JA新あきた直売センター「いぶきの里」、オープン初日の大盛況ぶりはこちらのブログでご紹介させていただきましたが、今回はその裏側に迫ります!
「いぶきの里」直売センターに、新鮮な野菜や漬物などの加工品・手作りのお惣菜などを出荷している「ほっと加工所(JA秋田しんせい女性部の役員)」。
新鮮で安全・安心な食材を提供しているお母さん達の仕事場に、前日潜入取材させていただきました。
この日集まったスタッフは、5名(プラス、よどぎみ)。
あら?この方、どこかで見覚えが…そうです、当協議会の会員さんでもある「農家民宿 重松の家」の、佐藤祐子さんです!
古代米おこわをほかしています。
「昼ご飯さするがど思って、んめよ?。」
色よく仕上がったきゅうりのがっこ。
お酢を入れると早く浸かるし、夏は爽やかにいただけると、祐子さんよりアドバイス。
下浜の佐藤貞子さんが、得意の「フキの炒め煮」を作ろうと、下ごしらえ。
「自宅近くの山から採ってきたよ。山ブキでないと、塩漬けにした時、もたないから」
煮物に入れる干ししいたけ。
「何と、立派だ~」
良いおダシの秘訣ですね。
仁井田の新田美江子さんが、ポテトコロッケをあげています。
「ちょうど良く揚がってらが?」
「まンず、味見でみればいね」
「いい色だ~」
と、満面の笑み。
良いものが出来た時って、皆さん自然と顔がほころびます。
真剣な面持ちで、淡々と笹巻きづくり。
鳥海で一度笹巻き作りを体験したこともあり、「覚えてるょ」とばかりに見学したのも束の間、「あれっ?作り方が違う…」同じ“2枚巻き”なのに、地域によって(或いは、人によって)その巻き方は様々。
「作ってみるが?」と、祐子さんのお声掛けで、よどぎみも皆さんと一緒に笹巻き作りに加わらせていただきました(よどぎみが作ったものは、お昼ごはんに皆でいただきましたので、ご安心を…)。
およそ40分後、色よく茹であがりました。
「ほどけたの、ひとっつも無いよ。みんな上手」
と言うのは、祐子さんの上新城のお仲間、渡辺則子さん。
緊急要員でしたが、頼もしい助っ人です!
暑そうなスタッフを仰いであげたり、物が取りやすいよう配置したりと、常に細やかな気配りで場を見極めているのが印象的でした。
ほらっ!
美味しそうでしょう!
こちらのトマトは、貞子さんのご自宅の畑で収穫。
「お昼に、みんなでつまんで」
黄色いトマトが、思いの外甘くて美味しいのです。
というわけで、ちょっと休憩(お昼休み)。
左より:植村敬子さん、渡辺則子さん、佐藤祐子さん、新田美江子さん、佐藤貞子さん。
☆★☆★☆ オープン当日 ☆★☆★☆★
「いぶきの里」オープン当日の朝は、加工所が8時に開くのを待って全ての惣菜を作って、てんやわんやだっだもよう。
開店のビッグウエーブ(お客さんの波)が少しおさまった頃、大急ぎで搬入に来たのは、貞子さんと敬子さん(写真左は、女性部会長の鎌田さん)。
できたてホカホカのお惣菜を、テキパキと並べていきます。
綺麗に陳列できました。何と、ここにも当協議会の会員さんのコーナーが!
山内みどりさんが代表を務める「華の豆会」の新鮮なお豆腐が、すぐ上段でした。
ここだけの話、このコーナーに並んでいるもの全て、よどぎみは制覇しています(もちろん、食べるという意味で)。
ホントは、真剣に作りつつも時折、楽しそうな笑顔でコミュニケーションを取りながら作業をしていた皆さんです。
カメラを向けられても手を休むことは殆どなく、慣れた様子で仕事を黙々とこなす姿に尊敬しました。
オープン前日の調整でお忙しい中、快く取材させていただき、ありがとうございました。
県央地区現地特派員 よどぎみでした。
グリーン・ツーリズム推進協議会HP
美の国秋田 桃源郷をゆく
ツイッターでつぶやき検索
《twitter》→ハッシュタグ #akita_gt #greentourism
皆さんの得意料理
貞子さん→「煮物だば、な~んでも。」フキの炒め煮にも代表されていますね。
美江子さん→「きりたんぽとか、鍋物」大館ご出身だという彼女。流石です!
則子さん→「お掃除?片づけとか」お料理なんですが^^;でも、祐子さん曰く「則子さんだば、何でも作れるんだ。謙遜して?」とのこと。縁の下の力持ちなんです。
植村さん→「料理じゃないけど、お菓子作りが好き。」チーズケーキやババロアなどが得意ですが、シーズンの水ようかんも美味しいらしい…(ぜひ食べてみたぃ!)。
2010年7月30日13:26 | 県央情報 | Trackbacks (0)