2013年12月28日(土)、三種町琴丘歴史民俗資料館 三種の館にて餅つきが行われました。
三種町グリーン・ツーリズム推進協議会主催の「鏡餅つき大会」です!
三種の館は明治初頭に建てられた民家を移築した建物。
土間や囲炉裏、馬屋がある昔ながらの造りで、現在は昔の家事や農業に使った道具が展示されています。
餅つき大会は、三種町の親子20名弱でにぎやかにスタート。
まずは蒸し上がったもち米をうすの中へ!
最初はもちつきの迫力に驚いたのか、様子を伺う子どもたち。
「頑張ったらおいしいお餅ができるよ~」「ほら男の子、頑張れ!!」とお母さんたちに励まされ、交代でお餅をついていきます。
民宿一会の工藤元太郎さんも力を貸します(写真下)。
お餅がつき上がったら、今度は鏡餅づくり。
片栗粉をつけ、ころころとまあるく整えます。
夢中になって手以外も片栗粉だらけ。
しかし、粉をしっかりまぶさないと…ご覧のとおり。
出来上がった鏡餅には、冬でも枯れず縁起が良いユズリ葉・松の葉を添え、みかんを乗せて飾り付け。
そして、お待ちかねの試食タイム♪
お母さんたち特製の「つゆっこ餅」をいただきまーす!
しょうゆ味のおつゆにつきたてお餅が入っています。
そこに刻みネギと、大根おろしのなますを入れて食べるのが定番なんだとか。
なますを入れるとさっぱり食べられる「つゆっこ餅」は、お正月で食べすぎた胃にもやさしいですね。
「美味しい?」と聞いても返答がないくらい夢中になって食べている子も…。
「お出汁に使った煮干しは元太郎さんの自家製なの。あとはごぼうとかも使ったよ。」と教えてくれたのは、農家民宿しばたん家の柴田千津子さん。
ごぼうは細かくせず、太いままごろっと入れて出汁を取るんだそうです。農家ならではのレシピですよね。
お次はしお豆を混ぜ込んで作った豆餅。
豆のおかげでほんのり塩味。そのまま食べても、青きなこをつけても美味しいですよ。
美味しいお餅をお腹いっぱい食べて、子どもたちはパワー全開!!
寒いのに外へ飛び出し鬼ごっこ開始。
外からバタバタと土間に入ってきたかと思えば、階段を駆け上り、降り、また外へ…
お父さんたちは目を細めて、
「昔はこうやっていつでも子どもたちの声が聞こえてたもんだよな~」
「二階が子どもたちの遊び場になっちゃうのも変わんないな。これがこの家の本来のあり方だよ」と話してくれました。
おやつの時間は囲炉裏を囲んで。
飲み物はオレンジジュースだけど、ちょっぴり昔の暮らしを体験。
先ほどまで駆け回っていた子どもたちも、囲炉裏の前だと何故か正座になってしまいます。
お土産は、自分で作った鏡餅に紅白餅。
そして三種町で栽培されたそばの実で作ったドン菓子!
子どもたちはいっぱいのお土産を手に、「おもしろかったからまた来たい!」「やだ~帰りたくない~(涙)」「またねー!」と帰っていきました。
三種町グリーン・ツーリズム推進協議会では、三種の館でのイベントをもっと増やして、この餅つきも恒例行事にしたいと考えているそう。
今年も三種町のグリーン・ツーリズム、ますますおもしろくなりそうですね!
★三種町グリーン・ツーリズム推進協議会メンバーからのメッセージ★
民宿一会
「わかさぎ釣り用の小屋が完成しました!快適に釣りができますよ~もう少し寒くなったらぜひ体験しに来てね!」
農家民宿しばたん家
「好評の飾り巻き寿司教室♪1/11(土)、1/20(月)、2月8日(土)、2/20(木)実施します!お申込みお待ちしてます♪」
協議会事務局
2014年1月7日16:00 | 県北情報 | Trackbacks (0)