「大曲の花火前日に、大阪から泰山堂さんに泊まりにくるお客さんと
交流会があるんだ、よかったら来てよ」
当協議会 会員・すが家のお父さん(菅原照夫さん)に、そう声をかけて頂いたのは
昨冬にまで遡ります。「本当、楽しいんだから」と笑顔を見せたお父さんが印象的で
私のスケジュール帳にも昨冬からずっと記されていました。
半年の歳月を経て、いよいよ夏の終わりを彩る大イベントがやってきたのです。 シンガ―&ソングライター
かわさきゆたか ミニライブ at すが家
そば処
すが家
菅原照夫さん
「第2回を迎えました、かわさきゆたかミニライブです。
(角館町の)地元の人と大阪の皆さんで交流を楽しみましょう!」とご挨拶。
かわさきゆたかさん
「すが家も泰山堂も、来ると自然に囲まれていて落ち着きます。『ここは何もない』と言うけど、川に行けば魚がいるじゃないか、野菜も米も果物も。忘れかけた日本がここにあります。秋田は私の第一の故郷になろうとしています。」
泰山堂10周年記念のお祝いで知り合い、すが家の菅原さんとかわさきさんは意気投合。
それ以来、交流が続いているそうです。
かわさきさんは、大阪から10名のお友達を連れて秋田にやってきました。
宿泊先は泰山堂。
(今回、泰山堂オーナー・藤井けい子さんは宿の準備でライブに参加できず…残念)
「暑い暑い」と秋田県人が言っても、
「これで!?」という大阪の皆さん。
秋田の夜風は、大阪の皆さんにとって心地よいもの
だそうです。
秋田に着いたばかりで、大曲の花火を始め、秋田を満喫するのはこれから、という皆さんでした。
どうぞ楽しんでいってくださいね。
かわさきさんのご紹介で、(株)わらび座(仙北市田沢湖)・役者の荒川洋さん(左)が駆けつけました。
すが家のそばを堪能。
おいしかったですね♪
〈荒川洋さん出演中『カンアミ伝』情報はこちら:劇団わらび座〉
こちらも(株)わらび座・役者の渡辺哲さん(右)とかわさきさん(左)
渡辺さんは、東京ご出身。
東京には、農業体験を含む学習旅行で、毎年わらび座にやってくる和光中学校という学校がありますが、そちらの卒業生だそうです。
渡辺さんは33年前、初めて和光中がわらび座を訪れた学年の生徒だったそう。
今もなお、変わらず和光中はわらび座にやってきます。
「先輩から経験談を聞くこともできないし、農業をしに秋田に来るなんて、最初は嫌でしたよ。でも、秋田に来て、『こんな世界があるんだ』ってカルチャーショックを受けました。自分の住んでいる世界(東京)がウソのように感じた。こちら(秋田)が人間本来の姿なんじゃないかってね」
また、今回の交流会に対して、
「地元にいながらにして、このような交流を作っていくのは大変。
かわさきさんのおかげだね」ともお話し下さいました。
〈渡辺哲さん出演中『山神さまのおくりもの』情報はこちら:劇団わらび座〉
がっちり握手を交わし、久しぶりの再会を喜ぶかわさきさんとすが家のお父さん。
かわさきさんは、すが家のために歌を作り、披露しました。
お父さんは、この日のために仲間と協力して、椅子やテーブルを手作りしたり、おいしいものを食べて欲しいとあれこれ計画を練ったり…。
そんな双方の真心を目の当たりにすると、がっちり交わした握手に熱く深い意味を感じ、並んだ二人の背中に同じ意味を見出しました。
きっと、これからも変わらず続いていくだろう心の交流を。
都会の方の感性は、忘れかけた秋田の魅力に気付かせてくれます。
私にとってもそんな貴重な出会いでした、ありがとうございました。
そして、「こんな人が近所にいると、ホッとする」とすが家のお父さんの話をした
参加者の言葉を 心にメモして、一足先に退席させていただきました。
さて、ブログもできたことだし私もそろそろ…。
大曲の花火へ繰り出します。
県南担当 けこさん
花まるっ協議会HP:美の国秋田 桃源郷をゆく
twitter:#akita_gt #greentourism で検索
県南担当 けこさんがゆく vol.8
今回のイベント、影のリーダーはこちら!
すが家の長女・
真奈美さん(写真奥)
魚やイカをさばく姿には、お手伝いスタッフで、主婦の中島さん(写真手前)もびっくり。
最終的にはさばき方の指示を出すほどの腕前でした。
いいお嫁さんになるだろうなぁ(^^)
2010年8月28日13:52 | 県南情報 | Trackbacks (0)