「秋田元気ムラ商談会」が本日、アキタパークホテルを会場に行われました。
これは集落と応援団との協働活動を通じ、双方の良さを生かしながら集落の元気づくりを応援するとして設けた商談会です。
茄子・オクラ・枝豆など自慢の朝採り野菜とキイチゴジュースの試食や・・・
杉沢地区で採れた山菜「ミズ」や、「ミズのこぶ」の販売・・・
早朝作ったばかりのお菓子類などの試食が、惜しげもなく提供されていました。
写真は、「清流の会・五城目町キイチゴ研究会」のみなさん。
また、「ものづくり展in旧五里合中学校」でもお世話になった、「茄子地人協会(秋田で暮らす20代~30代の若者15名で構成された団体で、農家をはじめ画家や料理人、音楽家や記者など、それぞれの生業を地域の活性化と結びつけようと活動をしている団体)」の皆さんも出展されていました。
もちろんそこには、「こおひい工房 珈音」の佐藤毅さんもおりました。
(先日、当協議会の会員になっていただいたばかりです。後日、グリーン・ツーリズム推進協議会HP美の国秋田 桃源郷をゆく内で、正式にご紹介いたします!)
琴川の佐藤安延さんは、「(佐藤)毅くんは、おらほの本家の跡取り。五里合でこうして先さ立って頑張ってくれてて頼もしな?」と、笑顔。
佐藤毅さんとともにすげ笠づくりの実演されていたのは、琴川すげ笠づくり伝承同好会会長の、三浦猪吉さん(琴川老人クラブ会長兼任)。
県内地域の中でも丁寧なつくりが特徴的な五里合のすげ笠は、300年以上の歴史があるとされており、そのすげ笠づくりの技術は男鹿市指定の無形文化財となっています。
「今だば、こへる人いねぐなって貴重になってきたども、昔はすげ笠は使い捨てが当だりめだった。ようは、田植えだの畑だの行って泥どろじぐなって汚れっべ?消耗品だったのよ。」と、三浦さんは商談者らに説明をしていました。
左より三浦猪吉さん、佐藤安延さん、鮪川の成田義則さん、佐藤毅さん、鎌田展禎さん。
にかほ市の「冬師集落伝統細工製作グループ」の皆さんがつくった草鞋(わらじ)と草履(ぞうり)。
他に蓑(みの)があり、「試着できます」とありました。
首都圏のファッションショーとかでやったら面白そうだな、と思ったり。
あ、それから県南担当のけこさんが総力をあげて紹介している「横手市 山内三又集落」の三又営農生産組合組合長・石沢英夫さん(左)と、「旬菜館ベジトピア」の佐藤清彦さんもみえていましたよ!
ご自慢の山内にんじんはもちろん、トマト、いぶりがっこ等の加工品も、きれいな「赤色」が、ひときわ目に鮮やかでした。
地域の伝統文化や特産品の良さってほんとうは、地域の人がいちばんわかっているはずなんです。
それをもう一度見つめ直して、秋田県内はもちろん県外にも売り込んでいくキッカケになればと思いました。
県央地区特派員よどぎみ。
グリーン・ツーリズム推進協議会HP
美の国秋田 桃源郷をゆく
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2010年9月2日18:36 | 県央情報 | Trackbacks (0)