「五城目朝市・山菜まつり」
●春の朝市まつり
下夕町(通称朝市通り)の五城目朝市で開催された、恒例の「山菜まつり」。
郵便局の前では「秋田名物キリタンポの元祖・だまこ鍋」のコーナーが。地元で採れた米で作った「だまこ餅」を、地鶏ガラ・昆布・かつおぶしのスープでいただきます。
「以前はうちのお父さんが山菜を採っていたけれど、腰痛めてからはここで買って、毎年県外の親戚に送っています」と、新鮮なたけのこを購入していた買い物客。秋田の山菜の美味しさは、全国的にも有名なのです。
これ、全部大豆です。こんなに種類が豊富だって知っていました?種(豆)の栽培方法なども教えてくれる、ここが朝市の良いところ。
「雪の下茸」という、珍しいキノコが売られていました。味噌汁・南蛮煮・鍋物などによく合うそうです。おススメの調理方法や食べ方を教えてくれるのも、朝市の良いところ。
朝市プラザ「いぢび」の前では外れナシの「朝市抽選会」が開催されており、買い物を終えたお客さんで賑わっていました。抽選券をいただいて、よどぎみも参加。何と3等の新鮮なミズが当たりました♪
以前こちらのブログでも紹介させていただいた安田のつくだ煮本舗の安田さん。相変わらずガラスケースを丁寧に磨きながらお客さん応対する姿に感銘。商売人の鏡ですね。「以前買ったのが美味しかったですよ」と言うと、嬉しそうな笑顔サービスしてくださいました。こういったやりとりが、朝市の楽しいところですよね。
歳の市の時に食べ損ねたおやき屋さんでは、念願の「朝市名物・手作りおやき」が残りわずかながら買えました。ほかほか、もっちり、表面はカリッとしていて美味(よどぎみのお昼ごはんとなりました)。
美味といえば、通りにある唯一のパン屋さん「あったか小町」の焼きたてパン!朝市限定の「こまち食パン」は、米粉ではなく炊いたご飯をそのままパンに使用しており、もちもち食感が自慢です(ホテルブレッドや角食は、世界自然遺産・白神こだま酵母をしようしているそう)。
●髙性寺Jazz Impression
最近、あちこちのお寺でjazz concertが開催されていますね。?性寺では今回3回目となるのですが、地元出身のグループによる演奏が好評を博し来場者推定2000人以上(びっくり!)と、大勢のお客さんでお寺が埋め尽くされていました。
五城目第一中学校の吹奏楽部によるブラスバンドは大盛況で、孫を見るような優しい表情で見ているお年寄りや、家族で応援に来た人もおり、あたたかい声援を送っていました。
ックスパートのソロを務めた三年生の藤田陽(みなみ)さんは、「緊張したけど、アンコールが湧いた時は、“自分たちが五城目町の為に演奏してる”って感じて嬉しかった。」と話してくれました。
指揮棒を振った加藤先生は「子ども達が将来この五城目を離れて行ったとしても、今日のこの日を思い出してくれることを願っています。そして五城目が本当に良い町だったと、いつか戻ってきてくれるといいですね。」と、おっしゃっていました。
演奏を終えた子ども達は、達成感でキラキラとした笑顔ではしゃいでいました。きっと、子どもたちの心に残ったことと思います。
「境内にある樹齢500年以上のケヤキの木のもとで、綺麗な空気に触れ癒やされながら、目と耳で素敵な音を楽しむのが良いと思います。お寺はもともと、魂が浄化されるところですので」と八木下真全第80代住職。お寺にこんなにたくさんの若者が集うのは、ちょっと前には想像すらできなかったことです。が、賑やかに人が集まるお寺…発想を変えると色々なことができるのだなぁと感心しました。
こちらがその、樹齢500年以上のケヤキの木。町指定文化財に指定されています。?性寺は1144年(天養元年)、森山坊が沢に建立したとされており(寺伝による)、朝市の守護神である大市比売命(おおいちひめのみこと)の神像を祀った山王堂があります。
八木下真全住職(右)と、抽選会でもお世話になりました「いぢび」の工藤洋平さん(左)です。
同じく「いぢび」の佐藤雅之さん(左)と、FMあきたの畠山崇アナウンサー(右)。会場設営から来場者の誘導に至るまで、お疲れ様でした!
●五城目神明社番楽競演会 山内番楽保存会・中村番楽保存会による番楽と、内川ささら保存会による佐々楽が演じられました。
中村番楽保存会の石井茂良氏による口上。
※こちらの番楽競演会についての詳細は後程、「秋田花まるっグリーン・ツーリズム推進協議会HP 美の国秋田・桃源郷をゆく」の「ふるさと秋田に学ぶ」内でご紹介する予定です。お楽しみに!
一日五城目日和の県央担当よどぎみでした。
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髙性寺のそばを、285号線に向かって遊歩道が整備されていました。日中の散策にはおススメです!
朝市やイベントがある時に開く休憩所。酒屋の倉庫として使用されていた旧建物の趣を残したまま、再建されました。
2010年5月19日21:15 | 県央情報 | Trackbacks (0)