2月14日、バランスのとれた食生活の実践や、食育活動・地産地消の大切さなどを改めて確認する
機会にしようと、平成25年度 食育研修会・地産地消交流会が秋田キャッスルホテルで
開催され、食育ボランティアや教育・保健福祉等に関する関係機関など約300名が参加しました。
(主催:秋田県〈健康福祉部健康推進課、農林水産部農業経済課〉)
食育講演会では、「脳・心・体を育てる」~ご・ず・こん食育を通して~というテーマで、元学校栄養士で、食育アドバイザーの宮島則子さんがお話されました。 「ごま(ご)、大豆(ず)、昆布、根菜(こん)」を毎日の食事に、というお話は非常に分かりやすく、今一度、毎日の食事を見直す機会になったのではないでしょうか。また、食育を実践する子どもたちの紹介は、グリーン・ツーリズムの活動にも繋がるヒントになりました。 |
続いて、県内の実践者の皆さんから活動発表も行われました。
写真左)大仙市立協和小学校の主任学校栄養士・新田泰子さんに代わって、県・農業経済課で学校給食を担当する冨田さんが代理発表。生産者組織と取り組んだ給食用野菜生産・流通についてご紹介くださいました。
写真右)秋田県の青果物の魅力を効果的に伝えていく活動について紹介した、野菜ソムリエコミュニティあきたの佐藤司さん。「野菜・果物の魅力を発信」することが野菜ソムリエの役割と話し、57人からなる会員が実践してきた活動等をご紹介くださいました。
そして、当協議会会員・㈱ナチュラルスタンスクラブ(以下、NSC)の佐々木幸子さんの発表もありました。地元スーパーのインショップとして展開してきた活動が評価され、昨年11月、平成25年度地産地消優良活動表彰「交流促進部門」において、農林水産大臣賞を受賞したNSC。受賞に至った活動内容やこれからの目標が発表されました。 その中で、地元の県立大曲養護学校との交流が紹介されました。農業を通した活動の幅を広げ、地域に貢献しているお話が印象的で、佐々木さんご自身もこの活動を楽しんでいるのがうかがい知れました。 |
食育研修会の終了後、引き続き、情報交換を通じてお互いに顔の見える関係を築き、今後一体となって
活動に取り組んでいけるよう、地産地消!試食・販売情報交流が行われました。
発表のあった佐藤司さんら野菜ソムリエによる旬野菜料理の試食・レシピの提供や農産加工グループ等による
加工商品の販売です。
全県から集まった皆さんの商品はどれも魅力的、私も一口でファンになってしまいました(^^)
出店した皆さん
幸耕房(鹿角市)、お菓子工房スフレ(三種町)、彩菜館アグリ畑(秋田市)、㈱潟工房(大潟村)、大地の恵・母の味「旬」(秋田市)、東由利特産物振興会(由利本荘市)、JAあきたおばこ中仙地区女性部 加工グループ米夢(大仙市)、美郷町農産物加工協議会(美郷町)
協議会事務局
2014年2月17日15:30 | 県央情報 | Trackbacks (0)