「こころ」と「からだ」が元気になる体験を秋田の“ここから”始めてほしい。という思いを込めて10月から始まった「グリーン・ツーリズム交流博“ここから秋田”」。ガーデンカフェTimeで「ターシャ流みつろう作り」。
ターシャとは、アメリカで自給自足の生活を送っていた絵本画家で園芸家の女性。
ミツバチが巣を構成する蝋を精製したものを「みつろう」といい、彼女はそれを溶かし1本1本糸を浸しては乾かす、そんな作業を繰り返して作ったキャンドルを毎年作っていたそうです。
そんな彼女の作り方を参考に今回は皆さんにターシャ流のみつろうキャンドル作りを体験していただきました。
これがみつろう。溶かして液状にしたものを使います。なんだかキャラメルみたいでおいしそう(^^)
写真右手に映っているのが、ガーデンカフェTimeのオーナー、佐々木利子さん。
利子さんがお手本を見せてくれ、体験スタート!
はじめは1本のタコ糸。これをみつろうの液に浸けては乾かして…の繰り返し。
なかなか太くならない糸に参加者の皆さんは「今日中に終わるのかしら…」と若干不安気味。
しかし!ある時を境に一気に太くなったキャンドル!
「作る人に似て太っちょなんだわー」とキャンドルを見ながら笑い声も聞こえてきます(^^)
みつろうの温度も関係しているみたいです。今がチャンスとばかりに皆さん急ピッチで浸していきます
丁度良い太さになり、皆さん、利子さんからOKをもらいました。
最後の大仕事!糸と、土台になる部分を平らにカットしてキャンドルの完成です♪
皆さん真剣な顔になっています。
「なんだか竹の子みたいでおいしそう♪」皆さんそろそろお腹がすいてきたのかな?キャンドルが竹の子に見えてきたそうです。
皆さんが最後の仕上げをしている横で利子さんは何やら作業を始めていました…
庭から草花を摘んできてオアシス(生花用吸水スポンジ)に刺していきます。
真ん中には出来たばかりのみつろうキャンドルが。
素敵っ!!2~3分でかわいらしいフラワーアレンジメントができありました。
クリスマス仕様に飾りつけすれば素敵なクリスマスを過ごせそうですね♪
お腹がすいたところでお待ちかねのランチタイム♪
本日のメニューはビーフシチュー・ガーリックトースト・いちぢくパイ・ハーブティ
ビーフシチューのお肉はトロットロ♪野菜は大きめカットなのにホクホク。
庭からの贈り物ハーブ使用のガーリックトーストは香ばしいっ!
いちぢくパイは優しい甘さでいちぢくの味が際立っていました♪
摘みたてハーブのハーブティは落ち着く香りに癒されました(^^)
どれもとてもおいしく、皆さんあっという間に完食。
食後は店内に並ぶ手作り小物を見たり、ガーデニングの質問、参加者同士での情報交換…
皆さん思い思いの時間を過ごしていました。
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まだまだ県内各地で楽しい企画が開催中
グリーン・ツーリズム交流博“ここから秋田”
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今回、初めてお会いする方ばかりでしたが、体験を進めるうちに自然と皆さんの距離がなくなっていくのが感じられました。どの方もTimeに対して特別な気持ちがあったからでしょうね。
体験においしいランチ、参加者の方達にはとても満足のいく体験だったとおっしゃっていただけ、嬉しく思いました。
これからますます日が短くなります。そんな時は今日作ったキャンドルに火をともしてゆっくりとした時間を過ごして、今日の事を思い出してもらいたいですね♪
協議会事務局
2013年11月12日11:30 | GTのPR, 県央情報 | Trackbacks (0)