秋田花まるっグリーン・ツーリズム推進協議会ブログ

秋田内陸線 低速走行実験列車「ゆっくり秋の里山号」

ゆっくり秋の里山号

11月、くまのたいら企画(北秋田市)が主催し、秋田内陸縦貫鉄道で募集のあった、
低速走行実験列車 ゆっくり秋の里山号に乗車してきました。
これは、角館駅ー阿仁合駅間(60km)を低速走行(上り1時間50分、下り2時間40分)し、
ゆっくりと進むお座敷車両で車窓風景や昔語り、郷土のお菓子をいただくなど、楽しみ方の
可能性を探るため、実施されました。
ゆっくり秋の里山号 まっすぐなレール

今回の臨時列車のために作られたヘッドマーク。モニターの皆さん、自分たちのために作ってもらった
気持ちになって、写真を撮りまくります。乗り物は、その速さに注目されがちですが、今回のツアーのように
のんびり進むのもいいですね!10名の募集枠に60名の応募があったという今回の企画列車。
その数字を聞いただけでも、このような企画をもっと待ち望む声が聞こえてきそうです。

藤井けい子さん 藤原まりさん(田沢湖語りの会)

車内で、出発地点である仙北市のおやつを乗客に配ってくれたのは、本協議会理事長・
農家民宿 泰山堂の藤井けい子さん(左)。そして、秋田弁たっぷりの柔らかい口調で
昔語りをしてくれたのは、田沢湖語りの会の藤原まりさん(右)。
おいしいお菓子をいただきながら聞く昔語りに里山の風景が加わると、車内の雰囲気も
の~んびり。

おやつ 漬け物
往復の間に社内で配られたおやつと漬物。
西明寺栗の渋皮煮など、この土地ならではのおやつにモニターの皆さん、大満足でした。

阿仁合散策 ぶなかのか弁当
目的地である阿仁合駅を降りると、ふるさとあに観光案内人の会の皆さんに案内をしていただき、
駅周辺を散策するミニミニフットパスツアーを行いました。阿仁鉱山の歴史を聞いたり、寺社の説明を
受けながら歩く時間。急ぎ足になってしまいましたが、有意義な時間でしたね!
お昼は、ぶなかのか弁当と馬肉シチューが配られました。ぶなかのか(=ブナハリ茸)というだけ
あって、山の幸がいっぱい。お腹いっぱいになる昼食後は、更にのんびりな旅が続きました。

森吉のじゅうべえ 森吉のじゅうべえ 森吉のじゅうべえ

走行地点の至る場所で出現する、内陸線公式キャラクターの「森吉のじゅうべえ」。
関係者も「ここで出てくる予定はなかったんですけど…」と言うほどサービス精神に長けていました。
おかげで、里山の中にじゅうべえを探すという新たな目的までできた気持ちで、モニターの
皆さんを楽しませてくれました!ありがとう!じゅうべえ。

車内の様子 車内の様子

道路からは見えず、内陸線に乗らなければ見れない滝、トンネルの入り口と出口を同時に見られる
5697メートルの十二段トンネルなどなど、見どころたくさんの絶景ポイントを教わりながら走る旅。
旅行商品化への手ごたえとそれを望む声が、関係者とモニターの皆さんから聞こえてきました。

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秋田内陸縦貫鉄道の企画列車、「ごっつお玉手箱列車」は、沿線の農家のお母さんたち
(グリーン・ツーリズム西木研究会)が、旬の料理を各駅から持ち込む面白い列車です。
詳しくは、こちらをダウンロードしてください。
ごっつお玉手箱列車
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協議会事務局

2012年12月19日10:00 | 県北情報, 県南情報 | Trackbacks (0)

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