以前こちらのブログでも告知しておりましたが、秋田市将軍野にある農家レストラン「雅庵」の新そば解禁日!(←こういう言い方するのかは不明ですが…)蕎麦には目がないよどぎみ、早速行って参りました~♪
農家レストラン「雅庵」の十割蕎麦は、北秋田市合川地区で雅子さんら「三里そばの会」が栽培した蕎麦です。
「昔は手刈りで乾燥させ、ムシロを広げてほろぐ。そうして実を落とし、殻もむかずに(玄ソバのまま)石臼で挽いて、無駄なく全部使ったもんだよ」と雅子さん。そうか、以前食べていた十割蕎麦がぼそぼそした食感だったのは、この殻のせいだったんだ~。現在は、「三里そばの会」の会長・松橋勇夫さんが、蕎麦の実が五歩ほどついたところで刈り、実の各層を取り分けずに三番粉までを、その都度蕎麦粉に挽いているそうです。
(写真左)熱湯・卵・木綿豆腐をつなぎとして使用しているため、見た目よりなめらか。ざるそばは、温かい蕎麦に変えることもできます。
(写真右)待ち時間に眺めていた、雅子さんが「落書き」だと謙遜する絵。一枚一枚色彩やタッチが違うので、「同一人物が描いたとは思えない」と伝えると、「感動したことそのまま絵にしているから。そのときの感情によって変化するの」とお答えが。
鯉の甘煮、鯖すし、黒豆煮、ゼンマイ煮、茶碗蒸し、赤蕪甘酢漬け、りんごなど、季節の食材を使用し丁寧に作られた日替わりそば御膳(¥1,500)。 生きたまま捌く「まな板の上のコイ」…こっくりとした甘さが後を引く「鯉の甘煮」は、圧力鍋で仕込んであるため軟らかく、骨までいただくことができました。白いご飯にも合いそうです♪
「この鯖すしは、作り方教えてってよく言われるの」と雅子さん。「黒豆煮は、このあいだ“米粉を使用した郷土料理教室”でレシピをお話ししました。…私は、どこの家でも普通にいただく家庭料理と思っていたけれど、今はこういうのが珍しいんだものね。毎月29日の“食の寺子屋”では、こういった“食”に関心のある方々が集って、料理のお話をしたりします」。冬期(10月~3月)は、きりたんぽ鍋もあります(要予約)。
そんな雅子さんから、黒豆煮のレシピを教えていただきましたよ!さっそくチャレンジしてみよう☆
★福岡家の黒豆煮
材料…黒豆500g、水2.5リットル、ザラメ500g、醤油大さじ3、塩少々、重曹少々、錆釘(さびくぎ・鉄)15本
作り方…①黒豆は、水洗いしてザルにあげる。②厚手の鍋に水を入れ、強火。調味料全部入れ、沸騰前に火を止めて豆を入れ5時間程おく。③中火にかけて沸騰前に火を弱め、さし水1カップ。また沸騰前にさし水1カップ。④落とし蓋をして、吹きこぼれないように5時間煮る。⑤そのまま一昼夜おいて出来上がり。
※ポイント…煮る時間は、連続で5時間でなくてもOK。
★毎月29日は「食の寺子屋」開催 13:30~15:00
お茶を飲みながら「食」についてお話し合いをします。お気軽にご参加ください。お茶代300円(予約制です)。
手打ち蕎麦と、野菜を中心にした福岡家の家庭料理。いちどそのおもてなしにあずかってみてはいかがでしょう?ホッと温かい気持ちになることでしょう!
農家レストラン「雅庵」
住所 秋田市将軍野東四丁目15-11
電話 080-3339-2735
FAX 0186-78-2736
E-mail fukuoka-m@agate.plala.or.jp
営業時間 昼の部 11:30~13:30・夜の部 17:30~20:00
料金 ざるそば 800円・そば御前一人前 1,500円(ざるそば・焼き魚・煮付け、茶碗蒸し・酢の物・漬物・果物・日替わりサービス品など、8品)
※1日15名様まで、3日前までにご予約下さい。なお12/15〜12/20は臨時休業致します。年末年始休業は12/30〜1/9となります。今年は年越し蕎麦のご注文は承っておりません。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い申し上げます。
ぜひとも蕎麦で体を構成してみたい、県央地区担当よどぎみ
2011年12月16日17:00 | 県央情報 | Trackbacks (0)