秋田花まるっグリーン・ツーリズム推進協議会ブログ

山の恵み・森の市

第20回 「森の市」 山の恵みに感謝
去る10月10日、雄勝広域森林組合主催の「森の市」(会場:同組合)が秋晴れの中、開催されました。この「森の市」、今回で20回目を数えます。これまでに毎年5月と10月の年2回の開催を実施してきて、ちょうど10年目という節目のときに取材に行って参りました.
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この森の市、駐車場はあっという間に満車となり、会場付近は車の列。地域の人はもちろん、秋田市から来場するお客さんもいらっしゃるとか。回を重ねるごとに森の市ファンは増える一方だそうです。実は私、今までにこのようなイベントが開催されていたことを知りませんでした。このイベントに関して派手な宣伝を行っていないからです。でもお客さんがこんなにいるのはなんでだろう?私の頭の中は、しばらく「?」でいっぱいでしたが、会場にいるうちに理由が分かりました…



休憩場所ですらこんなに人で混みあってます。
理由は単純。あっちもこっちも子供からお年寄りまで全ての年代を虜にする企画ばかり。来場者には蕎麦や芋のこ汁、ジュースなど無料チケットが配られ、どのコーナーも長蛇の列。先着300名様に苗木のプレゼント!更にはお楽しみ抽選会!また、「森の市」と言うだけあって山の恵みであるなめこ、まいたけなどの各種キノコや滅多に見ることのない野生の木の実、それを使ったジャムなども店頭を賑わしました。

無料で振る舞われた芋のこ汁。大盛況で店員さんの手が止まることはありませんでした。
主催者である組合員さんもみんなパワフルで会場を盛り上げました。口コミで広がって地元では人気イベントになったのではないでしょうか。この「森の市」、チェックしないと損しますよ!
 木工教室
  大人気!

中でも私が気になったのは親子対象の木工教室です。端材でラックや巣箱など好きなものを選んで作ります。お父さんやお母さんがお子さんに教える姿だけでなく、お孫さんが釘を打つ様子を見守るおじいちゃん、おばあちゃんの姿も見られました。端材とはいえ出来栄えは売り物同様で、興味津津なお客さんがそこに集まるほど。
やっぱり大人だって作りたい!!そんな皆さんも楽しめるのがこちらのコーナー。 ↓ ね?大人もすっかり童心に帰って夢中でしょ??皆さん、壊れないように大事に持ち帰っていらっしゃいました。

最後に餅つき大会で会場内の注目を集めます。子供は普段見たことのない餅つきに釘づけになり、年配の皆さんは口々に「懐かしい」「見るの何年ぶりだべぇ」とその場から離れられない様子。
「ぼくも」「わたしも!」
このあと、皆さんにつきたてのおいしい餅が振る舞われました。
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「森の市」ファン。また今回も多く獲得したのではないでしょうか??
私もそのファンの一人になりました。次は寒い冬を越えて5月に開催される予定です。秋とはまた違う山の恵みにお目にかかれることでしょう。次は苗木のプレゼントに並ぼうかなぁ。今から参加意欲に掻き立てられます。皆さん、5月ですよ、5月!!お忘れなく。
「森の市」主催/雄勝広域森林組合                                                                                              県南担当・けこさん

2009年10月23日13:46 | 県南情報 | Trackbacks (0)

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