農家の母さんから教わること
山菜のシーズン。「この晴天を無駄に過ごすわけにはいかないから、山菜採りをしてこよう!」と思い立ちました。
ただ問題は…山菜採りに関して私はまったくの初心者だということ。「何だぁ、よどぎみ、こういう仕事してるのに山菜採ったことないって?!」というお声が聞こえてきそうな程・・・食べるのは好きですが、採り方や下ごしらえの知識があまりありませんでした。
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そこで今回は「農家レストラン地張庵」の山内みどりさんのご協力のもと、秋田市雄和、山内さん宅裏の山林を案内していただきました。
庭には、たくさんの水蕗が。
塩茹でして、筋を剥くと料理に使えます。
すごい茂みにも、颯爽と歩く山内さん。
「藤の花なってだね」
淡い色が、とてもきれい。
「ひこひこだば、あど伸びでしまった」
「アザミも、いつもだば、もっと若いうちに採るんだども、せんだっての雨のせいで、ばおばおじぐ(大きく)なってだ。若い葉っぱのどご、刈ってってな。そこだばやっけ(柔らかい)がら」
生活用水として現在も使用されている山水。山菜の土をほろったりしました。
「セリ、採ったよ!」山内さんに撮っていただきました。
ゴマとマヨネーズで和えると美味しいんですって(その晩いただきましたが、写真を撮り忘れ…。でも、香りが強くて美味しかったです)。
「わがってる人だばそごさ車停めて採ったりしてるんだども、若い人だば興味ねえべ~なんて思ってあった」と、山内さん。
戦後の食糧難の時は、食べれるものは何でも食べたし、農作業はもちろん山菜採りも子どもが手伝ったものらしいです。
昔はすべてにおいて不便だったかもしれないけれど、そうして苦労しただけの知識が、体にしみこんでいるのでしょう。
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こちらは山内さん宅の水田です。
「わだし、このとおりで(店やとうふ工房の方につきっきり)でしょ、だがら田圃は父さんにまがへでるの」
家族の協力があってこそ、農家の暮らしは成り立っていくのですね。
こんど秋にキノコ採りに挑戦してみようかな。
親切にご指導いただき、どうもありがとうございました!
県央担当よどぎみでした。
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・・・花まるっ協議会 会員情報・・・
農家レストラン「地張庵」
代 表 山内みどり
住 所 秋田市雄和石田字中大部30
電 話 018-886-4655
営業時間 午前11:30~午後3時
定 休 日 1?3月までは、毎週水曜日
料 金 ランチ…¥900
(夜のお食事ご予約承ります。※5名様以上)
グリーン・ツーリズム実践者の“想い”にスポットをあてた冊子「moi」でも、山内さんの活動の様子や、それを支える仲間のお仕事ぶりを見ることができます!
2010年6月4日11:12 | 県央情報 | Trackbacks (0)