1月27日、大仙市内にて、大仙市都市農村交流推進協議会(会長:古谷恭子)の研修交流会が
行われました。同協議会は、2010年6月に設立されて以来、47名の会員で構成されています。
今後も充実したグリーン・ツーリズム活動に取り組むため、たくさんの会員が研修会に集まりました。
研修会では、グリーン・ツーリズム先駆者の一人、仙北市田沢湖で民宿彦六を営む、
田口久義さん(写真左)が、農林漁業体験受入に対する心構えなど、自らが会長も務める、
NPO法人田沢湖ふるさとふれあい協議会の事例を含めながら、秋田県のグリーン・
ツーリズムについて、基調報告をして下さいました。
続いて、㈱JTB首都圏千葉支店の村岡輝久支店長が、
「旅行社から見たこれからのグリーン・ツーリズムについて」と題し、講演して下さいました。
村岡氏は、地域に必要なものとして「自立・個性・進化・競争」を挙げ、地域の独自性を
アピールすることが大切と説いて下さいました。
また、「食」は旅の醍醐味という村岡氏のお話も印象的。教育旅行でやってくる子どもたちに
とって、好物を与えられるより、その家庭で食べている食事や地域の伝統料理を通して食文化に
触れること、家族みんなで食べることでもっと料理が美味しく感じるという説明に納得です。
研修会には、同協議会会長である古谷恭子さん(写真左)(農家民宿季節の郷、ふるさと、
仙北平野あぐり耕房推進協議会会長)をはじめとする花まるっ協議会会員、花まるっ大学受講生
(写真右:絹川さん)らも出席されました。
皆さん、こういう場を踏み、経験を重ねた上で、たくさんの子どもたちと交流を楽しんでいるんですね。
今回の貴重なお話を糧にして、また大仙市を訪れる子どもたちの姿が待遠しくなったのではないでしょうか。
★花まるっ協議会会員(研修会関連)
■民宿 彦六 ・ 体験受入 NPO法人田沢湖ふるさとふれあい協議会 (代表:田口久義)
★花まるっ協議会会員(大仙市)
■農家民宿 季節の郷・ふるさと(代表:古谷恭子)
■農家民宿 ファーム・イン・ナチュレ京美園(代表:小松京子)
■ 体験受入 秋田百笑村(代表:佐々木義実) ■体験受入 アイターン農産(代表:阿部忍)
■ 体験受入 自在屋(代表:川井達弘) ■体験受入 仙北平野あぐり耕房推進協議会(代表:古谷恭子)
■ 農家レストラン 元気な農家(代表:田村誠市) ■直売 ナチュラルスタンスクラブ(代表:佐々木彰)
県南担当 けこさん
2012年2月3日08:30 | 県南情報 | Trackbacks (0)