秋田花まるっグリーン・ツーリズム推進協議会ブログ

絵本「男鹿のなまはげ」


今日は、節分。節分といえば、「鬼」。そこで、秋田の鬼と言えば「なまはげ」。 男鹿のなまはげのことを描いた絵本のご紹介です。

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毎年大みそかの夜、男鹿半島の家々には、なまはげがやってきます。「おやま」(本山・真山)から、その日だけおりてくるのです。
「ウオーッ なぐこ(泣く子)はいねがぁ わりこ(わるい子)いねがぁ」
でもなまはげは、子どもをこわがらせるだけではありません。この地にくらす人々にとって、自分たちを見守ってくれる神様なのです。
鬼の姿をしたなまはげがどうして、神さまになったのでしょう。
話は、2000年も前。(「男鹿のなまはげ」(絵/金子義償 文/土井敏秀)より 抜粋)

絵も色彩豊かに描かれています。知っているようで知らなかった「なまはげ」のことが分かります。そして、なまはげの物語にひそんでいるもうひとつの物語が、ちょっとせつなくなります。

この絵本は、当協議会会員で男鹿市加茂青砂で体験の受入などを行っている「おかえりなさーい!かもあおさ笑楽校」の土井敏秀さんが執筆されました。
一冊1,200円(税別)。遊学舎受付カウンターでも販売しています。また、東京では、秋田県のアンテナショップ 「あきた美彩館」(JR品川駅 高輪口、 京急線 品川駅 徒歩3分。エプソン品川アクアスタジアム向かい。)で手にとることが出来ます。お問い合わせは、土井さん(TEL・FAX 0185-37-2580 男鹿市戸賀加茂青砂字鴨16)まで。

2月13日(金)~15日(日)には、「なまはげ柴灯まつり」が男鹿市で開催されます。 この絵本を読んでから男鹿に行くと、なまはげのことがもっと身近に感じることができるかもしれません。

今日の携帯電話の画面には、鬼の面のかわいい絵柄とともに「The day before the beginning of spring」という英文が。
まだまだ雪が降りそうな秋田ですが、春はもうすぐそこまで来ています。

2015年2月3日13:56 | 県央情報 | Trackbacks (0)

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