12月21日、あきたTABIYORIが企画したツアー「伝えたい郷土・秋田の味をおみやげに」という
日帰りツアーにお邪魔してきました。毎回いくつかあるメニューの中から、参加者が習いたい料理
を指定して、おばあちゃんに教えてもらうツアーです
今回は「ハタハタ寿司」!教えてくれる先生は、農家民宿のどか(仙北市西木町)の高橋佳子おばあちゃん
です。
秋田市や大仙市から参加した皆さんが会場(民宿)に着くと、「まず休め」というおばあちゃんに
誘われて、お茶を飲みながら説明を受け、焼きたての「おやき」を食べてすっかり和やかな雰囲気に。
「先生」と呼ぶと、すかさず「先生なんかじゃねぇ、『ばあちゃん』って呼んでけれ」と笑うおばあちゃん。
そのほのぼのとした雰囲気のまま、全員で台所に立ちました。
あらかじめ何日も前から塩漬け、酢漬けをしてくれていたおばあちゃん。
でも、残してくれた数尾ずつのハタハタを、参加者の皆さんが下ごしらえしていきます。
頭と内臓を取るときのコツや、塩加減をみるポイントなど、ちょっとしたひと手間を教えてくれました。
そして、一緒に漬けこむ具材を揃え、容器にハタハタと具材を並べるお手本をおばあちゃんが見せると、
参加者の皆さんは一斉に写真タイム。笹の葉、ハタハタ、ふのり、にんじん、しょうが。
彩も豊かに美味しそうに仕上がりました。
出来上がると、昨年のハタハタ寿司をいただきながら、更に食べるときのコツの伝授。
参加者の皆さんからは、体験中から満足な感想がたくさん聞こえてきましたよ。
「参加して楽しかった」
「体験だと、レシピを見て作るより会話ができて楽しい。ちょっとしたコツを教えてもらえるからいいね」
「家に帰ったら、またハタハタ寿司を作ってこの樽の上に重ねていけばいいね」
また、「おばあちゃんのお家に来たみたい」という農家民宿での調理体験を楽しんだ方も。
今回漬けたハタハタ寿司は、ちょうどお正月のあたりには麹もやわらかくなって食べごろになる
とのことでした。皆さん、美味しく出来上がっているといいですね!!
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今回作ったハタハタ寿司のレシピはこちらです。→ダウンロード(仙北市 総合産業研究所)
佳子おばあちゃんは、郷土料理を次の世代に教え伝えるために仙北市で結成された
「TEAM 仙北ばぁば’S」のひとり。ハタハタ寿司はもちろんですが、
ばぁばたちが教えてくれるレシピ本が、なんと!ダウンロードできるんです!
詳しくは、こちらのページをご覧ください。
●食の伝道師 仙北ばぁば’S「昭和な食卓」レシピ本(仙北市総合産業研究所)
そして、今回のTABIYORIの同ツアーは、今後も開催予定です。
HPはこちら
申込み・問合せ先:仙北市T.I.C(秋田内陸線旅行センター仙北営業所)TEL 0187-42-8377
協議会事務局
2012年12月28日16:00 | 県南情報 | Trackbacks (0)