8月27日(木)、今年度一回目となるグリーン・ツーリズム花まるっ大学を開講いたしました。この研修は、グリーン・ツーリズム(以下G・T)で起業を考える人を応援し、またG・Tを日常の余暇の楽しみ方に加えてもらい、楽しんでもらうために関心のある方ならどなたでもご参加いただける内容になっています。
記念すべき第一回は、郷土の新聞・秋田魁新報社(当協議会賛助会員です)1階にあるさきがけホールのセミナールームで行われました。
まずはじめに昨年度の修了生の方に、荒樋先生から修了書が手渡されます。
昨年度の修了生は、当議会会員でもある、かやぶき山荘「格山」(羽後町)の阿部雄太さん、真由美さん。ご夫婦での授与です。GT特製エプロンもプレゼント。ペアルックでがんばっていただきたいですね♪
午前は、当協議会アドバイザーである荒樋 豊先生(秋田県立大学教授)の講義を受けました。
現代社会におけるGTの定義、農村空間の重要性(都市と農村との関わり)などを具体的な例を挙げていただきながら学びました。秋田の農村のプロである農家の母さんたちによって型にはまらない体験が出来る農村体験は、親子の時間を大切に出来る貴重な時間であり、また農家の母さんにも暮らしのスパイスをもたらすものであるということでした。
午後は陽気な母さんの店(株)から、当協議会の石垣一子理事長に「秋田県のグリーン・ツーリズムが目指すもの~私のグリーン・ツーリズム~」と題して、お話いただきました。石垣理事長が代表を務め、陽気な母さんの店も所属している「大館市まるごと体験推進協議会」では昨年14校もの教育旅行の受入を実施しました。ただ、東日本大震災の影響などもあり、最初からうまくいっていたわけではないということでした。辛いこともあるけれど、楽しいから続けられるそうです。大館を伝えたい!という真剣な思いを感じました。
今回の講座のお楽しみのひとつ、同じく陽気な母さんの店より古川カヅ子さんと一緒に、大館の新名物!である秋田弁ラジオ体操を会場の皆さんと行いました。本来は、大館に訪問して農家民宿に泊まらないと体験することができないラジオ体操を、グリーン・ツーリズムの仲間の研修会だからということで、特別に実現しました!ありがとうございました!大館弁が炸裂します!「でっけぐ伸びっこすべしー!がりっとー!」
今後については、課題もあるけれども約15年の直売所の経験を生かし、地域の人々やいろんな人たちを巻き込んで活動していきたいとおっしゃっていました。夢が広がります。
最後に参加者の方からひとことずつコメントをいただきましたが、既に実践されている方からこれから始めようと思っている方々まで、いろいろな方のご意見、抱負などをきくことができました。新しいつながりができるといいですね。
次回のグリーン・ツーリズム花まるっ大学は10月20日を予定しております。秋田のおもしろい人々に会えるチャンスです!
2015年9月3日12:00 | 秋田県全域 | Trackbacks (0)