秋田花まるっグリーン・ツーリズム推進協議会ブログ

五里合で充実した時間を過ごそう~こおひい工房珈音から~

 雪が降る日も徐々に増え、日増しに寒くなって参りましたが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか?「紅葉は終わったし、まだ本格的なウインタースポーツにはちょっと早いし、寒いからどこにも行きたくな~い」というそこのアナタ!農村地域にあるカフェで、一杯のコーヒーを片手にほっと一息、あたたまりませんか?
 というわけで、再び男鹿市五里合にあるこおひい工房珈音からのお知らせです。

こおひい工房「珈音」のコーヒー

【次回の珈音deマッサージは、12/23です】
 こおひい工房珈音リラクゼーションsoraさんと共同好評企画、「珈音deマッサージ」は12/23(10:00~16:00「こおひい工房珈音」にて)開催です。
コーヒーミル体験★
 ¥500(ご自分で挽いた豆で、コーヒーを楽しむことができます。黒豆コーヒーも体験できます)。
★この日の限定メニュー★
 ☆黒豆茶…¥500 ☆ババロア…¥100(数量限定) ☆和牛カレー…¥500(ハーフサイズ)
 ☆生ハムと滝の頭クレソンのサラダ…¥500 ※通常のメニューもご用意しております。
★「リラクゼーションSORA」の肩もみ&ヘッドマッサージ★
 ¥500/10分(いすに座った状態で行うマッサージです。事前予約は0185-35-2574までお申し込みください。当日のマッサージは予約優先となります。より多くの方が受けられるよう、ご来店のお時間を調整させていただくことがありますのでご了承ください。)

【クリスマス限定缶入りコーヒー豆を販売します】
 クリスマス気分を盛り上げる素敵な模様付きで、赤・白・ベージュ・茶の4色をご用意、お好きなコーヒー豆(または粉)80gを袋に入れ、缶にセットしての販売となります。缶は密閉のフタ付きになっておりますので、豆が無くなった後も便利に使えます。もちろんコーヒーの保存にも最適です!缶に直接豆を入れた場合、約100g入るサイズです(コーヒー豆80g入り缶…1,000円、2缶入りギフトボックス…2,100円)。
 このコーヒー豆缶を2つセットにしたギフトボックスも販売いたします。クリスマスギフトにもピッタリ!ぜひご利用下さい♪

【クリスマスに向け、珈音オリジナルブレンド完成!】
 今回の限定ブレンドは「アンダー・ザ・ツリー」「ホワイトクリスマス」の二種類となります。「アンダー・ザ・ツリー」はクリスマスツリーの下に置かれるプレゼントのように、楽しく、わくわくできるようなイメージで作りました。すっきりとした味わいとほのかな甘みのあるブレンドとなっています。コーヒーが苦手な方にもぜひ一度飲んでいただきたい一杯に仕上がりました。「ホワイトクリスマス」は香ばしい香りと濃い苦みが特徴のブレンドです。そのままでもおいしく召し上がれますが、特に暖めたミルクを注いでいただくとよりおいしく召し上がっていただけます。
 以上のブレンドはいずれもXmas限定コーヒー缶にお入れすることができます。今回のブレンドはクリスマス限定となっております。大切な人への贈り物に、パーティ時のお飲み物にいかがでしょうか?

【箏とコントラバスの調べ】
 バシストとしても活躍され、数々のイベントなどでもお人柄そのままの優しい音色を奏でてくださる、こおひい工房珈音のマスター・佐藤毅さん。先日、男鹿市にある「ハートピア」で、生田流箏曲の田中響子さんと協演するコンサート「箏とコントラバスの調べ」を聴く機会に恵まれました。

箏とコントラバスの調べ

 イベント「プロからマナブ自遊時間」の中のひとつとして行われたもので、男鹿にゆかりのある画家や地元で活躍する陶芸家、パソコン教室を主宰する先生などが、暮らしにプラスαな体験を提供されていました(写真は、「絵画教室」での相馬大作さんと受講生)。
プロからマナブ自遊時間 P1250401

 田中さんと佐藤さんは、秋田市内で年2~3回定期的に行われている朗読の会「語りの時間」を通して知り合ったそうです。「ひいらぎの会」代表である安倍さんの語りと佐藤さんのコントラバスとの共演がきっかけで、同じく語りの会に出ていた田中さんとも意気投合、「いつか一緒に演奏しましょう」との話が持ち上がり、今回男鹿での共演が実現したそうです。
佐藤毅さん 田中響子さん

 チェロとピアノ用に編曲された鹿児島県の民謡「知覧節」を、更にコントラバスと箏用にアレンジしたり、西洋楽器で演奏される機会が多い為、ともすると「クラシック音楽」いうイメージだけをはめてしまいそうになるショパンの「大円舞曲」や、コントラバスでも箏でも演奏することが想像できないようなアイヌ曲なども、お二人の掛け合いで見事に昇華された演奏となりました。
 今回のコンサートの為に田中さんが持参した箏は3つ。曲ごとに調弦を変えなければならないため大変そうでしたが、最後に箏曲の王道である「春の海」を田中さんが独奏すると、場内からはため息に似た歓声と、温かな拍手が沸き起こりました。涼しい顔で演奏する姿は凛々しくて素敵でした。「またいつか一緒に演奏する機会を持ちたい」とのことなので、その時は是非みなさんも聴きに行って見てくださいね。コーヒーのマスターとはまた違った一面を見ることができますよ!

【男鹿市指定無形文化財「琴川すげ笠伝承塾」参加者募集!】 

琴川のすげ田
 もうひとつ。佐藤さんが、地域の仲間と共に取り組んでいることがあります。それが、この「すげ笠伝承塾」です。地域内に自生する竹・すげ・桜皮などを使った琴川のすげ笠は、品質・美しさとも兼ね備えた笠ですが近年、需要が減るにつれ、笠づくりの技法を知る職人も激減。僅かに残ったすげ笠づくり名人たちが、歴史的な文化が失われることに危機を抱き、1996年「琴川すげ笠づくり伝承同好会」を発足させ、「すげ笠伝承塾」で数々のすげ笠づくり講習会を開催しています。
 その活動が認められ「琴川のすげ笠」は2001年、男鹿市無形文化財に指定され、さらに2010年には優れた地域活動に取り組んでいる青年を表彰する「全国地域青年実践大賞(主催:日本青年団協議会)」の「実践大賞」を受賞しました。
 若者グループたちの手によって今度もますます地域の魅力が引き出されていくことが期待されているこの「琴川すげ笠伝承塾」。第2回は12月4日に開催される予定です。第1回に参加されなかった方でも途中参加が可能とのことなので、興味を持った方は、琴川に遊びに行ってみてはいかがでしょう。もちろん見学は無料です。

会場…男鹿市五里合琴川公民館
日時…12月4日(日) 午前10時~
お問い合わせ・お申込…茄子地人協会
 代表・鎌田展禎(e:mail:kamada@email.plala.or.jp)
 前回の様子は、「あきた元気ムラ!」の産地直送ブログをご覧ください。

 写真は、11月中旬に植えたばかりのすげ田の様子です。春には、立派なすげに成長していますように!

県央地区現地特派員 よどぎみ

2011年11月28日16:00 | 県央情報 | Trackbacks (0)

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