お知らせ
今回の震災を受けまして、あきた白神体験センターでは、
21日に予定していた「春の日帰りイベント」を中止することにいたしました。
予定していたパン作り、そば打ち、きりたんぽ作りなどは、
このイベントの日時以外でも随時受け付けている体験メニューです。
どれも白神の恵みを味わえる美味しい体験です。またの機会のぜひお越しください。
八峰町のあきた白神体験センターには、四季折々の多彩な体験メニューがあります。
6日(日)、人気の高い体験のひとつ「白神こだま酵母を使ったパン作り」に挑戦してきました。
モチモチ、フワフワ、いい匂い♪のご機嫌な一日となりました。
今回は、センターが主催する春の日帰りイベントのひとつ。
パン作りのほか、本館のそば打ち体験とおらほの館のきりたんぽ作り体験があります。
この日は、イベントに申し込んだ2人の女性と、
前日からセンターに宿泊していた6人のグループ(と、私)の合計9人が参加。
八峰町内から参加した山本チエ子さん(左)と工藤初江さん(右)。
小学校からの幼なじみという2人は、普段からこうしてお出かけしている大の仲良しです。
初江さんは「ホームベーカリーで作ることはあるけど、手作りはなかなかできないから」と
参加したきっかけを話していました。
そして、私たちにパン作りを教えてくれる講師が、八峰町峰浜にお住まいの今井昌子さん。
実は今井さんは、JR五能線 あきた白神駅の観光駅長でもあります。
パン工房は駅に隣接していて、今井さんは駅長業務とパン作りの講師を兼任されているのです。
「白神こだま酵母」とは、平成9年、秋田県総合食品研究所が、
世界遺産白神山地の県指定地域内から採取した腐葉土から抜粋・選別した有用野生酵母。
平成11年に特許申請を行い、平成19年取得しました。
今回配られたレシピには、パン作りにおける白神こだま酵母の特徴と利点を、
①ぬるま湯にすぐ溶ける、②発酵力が強い、③トレハロース(甘味成分)が多い、
④冷凍に強い、⑤乾燥に強い、⑤国産小麦との相性が良い と紹介されていました。
先日ご紹介した本館のどぶろくでも使用していたこの「白神こだま酵母」は、
パン製造を中心に、今や全国で使用されてます。
こねて、発酵、こねて、発酵を繰り返し、いよいよオーブンに。
2次発酵と焼き時間を合わせると、待ち時間がおよそ1時間。
ゆっくりとパンの焼けるいい匂いが漂う工房内で待っていると、窓の外に、列車の姿が。
JR五能線 リゾート白神「青池」の新型ハイブリッド車両です!初めてみました。カッコイイです♪
その新型ハイブリッド車両を見送った駅長姿の今井さんがオーブンを開けると…。
みんなで思い思いに作ったパンが、おいしそうにふっくらといい焼色になっていました。
形もそれぞれ個性的。早く食べた~い!!!
センターがジャムをご用意してくれたので、昼食でコーヒーと共においしく頂きましたよ(^^)v
昼食後は、オリジナルのしおり作り。
この日の記念として、日付とイベント名が入っている紙の上に白神山地の落ち葉を置いて、
さらに私たちは、出会いを記念して3人の名前を書き入れました☆
挟んだ本を開くたびに、この日の楽しかった思い出が蘇ってくるはずです。
さらに、センター副所長 工藤金悦さんのお誘いでペタンクという軽スポーツを楽しんだわたしたち。
「うちにいるばかりだとストレスも溜まるでしょ」と初江さん。
活き活きしたお2人に、私までたっぷり元気をいただきました!
あきた白神体験センターのイベントは今後も行われます。
【春の日帰りイベント】 ※イベントは中止になりました。
日時 3月21日(月・祝) 午前9時~
体験 ①白神こだま酵母を使ったパン作り ②本館そば打ち ③おらほの館きりたんぽづくり のいずれか。
参加費 ①と②1,500円 ③2,000円
申し込み・問い合わせ あきた白神体験センター 電話 0185-77-4455
県北担当 やっつ
2011年3月7日15:00 | 県北情報 | Trackbacks (0)