行ってきました!ベニシア・スタンリー・スミスさんの講演会。
まだ開場前だというのに長蛇の列。
会場には、ガーデンカフェTimeの庭で採れた花達が飾られていました。
これはご来場のお客様に配られた、Timeの仲間が手作りしたハーブティです。
受付開始とともに流れてくるお客様。
皆さん、今日の日をとても待ちわびていた事でしょう。
主催のベニシア・スタンリー・スミス講演会実行委員会の代表でガーデンカフェTimeオーナーの佐々木利子さん
今回の講演会は、にかほ市にある「ガーデンカフェTime」に来られるお客様達から「Timeの庭でベニシアさんの講演会をしてほしい」と言われ続けてきた事が開催のきっかけになったそうです。
しかし、「Timeの庭で開催するとなると、少人数の限られた方にしか聞いてもらえない。せっかくベニシアさんに来て頂くのだから、多くの方に聴いて頂きたい!」という利子さんの想いがあり、にかほ市や市の教育委員会等の協力を得ながら、昨年11月に講演依頼をし、今年1月に許可が下り、約1年がかりでこの日を迎えたそうです。
ベニシア・スタンリー・スミスさん
1950年、ベニシアさんは伝統ある英国貴族の家系に生まれるも、19歳で放浪の旅に出ました。そんなベニシアさんは今、京都大原で家族と生活しています。
ベニシアさんは 、人生や生活に対する想いをいろいろな方向からお話してくださいました。
両親の事、結婚・家族・食事…。
今、生活をする上でとても気をつけている事があるそうで、その1つが「プラスチック」。
どこの家庭にもあるプラスチック(特にプラスチック製食品容器)には、あまり知れ渡っていないですが、多くの危険が潜んでいるそうです。
100%ではありませんが、プラスチック製の食品保存容器を使い続けることで、化学物質が溶解しホルモン傷害や癌、うつ病、糖尿病、精神障害などを引き起こす可能性があるそうです。
安全なのは、ガラスや陶器、セラミック、ほうろう、ステンレスとのことで、大変驚きました。
貴族出身という高貴な方にも関わらず、とても気さくにお話をしてくださったり、時折関西弁が出る見た目とのギャップで惹きつけ、お客様の笑い声が聞こえてくるような空間を作ってくださったベニシアさん。知れば知るほど興味が沸いてくる方でした。
ベニシアさんがお話してくださった事、全てをお伝えできないのがとても残念ですが、いつか逢うかもしれない日まで楽しみにしていてください。
今回、会場の飾りのお花はTimeの庭で採れたもので、お客様へのプレゼントのハーブティも、利子さん達による手作りの品。細かいけれど1つ1つの心遣いが嬉しいですね。
◆おまけ◆
講演会終了後、ベニシアさん・利子さん・スタッフはTimeでお茶をしたそうです。その時ベニシアさんが、Timeの庭を見て「きれいやん!!」と言ってくださったそうです。
また、利子さんお手製の大竹MAPを片手に、大竹地区の散策もされたそうです。地域のおじいさんや、おばあさんとも触れ合い、また大竹の歴史も感じていただけた事でしょう。
今回、日本海に沈む太陽を見たベニシアさん。大原では日の出は見られるそうですが、日の入りは見られないとの事で、とても感激していたそうです。
ベニシアさんにとって、にかほ市が記憶に残る場所として心に刻まれ、また訪れて頂きたいと思いました。
協議会事務局
2013年10月8日11:30 | 県央情報 | Trackbacks (0)