仙北市西木町に世界が大集合!
今秋、秋田県内の各大学に来ている留学生が仙北市西木町を訪れ、
1泊2日の農業体験をしました。(総勢35名が5軒の受入農家に分散)
「一体どんな体験や出会いがあるんだろう!?」
大きな期待と小さな不安が見え隠れする中、いざ受入農家へGO!
―泰山堂にて―
昔懐かしい日本の象徴である囲炉裏を囲んで7カ国の体験参加者が大集合!来日してわずか3日目という学生もいる中、多国語が飛び交います。しかし、言葉の壁を感じさせない笑顔でパチリ☆
「 “おしん” デ ミタ ヘヤニ ニテイマス 」
★・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*
[#IMAGE|c0214156_12592118.jpg|200912/02/56/|left|240|180#]留学生同士もこの場が初顔合わせ。自己紹介をして少しずつみんなが打ち解けていきます。緊張の場を和ますのはやっぱり泰山堂のお母さん!
(藤井けい子氏 写真:左)
[#IMAGE|c0214156_131278.jpg|200912/02/56/|right|240|180#]― 栗の選別―
お父さん(藤井直市氏)の指導のもと、栗の選別から開始。「簡単そうに見えてどれが虫食いなのか分かりにくい。」とみんなの声。それにしても栗の数に一同驚き!
[#IMAGE|c0214156_1323639.jpg|200912/02/56/|left|240|180#]お母さんが子供のころは生栗をよく食べたとか。試しにみんなで生栗を試食。
「甘い」
「煮たほうがやっぱりおいしい」
感想は三者三様。
★・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*
[#IMAGE|c0214156_1392748.jpg|200912/02/56/|right|180|240#]
― きりたんぽ作り―
お父さん「水加減に注意!」
初めてのきりたんぽ作りにあちこちから「楽しい♪」という日本語が聞こえてきました。
一人に一本ずつ
味噌たんぽ。
「味噌は自分でつけて?」
とまずはお母さんが
お手本。
甘く煮詰めた味噌をしゃもじに絡ませ、きりたんぽをコロコロ転がします。
初めてにしてはみんな上出来!
きりたんぽに少し焼き目が付くまで一休み。
おいしくできるかな?
東屋の解放感がみんなの会話を弾ませます。
★・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*
― 大豆の選別作業 ―
一粒一粒丁寧に。お父さんの目が光ります。細かい作業ですが、普段は藤井家のおばあちゃんの仕事だそうです。
―枝豆の収穫―
「アメリカデハ エダマメガ ブームデス。」
塩をかけずに食べるそうです。
おやつの大学芋。
「味がいまいちのときは小学芋か中学芋だな」
とお父さん。
「日本人の男の人って女性をほめないよね」というお母さんに一同納得。
お父さん苦笑い( ^^;)
★・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*
四方を田んぼで囲まれた農道をみんなで散歩。
何気ない田舎の風景が「感動」をもたらします。
☆ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
コミュニケーションに欠かせないもの=「ことば」とよく言われます。
でも言葉が最も重要か、と言えば私の答えはNOです。
農業体験を通して多国語が飛び交う中、コミュニケーションに
つまずくことは多々ありました。
しかし、だからといってみんなが分かりあうこと、助け合うことを
止めるわけではないですよね。
国の違いなんて意外とちっぽけなものかもしれません。
楽しい時間はもちろん、心の交流という大切なものに
気づかせてくれた泰山堂のお父さんとお母さんに感謝!
以上、グローバル・グリーン・ツーリズムでした☆
県南担当・けこさん
★・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*
~花まるっ協議会 会員情報 ~
泰山堂
●1泊2食付き/6000円(大人)・4000円(小学生)
幼児無料
●1泊朝食付き/4000円
●1泊素泊まり/ 3000円
●昼食のみ/1000円(1食)
冬季間は暖房費として一人当たり300円追加。体験料無料。飲み物は持参。
◆住所 〒014-0513仙北市西木町小渕野字落合56
◆TEL&FAX 0187-47-3103
2009年12月2日15:17 | 県南情報 | Trackbacks (0)