平成8年、秋田県内第1号の農家民宿として開業した「泰山堂」が、この度20周年を迎えました!
おめでとうございます!!
これを記念して、7月4日、秋田内陸縦貫鉄道(以下、内陸線)の2両を貸切にして、記念列車が
走りました。泰山堂常連のお客様やこれまでお世話になった方々、地域の仲間たちなど、県内外から
集まった約70名を乗せて、楽しい旅、想い出を振り返る旅に出発です。
(写真:往復地点の阿仁合駅にて)
角館駅の改札をくぐると目を引くオレンジの車両。角館駅から阿仁合駅間を往復する、
約3時間半の旅です。本日の主役である泰山堂の藤井けい子さんとご主人の直市さんが
挨拶をすると、大きな拍手が送られました。
内陸線ならではの景色も見もの。田んぼアートがゆっくり見られるように徐行してくれます。
車内では、藤井けい子さんもメンバーであるグリーン・ツーリズム西木研究会のお母さんたちが
アテンダントをこなします。嬉しいサービスにテンションも上がります(^^)
阿仁合までの区間、絶景も随所に。「内陸線っていいね」という声がたくさん聞こえてきました。
こちらは、「開業20周年記念 ありがとう弁当」!
料理研究家・フードスタイリストとして活躍されている石川世英子先生のアイデアに
ばっけみそや西明寺栗の渋皮煮など地元の食材・料理が詰まった特製弁当です。
どれもほっぺたが落ちるおいしさでしたよ。添えられたお品書きも素敵でした。
食後は、泰山堂の常連客で、芸達者な皆さんが車内を盛り上げてくれました。
三味線や踊り、ギター演奏などに手拍子を打ち、口ずさみ、そして拍手が送られました。
招待された農家民宿のお父さんたちだって負けていません!
マイクを握り、ドンパン節で盛り上げる農家民宿里の灯の佐藤二郎さん(右)。
内陸線に揺られて過ごしたひとときは、藤井さんを介して集まった人同士が堅苦しい挨拶を
抜きにして一緒に盛り上がった、明るく陽気な時間でした。
藤井さんご夫妻から皆さんへメッセージです。
「長いようで短かった20年間、皆さまとともに年を重ねてまいりました。
これから30年目に向かって、またコツコツと歩みだします。
どうぞよろしくお願いいたします」
20周年、本当におめでとうございました!
協議会事務局
タグ: 農家民宿
2015年7月7日14:00 | 県南情報 | Trackbacks (0)