学生たちの「米」ニケーション
県内7校の農水高校による「農水高校フードフェスティバル」が、明徳館高校前にて行われました。売り子はもちろん生徒。自分たちが実習で栽培・収穫した青果物と水産加工物を持ち寄り販売するため、自信満々。元気な笑顔で接客する姿は、来場者に毎回大好評です。
11月7日(土)と10月3日(土)の様子を、併せてお伝えします。
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写真は、県立男鹿海洋高等学校が実習で捕獲した鯖を使用したサバ缶。 「缶ごとお鍋にすると美味しい」と言うのは、大人気のサバ缶を求めてやってきた嵯峨さん。こちらは整理券を配るも、販売開始から10分と経たないうちに完売。購入できず残念がる方に「男鹿のアンテナショップにも置いてますので、是非そちらにも足を運んでください(※数に限りがあります)」と生徒。キラキラした笑顔とともに話していました。ま、まぶしい・・・*
このフェスティバルは農産物の収穫が可能な7月~11月の第1土曜日に行われ、毎月持ち回り制で担当校が決められています。今年のトリは大曲農業高等学校(以下、大農)。
今年度は今月が最後とあって、オープニングからとっても賑やか。大農の郷土芸能部の生徒は「おこさ節」や「おばこ節」などの手踊りや、三味線の演奏などを披露し、訪れたお客さん達を出迎えていました。
「米ニケーション~大農米でつながる秋田の笑顔~」と銘打った大農ブース内では、大農の新米100%のどん菓子実演と、お餅の試食会が行われました。
こんな重厚な機械で作っていること、ご存知でした?
こちらは試飲のぶどうジュース。あまずっぱくて、新鮮な味わいでした。
高校教育課の荻原健一氏が「実習で作った農産物を通じて、仲小路の賑わいや活性化につながれば」と話されましたが、まさにそうですね。高校生が頑張って作った物って、何だかとてつもないパワーを感じます。そのパワーをもらったお客さんも、自然と笑顔になることでしょう。
大農3年の石山千明さんは、「皆が注目してくれていることを、肌で感じる」と話してくださいました。
今年はいったんお休み…来年7月の開催をお楽しみに!
■農水高校フードフェスティバル問合せ先
秋田県教育庁高校教育課 ものづくり教育推進班
TEL : 018-860-5167
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こちらは、10月3日(土)の様子です。担当校は増田高校でした。
増田高校の横にある果樹園で収穫された巨峰やレッドナイアガラを、移動販売するという、ユニークな農業科学科の生徒さん方(写真は本人より了解をいただきました)。
また、農場部の先生と生徒が協力して餅つきをし、つきたての「りんごダンゴ」と「きなこ&あんこモチ」がお客さんに振る舞われました。
両日とも試食会でお腹いっぱいのよどぎみでした。
2009年11月12日20:22 | 県央情報 | Trackbacks (0)