が激減し、ここ蛇喰(じゃばみ)集落にお住まいの方は現在、たった2家族となってしまいました。過疎化は深刻な問題となっており、地域を存続し盛りたてていくことも課題となっています。
今後は、地域内のひとり暮らしのご高齢の方を、定期的にレストランに招待し交流を深めてもらうことなども検討しているそうです。
●農家レストラン「清流の森」
五城目町馬場目字蛇喰27
開館時間…8:30~17:00
食事時間…11:00~15:00(ラストオーダー14:30)
定休日…木曜日
※団体のお客さんの予約等を優先する場合もありますので、事前に営業を確認してからお出かけください。
お問い合わせ先…018-853-2577
●「釣りキチ三平の家」
同じく冬季休業していた馬場目北ノ又の今野さんのお宅も、「釣りキチ三平の家」として、4月1日(金)より一般公開を再開しておりますので、昔ながらの茅葺き民家を見学してみませんか。
※周辺には民家がありますので、駐車場所を守り、敷地外には立ち入らないようお願い致します。
公開時間…9:00~17:00
お問い合わせ先…五城目町役場商工振興課(018-852-5222)
(写真左から)宿泊施設「盆城庵」、「釣りキチ三平の家」として公開している今野家。
☆★☆★☆新たな出逢い☆★☆★☆
「清流の会」のメンバーでもあり、山や川での遊びを楽しむ趣味サークル「緑遊人」のメンバーでもある草皆さんと竹田さん。「潟上や五城目での楽しみは、俺らも良ーぐ知ってるよ。この間はほだ木を採ってきたばかりだ。キノコの菌打ちするなや」と、人懐っこいお二人。興味のある方は、コチラへowv38z4404r272@ezweb.ne.jp(竹田)。今週末も、晴れますように・・・。
県央地区現地特派員 よどぎみ
2011年4月22日00:00 | 県央情報 | Trackbacks (0)