泥んこになって田植え体験!(5/29)
秋田県は全国有数の米どころ・大仙市西仙北で、「西仙北グリーン・ツーリズム推進協議会」が主催する春の田植え体験ツアーをしてきました。よどぎみが参加したのは、その一日目となった5月29日。お世話になった受け入れ先は、ご存知「百笑村」の佐々木義実さん・京子さん夫妻宅です。杉並区の大塚ろう学校永福分教室の皆さんと一緒でした。
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「軽トラの荷台に乗るの~?!」と言うのは大人たち。
子どもたちは何の疑いもなく、嬉しそうによじ登っています。
「行ってきまーす!」と、発車しかける軽トラ。
よどぎみを置いていかないで~!
義実さんのところでは、ビニールハウスで育苗した水稲を植え付けていきます。
「このぐらい、5本ずつむしって植えていくんだ」と、義実さん。
「え~、素足で入るの???」と、若干戸惑っている子どもたち。
「長靴だと、足とらえるや!裸足、はだし!」
おそる、おそる…。
「きゃっ!(冷たいらしい)」
「この、十字になったところに植えて・・・」
身振り、手振りで指導する義実さん。
みんなで、一斉にスタート!
ひたすら、真剣、黙々。
でも、たま~に、♪ハミング♪が聞こえてきます。
「歌ってても、いいんですよね?」
「見て~!上手になってきたよ!」と苗を持ちあげるのは、NHK秋田放送局の新人女性3人組、芹川幸子さん、藤田日向子さん、川﨑香奈子さん(左より)。
刈和野駅から義実さん宅に向かう時、藤田さんを乗せて行ったのですが、千葉県松戸市がご出身だという彼女、よどぎみの親戚が以前住んでいたところに近くて道中意外な地方ネタで話が弾みました。
「秋田って、自分が小さい頃に住んでいた奈良の風景にちょっと似ています。緑がすごいですね!なんかホッとする~」と、キラキラした笑顔で話してくれたのでした。
手持ちの苗がなくなると、あちこちから「ねっこけれ~!(苗ください)」の声が。
みなさん、微妙なイントネーションの秋田弁で叫んでおりました…いいですよ?。
そして投げる橋都(はしづめ)満治先生。
「行くぞ~!」
ナイスキャッチ!
すると、周囲が湧く。
「素質あるな~!」
こんな一コマは、手植えならでは。
「もう、だいぶ慣れたよ!」
子どもたちの順応力の高さには驚かされます。
おっと、足とられる。
油断大敵…。
「受け入れするってば、まずどんなものかって、自分が参加者として体験してみなきゃわからないでしょ?」と、秋田市の伊藤恵子さん。
農作業の仕方は知っているのですが、開業に向け、日々グリーン・ツーリズムの勉強をなさっているのだそうです。
よどぎみが植えた列は、二列から途中一列になり、また二列に合流…。「刈るどぎ、わげわがらねぐなるな~いいどもよ(苦笑)」す、すみません…(汗)。
何でもそうだと思いますが、実際見るとするとでは大違い。頭では解っているつもりでしたが、身体がついていかないって、こういうこと。
よどぎみは県の方に「カメラより重いもの持ったことないような顔して、(農作業体験)やってらなが~」とからかわれてしまったぐらいにして・・・。
すごい泥だらけなのに、この笑顔!
田んぼは、子どもの遊び場となりました。
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休憩後、気分も新たに丸太積み。
義実さん宅でひと冬に使う、薪ストーブ用の薪木です。
義実さんのお向かいさん、加藤芳雄さん。
子どもたちが大きな丸太を積むたびに、「おぉ~、力持ちだな」と、目を細めながら激励。
私たちが体験を終えて帰る時も、小屋の裏で黙々と仕事を続けていました。
農家の人の通常の仕事姿が、逆に印象的に映ってしまったのでした。
何気に、田植え体験は人生初のよどぎみがお伝えしました。
2010年5月31日14:57 | 県南情報 | Trackbacks (0)